人をさらってサイバーウェアを奪い、闇市場に流していたギャング「スカベンジャー」のアジトからターゲットを救った V とジャッキー。くたくたになりながら部屋に戻ってきた V はそのまま泥のように眠りにつきました。
今回はその続きから。
前回までのあらすじ
- はじめてのチュートリアル
- 臓器売買ギャングにさらわれた娘奪還
- V の調子が悪くなった
V の体調が悪い
ギャングとの抗争から一夜明けた朝、さっそく相棒のジャッキーから電話がかかってきました。V のマンションの下で待ってるから来いとのこと。
V は昨日救った女性・サンドラの生体モニターに自身を繋いだときに「何か」をもらったようで、体調が悪い様子。神経ウィルスかも知れないとのこと。人体がデバイス化してコンピューターのようにウィルス感染する時代…サイバーパンクっぽい…!
ジャッキーが V のことを、サイバーウェア専門の施術所「リパードク」へ連れて行ってくれるというので、とりあえず部屋を出てマンションの下まで降りることに。
マンション?いいえ、スラムです。
昨日は帰ってきて部屋に直行だったので、V がどういう場所に住んでいるのかよくわからなかった。自由に動けるようになって部屋の外に出てびっくり。マンションとも屋外とも屋内ともつかない、スラムのような建物の集合体の一区画に V の部屋はあった。構造物がきちんと区切られていないのもサイバーパンクっぽい…。
部屋から出ると「廊下」なんて立派なものはなく、もはや通路、いや公道と言っても差し支えないほどのカオス。ゴミは散らばり、どこに居たのかと言うほど人がいる。
マンション内には屋台区画があったり、ガンショップがあったり、自販機がズラーッと並んでいたりしていて、歩いてるだけで面白い!まさか自室を出てからマンションの 1 階に降りるまでにこんなに時間がかかるとは…。
なんで刑務所とかヤンキーとかって一定数ガチ目の筋トレする人おるん?
Oh!! Japanese DOSUKOI!
マンションの廊下と言えどここはナイトシティ。普通に人が死んでいる。無理に見に行こうとすると蜂の巣にされ、自分が次の死体になる。
こ、これ!洋画とか海外ドラマでよく見るやつ!!大体チャイニーズフードとかが入ってるパックの飯!美味そうだな~一度食べてみたいな~。絶対にそんなに美味くなくてウケるだろうな~。
超大物から受けた仕事
1 階まで降りたらジャッキーが飯を食いながら待っていた。腹が減ってしまったらしい。ジャッキーいつも腹減ってるな。食いしん坊やか。待たせてごめんね。
挨拶もそこそこに話を始めると、ジャッキーがなんと業界の超大物「フィクサー」からどでかい案件を取ってきたと、ウキウキしながら話してきた。「フィクサー」というのはいわゆる「仲介屋」で、犬探しからギャングの殲滅まで、基本的に案件はこのフィクサーを通してうけることになる。
ちなみに昨日の案件も「ワカコオカダ」という、関西弁でしゃべるお婆ちゃんフィクサーから受けたものだったりする。
フィクサーの名前は「デクス」
ジャッキーが仕事を受けたという超大物フィクサーの名前は「デクス」。デクスター・デショーン、略してデクス。以前から大物として名を馳せていたデクスだが、少し前にとある案件で失敗をし身を隠してたらしい。今回カムバックしたとのこと。
「そんな大物が何故自分たちに声を?」という疑問はあるものの、どうやら仲間の T-バグがデクスと昔つるんでいたらしく、そこを経由して声がかかったとのこと。………ふーん?
ジャッキーはすでにデクスと会っており、次は V がデクスと会う番らしい。分かった分かった、今度な。行けたら行くわ。とりあえず今は体調が悪い…先にサイバーウェアの調整をしたいから「リパードク」へ行こう。
目玉の交換を見る目玉
サイバーウェア専門の施術所「リパードク」へ到着すると、さっそく受付嬢とイチャつきはじめるジャッキー。どうやらこのお嬢さんがジャッキーの恋人ミスティのようだ。ここで働いてたんか!!
店内はアジアンテイスト寄りのインテリアで彩られており、ちょっと独特。嫌いじゃないぜこの雰囲気。
このリパードクで主は「ヴィクター」という人物で、奥で V のことを待っているとのこと。早速行ってみる。この体調の悪さが治ると良いけど…。
というわけで、会いに来ました「ヴィクター」!渋い!超カッコいい!声もめちゃくちゃ良い。一生ここで施術受けたい。昔結構悪かった風なのもたまらない魅力です。ここで働かせてください!ここで働きたいんです!!
施術を受けるためにヴィクターに一通り具合を説明して、ついでに「目」と「腕」を強化したいと申し出る V。
まだ正式にデクスとは会っていないものの、受けた案件の大きさからもっと良いスペックの目と腕が欲しいらしい。メジャーリーグ級の仕事を受けるには、装備もそれなりじゃないとね。
V のサイバーウェアを一通りチェックしながら、ヴィクターによる眼球の交換が始まった。「キロシ製」という、めちゃくちゃ良いサイバーウェアをつけてくれるらしい。V はそんなもの高くて払えないと言ったが、今は大きな仕事を受けた V が無事に帰ってくるように最善を尽くすのみだと。金は後からついてくると。トゥンク…。
そしてこのシーン、「眼球を外されて、その外した眼球で自分を俯瞰して見る」というサイバーウェアの特性を活かしたシーンになっており!大興奮!!外した眼球に視神経が残ってるってこと!?どういう仕組?神経信号が物理神経を介して脳に届くのではなく、もはや Wi-Fi みたいな電波化してるってこと…?わからん。何もわからん。でも未来っぽくて好き。
手のひらも何かレーザーっぽいやつで ジジジ と改造されていく V
この世界では人体改造が当たり前になっているという知識はあったけど、いざこうして自分 (= V) の肉体が改造されたりパーツ換装されていくと不思議な気分。オリジナルの肉体に愛着とかないのかしら。
眼球と手を取り替えている間に、体の中の神経ウィルスもすっかり綺麗にしてもらい。コンディションはベストな状態に!サンキューヴィクター!ただし高級なキロシ製の眼球はしっかりツケにされ、21,000 ユーロドルもの大金を支払うことになった。でもサンキューな…。
余談:ブレイキング・バッドのイースターエッグ
ヴィクターのラボにあった黄色い防護スーツ。あの名作海外ドラマ『ブレイキング・バッド』のイースターエッグだ!そうじゃろ!?な!?
もう 7 年も前もドラマなのに未だにこうしてイースターエッグにされるのはすごいなぁ。面白かったもんなぁ、ブレイキング・バッド。
今回のまとめ
ゲームはまだまだ序盤。にも関わらず強烈な『Cyberpunk 2077』の世界の一旦に触れるには充分な体験でした。もうこの先が気になりすぎる。
ゲームを起動して目的地に行こうとすると目を引く景色や人物が多すぎて、ついついフォトモードを起動してしまって、気づくと一時間…みたいな状態に陥ってブログもゲーム本編ものんびり進めています。
それでは、また次の更新でお会いしましょう!
良いナイトシティライフを!