15 日目▽
前回イースト・アングリアの探索が終わったので、メインクエストをやっていこう。ストーリーも面白い、探索もやめられない、もうマジで時間さえ許せばずっとやっていられる。楽しい……。楽しい……。
今回の登場人物
従士オズワルドの物語
イースト・アングリアは混沌とした状況だ。他の地域でもまぁそうなんだけど、人種差別がものすごい。もともとイングランドに住んでいたサクソン人は物を強奪していくデーン人に怒っているし、デーン人は皆そうだと思ってる。
デーン人の中にも静かに暮らしたい人達はいるんだけど、ルエドというデーン人がサクソン人の住み家を襲ってくるせいで、デーン人は皆野蛮で粗忽な人種だと思われている。まぁあながち間違いじゃないんだけど、そうじゃない人まで誤解されるのはちょっと可哀想かも。
ルエドが好き勝手やっているせいでイースト・アングリアの王はすぐ死んでしまう。前王もルエドの戦士団にやられてしまったらしい。そのせいでデーン人もサクソン人もルエドには困っているとか。フィニルは新しい王を玉座に座らせるために動いている。わたしが話しかけるまでスヤスヤ寝てたけどね……。
次の王候補はオズワルドというサクソン人らしい。デーンの女性と結婚して、王位を授かるんだとか。なんでデーン人とサクソン人が結婚するのかと思ったらハルフダン首長という人が決めた、いわゆる政略結婚というやつらしい。
王の素質
オズワルドは見た目の通り、戦いに向いているとは言い難い。サクソン人の貴族なだけあって力はそんなに強くないし、デーン人の常識はあんまり通じない。なによりキリスト教徒なので、むやみに殺生をしたくないタイプらしい。この日もデーン人とサクソン人が言い争っているのを言葉だけで仲裁していた。
オズワルドは婚約者であるヴァルディスとその兄たち、ブローシアとブローダーと共に夕食を共にしたんだけど、まぁ腰抜けのサクソン人だとめちゃくちゃバカにされている。デーン人的には侮辱されたらやり返すのが普通なんだけど、オズワルドはそういうのは嫌みたい。
招かれた場で騒ぎ立てて申し訳なかったなと思うんだけど、ちょっと煽ったらケンカになっちゃったからボコしといた。オズワルドは仮にも次の王になる相手だぞ、あんま調子に乗んなよ。
とはいえ、デーン人の常識も知っておいて損はない。翌日フィニルと一緒になって口論詩のレクチャーをしたり、ホルムギャングという命をかけた決闘のようなものをすることになってしまったりした。実際に戦って分かったけど、やっぱオズワルドはあんまり強くない。ヴァルディスの兄弟が後ろ盾になってくれなかったら、マジですぐ死にそうなくらいには弱い。
でも勇気はある。いざという時の度胸も。これはマジ。ホルムギャングは決闘という体だけど実際は決まり事なんかなくて、卑怯な手を使っても、自分の持てる全ての力を発揮して挑むことが大事だと教える。お侍様の戦い方じゃなくてもいいんだよ。
ヴァルディスの兄弟に認めてもらうために、近場にいるルエドの手下たちを掃除する。そこで手に入れた戦利品を贈り物にするのはどうだろうと言うので、実際に持っていってみたらめちゃくちゃバカにされた。あ~ん?やんのか~?
ルエドの密偵
そんなことしてたら、ブローシアがデーン人の死体を担いでやってきた。どうしたのかと訊いたらルエドの密偵がコソコソ嗅ぎ回っていたという。こいつは殺してしまったけど、他にも密偵が居るはずときいて捕まえてくる。
オズワルドが密偵に詰め寄り、得た情報を吐かせようとする。でも実際に吐いたのはツバだった。きったね!顔にツバを吐きかけられたというのに、オズワルドは怒りもしなかった。キリスト教徒ってこんな感じなん?どんなにコケにされても、殺しは NG らしい。徹底してんな。
ここで判明したんだけど、ヴァルディスはルエドの元妻だったらしい。もう別れてから 5 年も経っているらしいけど。バツイチだったんか。何がよくてルエドと結婚したん……?
ホルムギャング
ルエドの居場所がわかったので、オズワルドが直接乗り込むことに。ルエドは久しぶりに会ったヴァルディスがまだ自分のことを好きだと思いこんでるみたいで反吐が出る。男ってそういう所あるよね。(クソデカ主語)
ルエドの提案により、国をかけてホルムギャングをすることに。力の差は圧倒的だと思うけど、受けて立つと言ったオズワルドの顔は凛々しかった。でも勝てるとは思っていないのか、隙を見てヴァルディスたちを連れて逃げてくれと頼まれる。この国にはヴァルディスたちが必要だと。
いざホルムギャングが始まったけど、やっぱりオズワルドはやられっぱなし。エイヴォルに教わったとおり、落ちてる枝を使ってみたりしたけど敵うはずもなく。あわや崖から掴み落とされるという時に、オズワルドが反撃に出た!!なんとルエドに噛み付いたのだ。まさに決死の一撃……。そのままルエドとともに海の藻屑と消えてしまった。
オズワルドの意思を継ぐ
オズワルドがルエドに立ち向かい死んだという話はあっという間にイースト・アングリアじゅうに広がった。腰抜けの王だと思われていたけど、この一件でオズワルドに対する評価がかなり上がったように思える。サクソン人、デーン人問わず。
この勢いのままルエドの兵を一掃するべく、イースト・アングリアじゅうの兵士に協力を求め、一致団結することができた。この光景は他の誰でもないオズワルドが求めていたもので、オズワルドが居なくなったことにより実現した。う~~ん皮肉な展開。オズワルドに見せてあげたかったというエイヴォルの言葉にただ頷くだけの人になった。
城へ船で向かい、壁を壊し、兵士たちを倒していく。ルエドの兵に長年悩まされてきたけど、イースト・アングリアの人たちが力を合わせればこんなに簡単に倒せる相手だったのか。なんか感動してしまうな……。
城の奥までたどり着くと、囚われているオズワルドがいた。生きていたのか。嬉しくないけどルエドも無事だった。王を人質に取るとは卑怯なやつめ。しかしこのエイヴォル様の前ではただの雑魚よ。戦意を喪失させて、さてどう料理してやろうかと思ったらオズワルドから殺生 NG が出た。やっぱダメっすか。
ここはイースト・アングリアで、王はオズワルドだ。ヴァイキング的には殺したいところだけど、王に従うことにしよう。これでようやく、イースト・アングリアも平和になる。
結婚式と戴冠式
最初はただの政略結婚だから愛なんてない、と言っていたヴァルディスも、(愛が芽生えたかどうかは置いておいて)オズワルドのことを夫として、王として認めたようだった。よかったね。
あんなに馬鹿にしていたブローシアとブローダーも、今ではこの通り。やはり誠実さというのは、続けていれば通じるものなんだなぁ。見習うべきだと思う。
ブローダーと酒飲み対決をした後、なんか急にロマンスシーンが来た。あの、男同士なんですけど、そういうのはアリなんですか?いやオデッセイのときも同性同士のロマンスシーンあったし、いいのか……?まぁいっか!!
ごちです。
そして今回もイースト・アングリアと同盟を結ぶことに成功した。腕輪コレクションがまた増えたよ。ありがとう。
報復の時
幸せな結婚式もそろそろ終わろうかという時、なんと捕えていたはずのルエドが乱入してきた。やっぱ殺しとくべきだったか?オズワルドとまた対決を望んでいた。エイヴォルが代わりに戦うこともできたけど、オズワルドにまかせてみよう。ルエドは手負いのままだし、まぁいけるっしょ。
ちょっと危ないシーンもあったけど、オズワルドが勝った。そのまま殺すのかと思いきや、やっぱり殺さずに追放することになった。めでたい日だし、それもいいか。
これで、本当の本当にイースト・アングリア編がおしまい!!いやー、なんか他の地域と違った感じで面白かった。オズワルドも第一印象よりだいぶ男らしく見えるようになったので、人を見た目だけで判断しちゃいけないなって思った。気をつけよ……。
定住地へ
ランヴィに報告しに定住地に帰る。と、ロングハウスで言い争いの声が聞こえる。泥棒がどうのこうの。おいおい、穏やかじゃねえな。
いま、この定住地の長であるシグルドは不在。不在中はエイヴォルが取り仕切るようにと言われているので、話を聞こうと玉座に座るとまたダグが突っかかってきた。お前、マジで何なの?うるさいんだけど。
気を取り直して話を聞くと、馬の世話人ロワンが大事に育てていた馬の毛を、ホルジャーが無断で切り落として筆にしたという。ホルジャーは、毛はまた生えてくるし借りただけなんだから悪くないと言い張る。ごめんこれはどう考えてもロワンが正しいと思う。許可なく借りたというのは盗んだと同義だ。
ホルジャーがロワンに賠償金を払うよう命じて、この場を収めた。揉め事が絶えないなぁ。気を取り直してランヴィに報告をしよう。
これで同盟国は 3 つになった。つぎはどこに行こうかな。
ランヴィのメモを見つけて読んでしまったんだけど、ねぇもしかしてこれ寝取りフラグですか……?ロマンスシーン来ちゃうのでは?
さいごに
問題が解決したと思ったらまた新たな問題が出てくる。頭を抱えてしまうエイヴォルの気持ちがよく分かる。ダグはどうにかならんもんかなぁ。同じ戦士団として、このままやっていける自信がない。かと言って勝手に追放もできないし、追放した所で待ってましたとばかりに報復しに来そう。どうしたもんか。
つづく
17 日目▽