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今日から私はヴァイキング
昨日の色んな感情を夜の間に書き殴っておいたことにより、なんとか落ち着いて朝を迎えることができた。危なかった。無限ロードを乗り越えるワザップを見つけてなかったら寝覚めも最悪だっただろうから、本当に良かった。
今日から本格的にヴァイキングとして生きていくぞ。パーティーのシーンはもう見たので割愛して、その後の話から。自分のためのプレイ日記なので当然なんだけどネタバレ 1000% なので、もし万が一未プレイの人が居たら注意してください。そんな人はプレイ日記なんて見に来ないと思うけど、念の為。
楽しいパーティーから一転
エイヴォルたちの拠点を襲ってきたのは残虐なキョトヴィという人が率いる集団だった。名は体を現すとはよく言ったもので、その名に恥じぬ振る舞いだった。キョトヴィはエイヴォルの父ヴァリンに自分の命か仲間の命か選べと迫り、ヴァリンは仲間の命を選んだ。俺の命はくれてやるから他の仲間には手を出すなと言い残して死んでいった。
でもさ~~普通に考えてそんな甘いこと許すわけなくない?その選択は素晴らしいものだと思うけど、わたしが襲撃者側だったら絶対に皆殺しにするもん……。だって生き残りが居たら復讐しに来るかもしれないし。キョトヴィもそういう考えの人だったっぽくて、わたしたち友達になれるかも知れないね。
馬鹿なことを考えている間にエイヴォルの両親、ヴァリンとロスタは死んでしまった。たらればは意味がないけど、あそこでヴァリンが戦う道を選んでいたら生きてた未来があったのかな。うーん、いやどうだろう。みんな人質に取られていたわけだし……。
でも、この時代の人達は戦争の中で戦いながら死ぬことによってヴァルハラへ行くことが許されるって話じゃなかったっけ。ヴァリンはそういうの信じてなかったのかな。それとも、それより味方の命のほうが大事だったのかな。真相は闇の中。
その後のエイヴォル
皆殺しを命じられたキョトヴィの手下から、兄シグルドと共に命からがら逃げ出して、氷の張った湖に投げ出されてしまったエイヴォルを襲うのは狼。次から次へと忙しいわね。後に語り継がれる「狼傷のエイヴォル」という名は、ここで付けられた顔の傷のことっぽい。
こんながっつり首筋噛まれてたら死んだと思うけど、なんかカラスが助けてくれて生きてた。このカラスはもとから知り合いだったのかな。名はスニンというらしい。かっこいい。北欧神話では神オーディンに付き添っていたワタリガラスに「フギン」と「ムニン」という名前がつけられていたそうな。スニンはどういう意味なんだろう。
ここで現実世界のレイラ・ハサンたちの会話が挟まり、主人公の性別を選ぶことになる。今回のアサシンクリードはゲーム中でもシームレスに性別が変更できるそうなので、正直どっちでもいいんだけど……。やっぱヴァイキングっていったら獰猛で勇敢な戦士っしょ!ということで男性を選択。
西暦872年
大人のエイヴォルだ!会話をしている相手はなんと、父親の仇である残虐なキョトヴィ。17 ~ 18 年もの間追い続けていたという話が出ているので、もう 20 歳越えてるんですね。キョトヴィもいい歳だと思うんだけど元気そうで何よりです。お前はわたしの手で殺す。
奴隷商人に売られそうになったけど持ち前の身体能力と船の構造のおかげで助かった。Fall Guys にこういうステージあったよな、と思った。両腕拘束されてるのに大の大人 3 人倒すってすごいな。キョトヴィに置いていかれてしまったので、急いで追いかけないと。
仲間を探す前に
しかし、わたしにはやることがある。それは探索……!!!!オープンワールドゲームで一番楽しい部分だと言っても過言ではない。
見てくれよ!イチゴだぜ!今回は前作までとは違って薬品を持ち歩くことができない。体力も時間で回復するわけではない。どうやって体力を回復するのかって言うと、野生の植物を食べたり、町や野営地に置いてある食料をこっそりもらって回復するんだそう。
さっきキョトヴィにギリギリまで痛めつけられていたらしく、HP がめっちゃ減っていたのでイチゴで回復をする。うめぇや!!HP 上限を超えた分は、ある程度までなら持ち運ぶことが出来るらしく、数量が溜まると右下のハートマークの中の数字が増えていく。これも成長していったら溜められる量が増えたりするのかな。
カメラモード
L3 + R3 押し込みで起動できるカメラモードっていうのがあるんだけど、これってめちゃくちゃ時間泥棒コンテンツ。アサクリの世界はどこ見てもきれいだし絵になる。戦闘中にだって起動できるからタイミングよく起動できればすごいダイナミックな画も撮れる。
ノルウェーは雪ばっかりだけど、今後イングランドへ行ったら緑豊かな自然が広がっているわけでしょう。そんなの撮りたいに決まってる。はぁ~、めちゃくちゃ楽しみ。今から楽しみ。
カチカチのパンとチーズ、根菜たち。木でできたマグカップがとてもいい。悪人たちもご飯を食べてる姿を想像するとちょっと可愛いなと思えてしまう。……ような気がする。
不穏な空気
一通り野営地を探索し終わって、さて仲間とやらを助けに向かいますかと山を登ろうとしたその瞬間、ゲーム画面が止まった。アサシンクリード、過去作でもちょくちょく一瞬フリーズすることはよくあって、またかぁと思ったんだけど流石にフリーズの時間が長すぎる。
一生この画面から動かなかった。昨日発見したワザップもロード中にしか効果がないらしく、アクティブウィンドウの切り替えをしても無反応だった。仕方ないので Alt + F4 でゲームを終了させようと思ってコマンドを押しても反応がない。そんなことってある~~!?
伝家の宝刀タスクマネージャーを起動し、そこから終了させたら大人しくなったけど、一体どういうこっちゃねん。この頻度でフリーズやら無限ロードやらが挟まったらどうにかなってしまいそう。まぁ初日だしまだ最適化も終わってないのかも知れないよな~雪山って処理重たくなりがちだしな~ガハハ!
気を取り直してセーブデータをロードしたら Fall Guys のパートが終わって探索可能になった直後からやり直しだった。まぁ……まぁ、どこにアイテムが落ちてるか知ってるから効率的に動けるようになってよかったよね……。ポジティブでえらい!!
シンクロ
アサクリと言えばこれ!!シンクロすることによってその場所へ高速移動することが可能になったり、領地に隠されている財宝や謎、収集品の位置がわかったりするらしい。便利。
アサシンたちはシンクロポイントや高いところからジャンプする時、イーグルダイブと言う名の飛び方をするんだけど、エイヴォルはアサシンではないので飛び方がちょっとだけ芋臭い。これはこれで新鮮でめっちゃいい。
隠された財宝を目指して
マップを見てたら、最初のシンクロポイントから西の方に財宝マークが付いてたので寄り道。なんかドクロマークの旗立ってるんだけど……。敵いっぱいいるのかなぁ、暗殺もまだ開放されてないから弓矢で一体ずつ倒したらいけるかな、なんて考えながら入っていったら敵なんて 3 人しかいなかった。なーんだ。
登るのにちょっと苦労した雪山、回り込んでいったらちゃんと登れてよかった。見た目めっちゃ豪華そうな宝箱が!!ここに 1 人くらい敵が配置されてるかな、と思ったら誰もいませんでした。でも無事豪華な宝箱ゲットだぜ!
中身は炭素の……何?なんか塊。炭素の塊ってどういうこと?炭?炭と炭素は……別……?まぁ貴重なものなんだろう。やったね。何に使うんだろう。
仲間と再会するために
いい加減仲間を助けに行くとするか、と目的地へ向かっていったら、ダグと呼ばれる仲間と再会。いいヒゲだ。黒いし大柄だからか、クマみたいで可愛い。盾をくれたからいい人。これで敵の攻撃を防ぐことが出来るようになった。
ダグはロングシップを確保しに行ってくれるらしい。一旦別れて、味方が捉えられている敵の拠点に乗り込んだ。さて敵はどのくらいいるのかなと思ったらそんなに多くない。はっはーん、もしかして狼傷のエイヴォルを舐めてるな?皆殺しにして財宝を全部奪ってやんよォ!!と勢いのまま周りにいる敵全滅させた。雑魚どもが……二度と逆らうなよ。
アイテム根こそぎ奪っていこうと建物を見て回ってたら、鍵のかかった小屋に財宝があるってメモ書きを発見。鍵はかかってるけど屋根が脆いよ、とご丁寧に入り方を教えてくれているみたいなんだけど、あの小屋窓から普通に入れたよ。屋根を気にするよりも前にやることがあるんじゃない……?
はじめてのボス戦
こんなほぼ生身みたいな格好でボス戦していいんですか!?死んでしまいますが!?と思いながら戦ったら普通に死んだ。いや、これ原因はわかってる。わたしの癖なんだけど、攻撃は最大の防御派なのでこう……がむしゃらに攻撃ボタンを連打してしまうクセがついている。
お古とは言え、せっかく盾をもらったのに活かせずダグにも申し訳ない。ヒット・アンド・アウェイを心がけて戦っていこう。雑魚戦はどうとでもなるけど、ボス戦はゴリ押しではうまく行かないんだということを思い出させてくれたリキウルフに感謝のスタンアタック!!!!相手は死ぬ。
新たな土地へ
拘束されていた味方を解放し、自分の装備も取り戻し、最高の状態でイツメンたちと☆わたしたちってばいい感じじゃな~い?でもちょっとアンタたち遠くない?もっとこっち来なさいよ。
ダグが取り戻してくれたロングシップに乗り込み、目的地へ誘導されるがそんなのは知ったこっちゃない。
わたしが今一番気になっているのはすぐそこの島にあるシンクロポイント!!!拠点に帰るのなんていつでもできる!!シンクロしてなくて後悔することはあっても、しておいて損はない!!ということででっかい建物をのぼり、シンクロする。この建物だけかと思ったらでっかい町だった。探索のしがいがあるぜぇ……。
ここはスタヴァンゲルという町らしい。入るとスルケという怪しい商人が呼び込みをしていたので話しかけてみる。それっぽいことを言っているが、どうやらここで売っているのはエイヴォルの村が略奪された時の品々らしい。父親が死んだ時に着けていた兜もあった。許せねぇなぁ!?
問い詰めたら逃げて行っちゃったし護衛が襲いかかってきた。返り討ちにした。スルケはまだ町の中にいるらしいけど、ちょっと後回しにしよう。町に留まっていてくれるならこちらとしても好都合だ。せいぜい怯えてな!!
口論詩
なんか癪に障る話し方をするおじさんがいたから、何だこの人は?と思ったら口論詩ができるおじさんだった。これが噂のラップバトルですか……。ここのローカライズ大変だったんじゃないかなと思う。語感や韻はもちろん、意味の通る文章にしないといけない。いや~翻訳ってセンスが問われるよね……。
ラップというものに馴染みがないので上手にできるか不安だったのだけど、なんか合格っぽい雰囲気の褒め言葉をもらった。ヤッター!結構面白いなこれ……。お金を掛けることが出来るのもまた良い。うまくできたら所持金が増えていく。
不穏な空気 Part.2
町を探索していたら家の中で話しかけられる人が居た。話しかけてみると、どうやら商人らしい。ショップ画面に移行する時にちょっとしたロードが挟まったのだけど、ここのロードが既視感というかなんというか、「あっこれ知ってるタイプのロードだ!!」って思ったんだ。
そう、昨日 0 時からのプレイを楽しみにしていたわたしを無限地獄へと突き落としたあのロードの匂いがした。それを感じ取ったわたしは瞬時にアクティブウィンドウを切り替え、すぐにゲーム画面へ戻す。するとロードが一瞬で終わり、ショップの画面に切り替わる。
ふっ……無限ロード地獄、見切ったり。雑魚が。
結局ショップでは何も買わずに、これまた時間泥棒だと噂のサイコロミニゲームをしようと NPC に話しかけた。
ゲームが落ちた。
今日はもういいや。
つづく
2 日目▽