アーティファクトの入手を阻止しようとしてくるスターボーンたちの正体が、まさかそういう事だったとは。もう会えないと思っていた彼に再び会えたことは、なんだか複雑な気持ちではあるけど……。真実にたどり着くまでもうちょっと。頑張っていこう!!

前回の記事はこちら。

多元宇宙を体験する

ロッジへ帰り、手に入れた情報をみんなに共有する。ユニティの意味、アーティファクトの使い道、多元宇宙から来たスターボーンたちのこと。別の宇宙から来た人達がいるって事を知ったコンステレーションのみんなは、それはそれは驚いていた。そうだよね、そんなのすぐには信じられないよね。

ウラジミールに、他にアーティファクトがありそうな場所が観測されていないか聞いてみる。フレイヤ III という惑星にそれらしいものがあるという事だったので、そちらへ向かってみることに。

惑星の軌道へ入ったら救難信号を受信した。ニシナ研究所というところから発信されているものだった。サブクエかと思ったら違ったので、とりあえず向かってみることにした。小綺麗な研究所だけど、一体中で何が起こってるんだろう。入り口にあるインターホン的なものに向かって話しかけてみると、救難信号なんて出してないと言われた。

なんとか中に入れてもらって、所長の元へ連れて行ってもらっている最中に急に視界がブワッとなって、

綺麗な所内にいたはずなのに、やべー場所にいた。でかい虫みたいなのがいたので攻撃しようと思った瞬間に元の研究所に戻ってきた。案内をしてくれているイーサンが言うには、急に消えたと思ったら再び現れた、らしい。この研究所、なんか変だぞ……。

その後も、所長室へ向かうまでの間に何度かそういう事があった。暗くて汚くて、あちこち壊れているし、でかい虫が出てくる。やだな~何なんだこれ……と思っていたら、ラファエルという男と遭遇した。救難信号で話しかけてきた人だった。

立ち位置が悪くて見切れてしまった。すまん、ラファエル……。イーサンに連れられて所長室へ向かっている最中のはずだったんだけど、と話すと、イーサンは死んだはずだという。どうやらこの研究所では 3 ヶ月前、実験の調整中に事故が起こって爆発が起きたらしい。それに巻き込まれて、所員は全滅、ラファエルだけが生き残ったと言っていた。

なるほど、これが多元宇宙ってやつか。この宇宙ではそういう流れになったんだ。私がいた宇宙では、事故が起こらなかったのか、起こったけどみんな無事で生きているのか、詳細はまだわからないけどそういう事なんだね。

あっちの宇宙とこっちの宇宙を行ったり来たりしながら、なんとか所長室へたどり着いた。そんなに広くないはずなのに、めちゃくちゃ歩き回った気がするな……。この人が所長のパテルさん。やはり、この宇宙ではラファエルは死んでしまっているそうだ。

事故の後も、まだ探査機が動いていて「歪み」に力を供給し続けているのだとしたら、それが私があっちの宇宙とこっちの宇宙を行ったり来たりしている原因なのではと言っていた。じゃあその探査機を止めないと、いつか歪みが大きくなりすぎて宇宙が混ざったりするかも……。

所員のマリアに手伝ってもらって、探査機の制御装置の設定を変えると時空の歪みが目に見えるようになった。この歪みの中に入ると、別の宇宙へ移動できるということらしい。こちらの宇宙ではセキュリティの問題で通れなくなっている扉も、事故で大爆発が起こったあちらの宇宙なら開いていたりする。

迷路のように行ったり来たりを繰り返しながら、地下深くの探査機を目指す。途中、所長室があったので入ってみたら所長のものと思われる骨がきれいに残っていた。うわー、なんか、さっきまで動いて喋っていた人が別の世界では骨になってるのって、すごい……すごい変な感じだ……。

こっちの宇宙ではセキュリティタレットやロボットと、あちらの宇宙では原生生物のキショい虫と戦いながら、なんとか探査機にたどり着いた。長かった……。ラファエルが生き残った世界と、そうじゃない世界、どちらかを選んで残さないといけなくなったんだけど、気が付いたらラファエル生存の世界線を選んでいた。

あんまり深く考えてなかったけど、もう所長やイーサンには会えないってことなのか。知り合って間もないけど、ちょびっとだけ寂しいような気がしないでもない。

助け出したラファエルをニューアトランティスに送り届けると、しばらく後にクルーに勧誘できるようになっていた。救出後はだいぶやつれて疲れていた様子だったけど、あとで見た時はだいぶ回復して元気そうに見えたので良かった良かった。

最後のアーティファクト

手に入れられそうなアーティファクトをすべて集め終わったら、最後のアーティファクトを手に入れるためにマサダ III という惑星へ向かうことに。スターボーンの船と戦闘になって、宇宙戦が苦手なわたしは初回ボロクソに負けてしまった。ムカッときたので、設定で難易度をベリーイージーに変えてやったら勝てた。雑魚どもめ。

着陸するとエミッサリーが付いてくるようになって、一緒に埋もれた聖堂へ向かうことになった。エミッサリーの言う通り、スターボーンがいっぱい湧いて出てきて邪魔してきた。ベリーイージーだけど、そこそこ強かったな。設定変えといてよかったかもな。

途中、研究所で見た歪みと同じようなものがあった。アノマリーと呼ばれる光を通ると……

そこは一番最初にアーティファクトをみつけた、あの洞窟だった。あのときと同じようにリンが私に洞窟内を探索しろと言っている。うわ、懐かしい。この頃はワクワクしながら全てのアイテムを拾っていた。今では必要なものとそうでないものがなんとなく判別できるようになった。成長……。

さらに他の場所のアノマリーを通ると、<アイ>であった襲撃で死んでいる自分を見た。おお……自分が死んでいる……。幽体離脱ってこんな感じなのかな。ウラジミールが悲しんでくれているのが、不謹慎だけどちょっと嬉しい。

そうこうしながら最奥を目指す。相変わらずスターボーンも邪魔してくるけど、流石にやられることはなかった。ハンターの持っているアーティファクト、エミッサリーの持っているアーティファクト、そしてわたしがコンステレーションのみんなと協力して集めたアーティファクト。すべてが集まった。

これでアーミラリーが完成したらしい。アーミラリーって結局なんだったんだ。船に設置して、グラヴ・ドライブを起動すればユニティへ行くことができるそうだ。ユニティってどんなところなんだろう。ドキドキするな~。

ユニティ

さっそくグラヴ・ドライブを起動してみた。うおお!いつもと全く違う感覚だ……!!一体どこへ向かっているんだ……!!

視界が真っ白になったかと思ったら暗転して、次に見えた光景はこれだった。格好良い~~!!!!宇宙空間?中央にあるのがユニティかな?その前に誰か立っている。近づいてみると、それは……

わたしだった。うわ~~!!美女ねぇ~~!!

これが最後の選択だ。ユニティに入ればスターボーンとなって生まれ変わり、別の宇宙で目覚める。ユニティを後にし、自分の船で目覚めることも出来る。今までの自分の人生を続けることが出来る。一度選択したら、もう別の選択肢は選べない。

そんなの入るしかないっしょ……!!強くてニューゲームだ!!

スタッフロールを眺め、目を覚ますとわたしはスターボーンとなっていた。

新たな人生

スターボーンとしてのわたしが始まった。持ち物や、知り合った人や場所なんかは置いてきたらしい。なるほど、そういう風になるのね。面白いやんけ!!

コンステレーションへ向かって、アーティファクトがどうなったか確認しようということだったので早速向かってみる。ニューアトランティスへ降り立ち、ロッジへ直接飛ぼうとしたけどできなかった。なるほど、まだ未発見の場所ってことになってるからファストトラベルできないのか。おもしろ!

いきなりロッジに現れたわたしを不審に思ったサラがヴァスコにスキャンさせた。わたしはベクテラからロッジへアーティファクトを運んでいる最中に行方不明になっていたそうだ。わたしがこの宇宙へ転生したことによって、既に存在していた元のわたしが消えてしまった?彼女はどうなったんだろう?

ストーリーを繰り返すか否かの選択ができた。いきなりやってきて、アーティファクトの正体を知ってるから教えようって言ってくるやつがいたら頭がおかしいか詐欺師かのどっちかだよ。答えは知っているけど知らないふりをして、また平和な時をみんなで過ごしたい。今度はサムのことも救えるかな……。

さいごに

これにてスターフィールド、メインストーリー完!!久しぶりにストーリーもの最後までやった気がする……。周回前提っぽいゲームだし、まだまだ触ってない要素もたくさんあるので時間を見つけてもうちょっとやりたいな。拠点作成とか一回もやってない。

面白いゲームだった!!ベセスダにしてはバグが少ないゲームというのも確かにその通りだった!ゼロではなかったけど。あとは操作方法や固有名詞が分かりづらすぎるのが何とかなったら、もっとスッと楽しめたかもな~という印象。船の改造とか初見じゃぜんぜん分からなさすぎる。

総プレイ時間は 36 時間くらいだった。メインだけ突っ走ると平均 19 時間でクリアできると書いてあった。わたしは寄り道もたくさんしたのでまぁそれくらいか~って感じだ。サイバーパンクの拡張が来るまでに終わるのか……!?とヒヤヒヤしていたけど、何とか終わってよかった~!

いいゲームだった!!

この記事を書いた人

Ichico

ゲームが好き。熱しやすく冷めやすい、くだらない事で笑ってしまうタイプ。精神年齢が 5 歳。