アッパー・ホグズフィールドに到着したわたしを待っていたのはサブクエストの山だった。山と言うには大げさすぎるか……。新しい土地には新しいクエストと宝箱がある。それをみつけて回るのが一番楽しいんだ。わたしはそう思っている。もちろんストーリーも面白いけども!

前回の記事はこちら。

消えたバードロフ

とりあえずヘレンさんのクエストは後回しにして、いちばん近くにいた女性に話しかけてみることにした。ドロシー・スプロットルさんは、クレア・ボーモントの兄であるバードロフ・ボーモントの行方がわからなくなっていることを心配していた。バードロフは森の中でルックウッドの仲間と一緒にいたり、闇の魔術を練習しているのを目撃されている。

最後に目撃された時、クレアが編んだ毛織のセーターを着ていたというバードロフ。家族愛……!セーター編めるってすごいなって思うわ……。編み物って何度か挑戦したことあるけど、いつも気づくとギチギチに編んでしまっていて上手にできたことがない。

バードロフの妹だというクレアさんにも話を聞いてみたけど、ドロシーさんが話してくれた以上の情報は得られなかった。ふたりは村でお店をやっていて、クレアさんとそのお店を放置して逃げ出すはずがないので何か事件に巻き込まれているに違いない、というのが二人の見解だった。

バードロフが最後に目撃されたという場所へ近付いていってみると、そこは亡者の巣窟になっていた。その中に一人だけ赤いセーターを着ている亡者がいた。あー、彼がバードロフ……。亡者は炎の魔法をあてないと他の攻撃が通らないっぽくて面倒くさかった。

バードロフを倒すとぼろぼろになってしまったセーターを手に入れた。ゲーム内のわたしは、クレアさんには言わないほうがいいなって独り言を言っていたけど、いやこういうのは正直に言ったほうがいいでしょ!と思ってしまった。隠す必要あるか?

亡者の巣窟になってしまっていた野営地にはバードロフの日記が落ちていた。全部で 2 枚あった。左上の 01/02 って日付かと思ってた。急に日付の概念取り入れてくるやん……とか思っていたらぜんぜんちがった。日記によると、バードロフは闇の魔術を 2 種類習得したらしい。すごいな。

そしてそれは、村と家族を守るための手段だったらしい。ウーンさすがに短絡的では!?もっと他に方法あるやろ。ルックウッドの手下たちが死体を蘇らせて亡者たちを作り上げたのを見たバードロフの恐怖を見抜かれて、彼も亡者にされてしまったという感じらしい。あーあー……。

アッパー・ホグズフィールドに戻って、クレアさんに亡者と化したバードロフを倒したことを伝えた。彼が着ていたセーターを渡して、とりあえず兄の行方はハッキリしたね、問題解決っと……。可哀想だけど、ずっとどこに行ったのか分からないまま不安な気持ちで過ごすよりは良いような気がする。

そのあと、追加でクレアさんからクエストを受けて、村の近くにあるゴブリンたちの野営地を掃除して回った。こっちは特筆するような内容でもなかったので割愛する。

森でピクニック

クレアさんのお店のすぐ裏に、宝箱があった。開けてみるといかにもあやしいイラストが描かれた紙が入っていた!これは面白そうだぞ。一つずつ絵を見てみよう。

左上の木々は森を示しているんだろう。月が出ているので夜かな?森ときいてパッと思いつくのは、ホグワーツのそばにある禁じられた森だろう。中段右側に描かれているのはファストトラベルの煙突飛行粉の炎っぽい。それから橋でルーモスを使って、ろうそくをなにかする。

これだけ分かれば答えはすぐそこっぽい。実際に現地へ行ってみると、手紙が置いてあった。リチャードからアポロニアへのピクニックへのお誘いだ。コーニッシュパスティってなんだろうと思ってググってみると、イギリスのコーンウォール地方の料理らしい。半円形のパイで、中にはお肉やポテトなんかが入っているっぽい。美味しそう~。

ろうそくが導く先には可愛らしいガーデンテーブルセットと、幻想的な飾りつけがしてあった。雰囲気だけは最高だね。ここが禁じられた森だということを除けば……。

未解決事件を追って

さて、アッパー・ホグズフィールドも平和になったことだし、満を持してヘレンさんに会いに行こう。こんばんは!未解決事件について聞かせてください!

本のページと共に行方がわからなくなった少年は、リチャード・ジャックドウというらしい。そして彼を殺害した容疑でアズカバンに収容されているのはアンという少女。もう数十年前のことらしいので、今ではもうおばあちゃんになってしまっているんだろうな。

アンが有罪になったのには、アポロニア・ブラックという少女の証言が大きかったらしい。アポロニアとリチャードって、禁じられた森でピクニックしてた二人のことじゃん!アポロニアはアンに嫉妬していたという話もある。ち、痴情のもつれでアズカバン送りに……!?

ジャックドウは、本のページをピーブズから盗んだのだという。本からページを破ったのはピーブズってことになる。あのポルターガイスト、ろくなことしないな!アンはジャックドウに誘われて地図の場所へ行こうとしたけど、それにはパズルを解く必要があったらしい。

でも、アンはパズルを解いていないと証言しているので、2 人は会っていないことになる。ジャックドウのゴーストは、現れた途端に何処かへ消えてしまったので話を聞けていないのだった。

ブラック家は魔法省で幅を利かせているのに対して、アンはマグルの生まれなのだという。ここでも血の格差がでてしまうのか……。恐ろしい世界だぜ。ヘレンさんの姿現し術を使って、アズカバンにいるアンのもとへ向かうことになった。確かに、当事者に話を聞くのが一番手っ取り早い。

初めて見るディメンターにドン引き

アズカバンに入り込むと、さっそく吸魂鬼……ディメンターの歓迎を受ける。あいつら見境ないからな……。でもこちらには元とは言え優秀な闇祓いがいる。エクスペクト・パトローナムの呪文でディメンターを退けている間に、アンが収容されている部屋を探そう。それにしても陰気な場所だな~……。

アンのフルネームはアン・シスビーというらしい。彼女は長期間の投獄により、うまく話せなくなってしまっていた。単語を聞き取って、意味を汲み取ることに。アッパー・ホグズフィールドの近くにある洞窟と、さらに廃墟に隠された金庫になにかがあるっぽいということがわかった。けっこう具体的に教えてくれるんだな……。

そのあと、アンがヘレンさんを呼んだと思ったらいきなり襲いかかってきた。何すんねん!!唐突に攻撃するのはおやめ!!ヘレンさんが何をしたっていうのよ!!アンのバカ!もう知らない!ヘレンさんは首筋に攻撃を受け、苦しみながらも急いで、わたしを連れて姿くらましでアズカバンから脱出した。

村のそばに姿現しをして、ヘレンさんの様子を見ようとすると、彼女は心配ないと言い残して姿くらましで何処かへ行ってしまった。仕方がないので、ジャックドウの洞窟と廃墟の金庫を探しに行こう。

ジャックドウに会いに行こう

ジャックドウがアンを呼び出した洞窟を発見して、中に入ると謎解きが待っていた。なるほど、これをアンは解けなかったのか。レベリオとアクシオを覚えていれば簡単に解けるものだった。いや、もしかしたらわたしのレベリオが強すぎるのかもしれない。最強ですまん!

謎を解いて開いた扉の向こうには、アン宛ての手紙が置いてあった。アポロニアはどうしたんだよ!!アポロニアのことは遊びだったのか!?恐ろしい男だよ全く。それにしても、ピクニックといい冒険といい、ジャックドウは禁じられた森が好きなんだな。

洞窟を出るとゴーストがいた。びっくりした~。びっくりして変なタイミングでスクショ撮ってしまった。目を閉じてしまっている……。ちょっとお話をしたけど、ジャックドウはアンに振られたと思っているらしい。彼女がアズカバンにいることも、今わたしが教えるまで知らなかったっぽい。

死んだあと、ゴーストになってすぐどこかへ消えてしまっていたのも、振られた心の傷を癒やすために世界中を旅していたからだという。つい最近戻ってきたばかりだという。彼はアンを助けたいと言ってくれた。そのためには、証拠となる本のページが必要だ。

また目を瞑っている……

不謹慎ではあるけど、そういえばどうやって死んだの?と聞いてみたら、風を感じた瞬間に死んでいたという。そんなロマンティックな死に方があるー!?そよ風には気をつけろ、と助言を頂いて、禁じられた森にある彼の死に場所まで案内してもらうことになった。

ジャックドウを追い掛けて禁じられた森を進んでいく。敵が出てこないので良かったけど、暗い夜の森でゴーストと一緒なんて現実だったら最高に最悪の状況だね。さすがに自分の死に場所まで行くのは気分がわるいのか、ジャックドウは途中までしか案内できなかった。その気持ちわかるよとは言えないけど、想像はできる。

石橋と滝と湖を通り越し、ジャックドウの言う通り水盤を見つけた。ここで彼に教えてもらった『イントラムロス』という合言葉を唱えると、突然ランロクの信奉者のゴブリンたちが現れた。うるせえ!邪魔するんじゃないよ!すっこんでな!と難なく倒し、開いた壁の中へ入ることにした。

中はけっこう広い洞窟で、ところどころに宝箱があったり古代魔法によって守られている扉があったりした。ジャックドウは宝に興味がなかったのか、それとも探索どころではなかったのか、宝箱は手つかずの状態で置いてあった。わたし的にはアイテムが手に入ってラッキーなんだけど。

奥の部屋の入り口には、ジャックドウの遺体があった。失われた本のページも。首のあたりに剣が刺さっている……。古代の守り人の攻撃でやられたんだろうか。可哀想だけど、苦しまずに死ねてよかったかもな……という気持ちもある。いや死なないのがいちばんなんだけど!いざ死ぬんだったら、「気付いたら死んでた」くらいの感じが良いよな。

ようやく手に入れた本のページ。地図って言ってるけど、これ地図?地図……にみえ……なくもない……?何が描いてあるのかよくわからないな……。ページを手に入れて奥へ進むと、ジャックドウの仇と思われる古代の鎧たちが襲いかかってくる。もうよほどのことがない限りゲームオーバーにはならないぞ!

才能開花

古代の鎧を倒してから古代魔法の痕跡を調べ、奥へ進むと大きな部屋に出た。巨大な絵画が 4 枚飾ってある。そのうち右から 2 番目の絵画に、ペンシーブで見たパーシバル・ラッカムの姿が現れた!ワ!見たことある人だ!サインください!

ようやくこの部屋に来れる人が現れたことをひとしきり喜んだあと、さて、では本を持て、話はそれからだ。と言われてしまった。本は今、手元にはない。そう伝えると、本を持ってきたら話を再開しようと。じゃあフィグ先生が帰ってくるのを待たないといけないのか。いつ帰ってくるんだろう。明日かなぁ。

古代魔法とのつながりによって、才能が開花した。いや、正確には才能を開花することが出来るようになった。レベルが上がると才能ポイントを得ることができて、ポイントを消費して様々な恩恵を受けることが出来るらしい。ポイントの振り直しは出来ないらしいので、ある程度慎重に決めた方がいいっぽい。

とりあえずコアに分類されている、呪文スロットの追加やレベリオの探知範囲増加など、便利系の才能を開花させておいた。あとは必要になったら取ろうかなという感じである。

いつの間にか『地図の間』と呼ばれていた絵画の部屋から出ると、そこはホグワーツの地下だった。灯台下暗しかよ!フィグ先生の帰りを待つ間、他の授業に出たり課題をクリアしたりして過ごすことにしよう。クエスト一覧を見てみると、どうやらそろそろ箒に乗れるようになるっぽい……!?

さいごに

だいぶ長くなってしまった……。メインストーリーなかなか面白いねぇ!?そういえばジャックドウに遺体を見つけたこと教えてないけどいいのかな。別にいいのか?探してくれって言われてたわけじゃないし……ページは見つかったし……まぁいいか……。次は飛行訓練の授業受けに行くぞ!!

つづく

この記事を書いた人

Ichico

ゲームが好き。熱しやすく冷めやすい、くだらない事で笑ってしまうタイプ。精神年齢が 5 歳。