今回はフィグ先生が不在の間にやっておくべきことをこなしていくぞ!授業を受けたり、友達と話したり、いわゆる普通の学生生活を送るんだ。楽しい……楽しすぎる……。ホグワーツでそういう学生生活を送りたい人生だった。今からでも魔法使いになりて~!!魔法は気合で習得できないのか~!!
前回の記事はこちら。
薬草学の授業
フィグ先生から言われたとおり、授業に出ることにした。最初は薬草学!植物がいっぱいで光にあふれる温室は居心地が良い。ガーリック先生もめちゃくちゃ可愛いし、この授業はサイコーの予感がするぜ!テンション上がるなぁ。ガーリック先生はホグズミード村にある『三本の箒』の店主、シローナさんと友人関係にあるらしい。
ハリー・ポッターの映画でもおなじみのマンドレイクを大きな鉢に植替える授業を受けた。映画でもヤバかったけど、ゲームでもすごい威力の鳴き声だったな……。マンドレイクを使ったイベントが起こったりするのかなぁ?
その後は鉢植え台を使わせてもらって、ハナハッカを育てることになった。リアルタイム 10 分待つと 5 本収穫できるらしい。その場で待つには長いし、ちょっと出かけるには短い微妙な時間だ……。後で戻ってきて収穫すると良いと言われたけど、いまこの記事を書くまですっかり忘れていた。あとで見に行ってみようかな。忘れそうだな。
それから先生に言われて、噛み噛み白菜とかいう植物の様子を見に行くことになった。リアンダー・プルウェットくんが案内してくれるらしい。噛み噛み白菜を収穫してダミー人形に投げてみると、その名に恥じぬ動きでダミー人形を噛み噛みしていた。けっこうかわいいな……。戦闘中に使えるアイテムっぽいけど、忘れそ~!!
覚えてたら使ってみよう。選択肢は多いに越したことはない。白菜も鉢植えで育てられるのかな?流石に狭いか……?最大所持数どのくらいなんだろう。
魔法薬学の授業
つぎは魔法薬学の授業に出てみることにした。薬草学で手に入れた素材を使って、魔法薬を作る……。この 2 つの学問は切っても切れない関係にある。イソップ・シャープ先生の指導の元、今回の授業ではウィゲンウェルド薬を調合することになった。プロローグでフィグ先生にもらった HP 回復薬だね。
授業でやった調合は画面に表示されたボタンを押すことで調合が進んでいく面白いシステムだった!こういうのけっこう好きだ。でも毎回やるのは面倒だなと思ってしまう複雑な魔女心。ウィゲンウェルド薬の調合は素晴らしくうまくいった!魔法薬学の才能があるのかもしれない。次は防御力上昇の効果があるエデュラス薬を調合するように言われた。素材はシャープ先生の部屋にあるらしい。
入室の許可を得たので入ろうとしたら、入り口にいたギャレス・ウィーズリーに話しかけられた。彼は副校長であるウィーズリー先生の甥っ子らしい。魔法薬学の神童と呼ばれるギャレスが作っているすごい魔法薬に必要な材料が足りなくて、シャープ先生の部屋から拝借してくれないかとお願いされた。
しょうがないな~!素材を勝手に持っていったのがバレたら怒られるかもしれないけど、別に断る理由もない。めちゃくちゃ希少で手に入れるのが難しい素材!1 枚 3,000 ガリオン!とかだったら話は変わってくるけど、フウーパーの羽根はそんなに珍しくもないらしいし……。ちょっと怒られるくらいなら全然平気である。すごい魔法薬ってのがどんなのかも気になるしね。
フウーパーの羽根をギャレスに渡して、私もエデュラス薬の調合をする。薬草学の鉢植えと同じように、調合にもちょっとだけ時間が必要らしい。今度は自力で混ぜたり素材を追加したりしなくてもいいらしい。魔法で勝手に混ぜたりしてくれるのかな。便利だな……。そういう魔法、私も覚えたいな~。カレーとか温めるときに焦げ付かないよう混ぜてて欲しい。
調合の待ち時間中、教室内が騒がしかったので後ろを振り返ってみるとギャレスの大鍋が爆発していた。鍋が爆発するって本当にあるんだ……。どうやら彼の言う「すごい魔法薬」の調合は失敗したらしい。成功してたらどんな効果があったのか知りたいな~。シャープ先生はギャレスに共犯者がいること、それがわたしであることを見抜いていた。へへっ、バレちゃあしょうがねぇや。
素直にごめんなさいしたら許してもらえた。チョロいぜ!騒ぎはあったけど、今回の授業の評価は悪くなかったらしい。よかった~。これでフィグ先生に言われていた授業はクリアしたし、他の目標を達成しに行こうかな。その前にホグワーツをもうちょっと探索しようかな……。
ホグワーツの秘密
高架橋の中庭にある燭台に火が点けられることに気付いて、インセンディオを唱えてみたら何かが作動する音がした。燭台は全部で 4 つあって、その下には種類の違うシンボルが描かれている。インタラクトすると、燭台の下部が回って数字が変わるようだ。
ふむふむ、数字とシンボルを合わせれば良いんだな。この棒の数かな?丸の数かな?うーん?とずいぶん長いこと頭を悩ませてみたけど、どうもしっくり来る答えにならない。どうしたもんかな、諦めてまた今度にするかな……と歩きまわっていたら、解答はすぐそこにあった。
地面のマンホールに答えがそのまま載っていた。なんだ~!!めちゃくちゃ悩んじゃったよ。いつかの数占いの謎解きのように、総当たりで突破するところだった。あぶねえあぶねえ。
マンホールの蓋が開いて、橋の中へ繋がるはしごが現れた。降りた先には宝箱が 3 つあって、杖の柄とコレクションアイテム、それから装備品のエレガントな制服(フォーマル)だった。ミニマップに表示されてた宝箱アイコン、どうやって取るのかな~ってずっと謎だったからスッキリ!
チャレンジの項目を見る限り、あと 2 つ以上はホグワーツの秘密があるみたいだから見つけてみたいな。ワクワク!
水中散歩
ナティと話をするために、ローワー・ホグズフィールドという村へ向かうことにした。徒歩移動だとそこそこ距離がある。早く箒に乗りたいな~。途中にある黒い湖の湖畔でホグワーツ生が黄昏れていたので、話しかけてみることにした。
彼女はグレース・ピンチ・スメドリー。ピンチ・スメドリーという家系は科学と芸術に大きく貢献しているようで、知らないほうが珍しいくらいの知名度らしい。漫画業界で、手塚治虫の名前を知らないみたいなもんかな……。話し方といい、立ち居振る舞いが生粋のお嬢様って感じがする。スリザリンなのも納得の純血っぷりだ。
彼女は、天文学者の祖父と祖母がむかし湖で星見をしていた時になくした家宝のアストロラーベを見つけて欲しいらしい。それが見つかれば父親の気持ちが少しは晴れるかも、と言っていた。親思いのいい子じゃんよ……。よし!まかせとき!わたしが潜って見つけてくるわ!
アストロラーベ以外になにか見つかったら、それは持っていっていいと言ってくれた。埋蔵金とか沈んでないかな~!5,000 兆円欲しい!200 メートルほど泳いでいった先で、装備品とかなんかいろいろ拾えた。嬉しいな。アストロラーベもちゃんと発見した!けっこう簡単に見つかったな……。
アストロラーベを渡してあげると、とても感謝された。いい子やん!スリザリンって全員性悪みたいな印象あるけど、実はそんなこともないんだよな……。仲間意識の高さでは他寮に比べてダントツだし、向上心が高く優秀な生徒が多い。どうしても映画のマルフォイの印象に引っ張られてしまうが……。
他種族との交流
ローワー・ホグズフィールドについたけど、困ってるゴブリンがいたので話しかけてみる。ナティがこちらを見ていたが、気付かないふりをした。これが終わったら話そう、ちょっとだけ待ってくれ……!たのむ……!これだけだから……!
ゴブリンのアーンは画家なんだけど、ランロクの手下に仲間になるよう言われたのを断ったら持ち物をすべて奪われたという。可哀想過ぎる!!アーンも確かに魔法族との問題は解決したいけど、暴力や恐怖でどうにかしたいわけじゃない派っぽい。穏健派だ!いいぞ。自分の意志を貫けるのは素晴らしいことだ。
彼の荷物を取り戻しにいってみよう。危険だと言われたけど、こうみえてわたしは古代魔法ってやつを使えるもんでね。心配ご無用さ。書き忘れてたけど、ヘキャット先生の追加課題をクリアして武装解除呪文『エクスペリアームス』を習得してある。武器さえ奪ってしまえばこちらのものよ。任せな!
村から南西に進んだ先にある野営地に、ランロクの信奉者であるゴブリンたちが集っていた。敵のレベル 19!?けっこう高いな……。まぁなんとかなるでしょ。古代魔法もあるし、プロテゴもちゃんと発動できるようになってきた。覚えたての目くらまし術でステルス攻略してみようかとも思ったけど、正面突破することにした。
ダーッ!!
HP 残量見てなくて普通に死んだ。「冒険が終わってしまいました」じゃないんだよ!終わりにすな!!プロテゴはどうした!ローリング回避はどうした!ゲームが下手!!わたしってやつは……「古代魔法使えるし~」ってイキってたあのときの自分を殴りたい。バカバカッ!!
セーブデータをロードして、今度は丁寧にたたかう。わたしはボタン連打でなんとかなると思ってしまうフシがあるので、回避やプロテゴを最優先に意識する。どうしてもな……攻撃が楽しくてな……。丁寧に戦闘をしたらちゃんと勝てた!えらい。よくやった!才能があるぞ!
アーンの荷車には自動帰投の魔法がかかっているらしく、扉を開けたら勝手に帰っていった。便利な魔法があるもんだなぁ。帰ってアーンに報告すると、それはもう感謝された。感謝っていいもんですね。彼が次に描く絵は、わたしとアーンの友情についての賛辞にしようかなんて言っていた。どんな絵なのか気になる。部屋に飾りたいな。
さいごに
めちゃくちゃ寄り道してしまっているけど、そろそろナティの視線が気になるので話しかけに行こうかな。晴れの日も雨の日も、手紙をくれてからずっとここで待たせていたのかと思うと、さすがに心苦しくなってきた。ごめんな……。助けを呼ぶ声が聞こえると、つい放っておけなくて……。
つづく