ハクスラ RPG『Grim Dawn』の開発会社である Crate Entertainment が作った街づくりシミュレーションゲーム!それがこの『Farthest Frontier(ファーゼストフロンティア)』。荒野に街を築いて生活をする人々を眺めて楽しもう。

難易度選択

開拓者(イージー)、先駆者(ノーマル)、征服者(ハード)から選べる

このゲームのいいところのひとつは、カテゴリごとに難易度を選択できるところだなと思う。住民がどのくらいご飯を食べなくても死なないかとか、土地に埋蔵されている資源の数とか、マイナス方向に働くイベントの発生頻度とか。わたしはとりあえず先駆者モードで開始することにした。

町の名前はフロストヴェール!ランダムサイコロを振ってみると、色々な名前が用意されていた。その中からなんとなく雰囲気で良さそうな名前を選択。特に意味はない。

いざ、街作り

不満な顔をしながらも仕事をする村人の鑑

まず最初にやることは、集落の中心地点を決めること。中央集会所という名称だけど、別に絶対中央にないといけないわけでもない。建てる場所を決めると村人たちが地面を綺麗にして、資材を運び入れ、建築が進んでいく。これが見てるとなかなか面白い。

ゼロからいきなり完成!ってわけじゃなくて、建築途中のグラフィックが用意されてるのが最高に良い。スクショは取り忘れたけど骨組み状態の家とか、石で基礎だけ作ってある感じとか、眺めているだけで楽しい。村人がちょこまかと動き回っているのも可愛い。

村の暫定リーダー、カマラ

初期の村人は 12 人。その中にひとりだけ、基礎的な教育を受けたことのある人間がいる。教育を受けていないとできない仕事というのもあるらしく、このカマラさんだけはなるべく死なないように大事に大事に育てていこう。年齢も 25 歳と若くていい感じ。寿命とかもあるんだろうな。

建築第一号!

村人の働く様子を眺めていたら中央集会所が完成していた。いいねぇ~ッ!てっぺんに小さい旗がついてるのが可愛い。作業していた村人たちは自分の家がなくて不満気な顔をしている。まぁ待ちな!いま家を建てる場所を決めてやるから!作業は自分でするんだぞ。

猛獣来たる

こんなでかい獣に襲われて、正気でいられる自信がない

どの辺りに家を建てようかな、と考えていたらオオカミの襲撃を受けた。はやいって!イベント発生はやいって!まだ集会所建て終わったばっかりだって!開始から 2 ヶ月、早速村人が死ぬかなと思っていたら他の村人が加勢しに来てくれて、なんとか倒すことが出来た。村人も無事だった。

食料ゲットだぜ!

いろいろ建ててみる

土地が広いと家の間隔も広くて良いよな

集会所から北にちょこっと離れた辺りに居住区を作ることにした。小さい家可愛いねぇ!作りも質素で可愛いねぇ!1 件に 4 人まで住んでくれるので、あと 4 人増えても凍えることはなくなった。近くに池はあるけど、きれいな水を飲んで暮らしてほしいので井戸も建てる。

それから必要なのが薪!これがないと、冬を越すことができない。今は初夏なので、冬になる前に急いで薪割り小屋を建てよう。

住民の命はファルドールにかかっていると言っても過言でない

新しい命

はじめてのベイビー、パンを持って産まれる

余裕を持って建てておいた家に新しい入植者と、赤ちゃんが産まれた!この地で産まれた初めての生命だ。エアンナ、彼女は希望の子として語り継がれることになるだろう……。知らんけど。

食べ物の備蓄が潤沢にあって、住居に余裕があるとこうやって産まれたり他所からやってきた人が住み着いたりするらしい。人手が足りなくなってきたら家を建てて労働力を確保していこう。

消えゆく命

ギリギリのところで生き延びたカエラ

そうこうしているうちに 1 年目の冬を乗り切った。事件は 2 年目の夏、道を敷いたり施設を建てていたとある日に起こった。カエラがオオカミに襲われたのだ!操作を手動に切り替え、狩人の小屋まで逃げさせる。追いかけてきたオオカミを狩人に処理してもらって、なんとか命をつないだ。あぶなかったぜ……。

と思いきや、完全に見逃していたけどいつの間にか狂犬病にかかってしまっていた。こうなるともう彼女は助からない……。現代の医術でも狂犬病が発症すると治らないっていうし、これはもうどうしようもなさそうだ……。

狂犬病 – 感染した動物の咬傷や引っかき傷によって広がる病気です。ラテン語では「怒り」という言葉を語源に持つ狂犬病は脳に影響を及ぼし、攻撃衝動や幻覚を誘発し、最終的には麻痺を引き起こします。ほとんどの場合、治癒することはできず、そのまま死に至ります。毛皮の外套は住民を咬傷から守り、この病気に罹る可能性を減らします。

ゲーム内テキストより引用

毛皮の外套はカエラも持っていたけど、夏だし脱いでいたんだろうな。運が悪かったということだろうか。もっと町が発展して、外敵から身を守れるような場所になったらこういうことも減るだろう。

彼女の持っている燻製肉は、あの日のオオカミのものだろうか

狂犬病の発症から 3 ヶ月が過ぎた頃、木挽き場の裏手で木を切っている最中に彼女は死んでしまった。おお、なんということだ。墓場の建設が間に合わなかった。いま大急ぎで作ってるので、虫が湧いたりしませんように。

3×3 の大きさで 36 人埋葬できる墓地

死体を放置していると、腐敗して病気を撒き散らしたり害虫が寄ってきたりする。それは他の住民にとって悪影響なので、死者が出たら迅速に埋葬したい。

とはいえ墓地は一度建設したら移動も破壊もできないので、慎重に場所を選ぶ必要がある。他のセーブデータでは、めちゃくちゃ近いところにめちゃくちゃでかい墓地をつくってしまったために集落の発展に影響が出たのだった。なので今回は、なるべく遠い場所に小さいのを作ることにした。

このサイズでも 36 人収容可能らしいので、溢れそうになったら新しく作ったら良さそう。しばらく寿命を迎えそうな住人もいないし、30 年くらいはもつだろう……という予想。

さいごに

食べ物と革製品の生産エリア。ちいちゃくてかわいいねぇ!

無限にやってしまうこのゲーム……。そして寝ても覚めてもこのゲームのことを考えている。あのエリアのレイアウトがどうとか、こっちの配置のほうが効率がいいんじゃないかとか、そんなことを一生考えてしまう。Minecraft にドハマリしてた頃に似ている……。

つづく

この記事を書いた人

Ichico

ゲームが好き。熱しやすく冷めやすい、くだらない事で笑ってしまうタイプ。精神年齢が 5 歳。