29 日目▽

ついに 30 日目!もうすぐ発売から一ヶ月になるのかぁ。早いな……。エッていうかもう 12 月……?いつのまに……?怖い……。このままだと気付かないまま年越してそう。気を取り直して、今回はヨルヴィックと言う町へ向かう!

古き友を訪ねて

ノルウェーにいた頃からの友人、ヨールとリュビナ夫妻がこのヨルヴィックに住んでいるらしい。古き結社の魔の手が町に伸びていると言う情報を得たエイヴォルは、港で二人の居場所を聞いて回っていると、商人と港長らしき人が言い争っているのが見えた。

グリゴリーという港長にヨールとリュビナの事を訊くと、なんだかとっても警戒されている。でも家を教えてくれたので、行ってみることにした。なんとまぁ、大きな家だった。ヨルヴィックはとてもにぎやかな町で、ここでこんなに大きな家に住んでいるということはしっかり成功してるんだなぁ。すごい。

中に入ってみると、なんと争った形跡と血の跡、死体、謎の手紙。オイオイ穏やかじゃねえな。痕跡を観察してみると、死体はヨールでもリュビナでもなかった。とりあえず一安心。でも血の跡が家の裏から続いている。人影を発見したので近付いたら、刃を向けられた。めちゃくちゃびっくりしてしまったんだけど普通の反応だよな。襲われた直後だもんな。

リュビナだった。誰の命令で来たのかと問われたけど、自分の意思で来た、危害を加えるつもりはないと伝えると武器を収めてくれた。よかった~。なんで襲われたのかと聞いたら、「キリストの貧しき戦友」からの手紙を見せてくれた。この人はルンデンで古き結社の構成員を倒すときも手紙をくれていた。味方だと思って良いのかなぁ。

ヨールのもとへ案内してくれる道すがら、今の状況を教えてくれた。ヨルヴィックは財政難だということ、「赤手組」と呼ばれる集団が好き放題暴れまわっていること、リュビナを襲ったのも「赤手組」の仕業だと思うということ。

ヨールと再会すると、彼は懐かしい顔に喜んでくれた。この町で、「松明」「針」「貯蔵庫」という二つ名の結社の構成員が悪さをしようとしているのを止めに来たと伝えた。ここで動きやすくなるように、王に挨拶させてほしいとお願いすると、連れて行ってくれた。

王と 3 人の議員

議員と王が何やら話し合っている。ファラヴィッドという戦士長みたいな人は、ピクト人との戦争に負けそうなので銀を集めて兵糧を調達しないといけないと主張している。オーダンという恰幅のいい人は、もうすぐ町で行われるユールタイドと言う祭りのために銀を使うべきと言う。リシエ王は、財政難について話し合うのはもう嫌だと言う。もうひとりの議員は、ヨールのことだ。

そんなタイミングでエイヴォルが来たものだから、まぁ機嫌は良くない。あまり歓迎されていないようだった。別に、慣れてますけど……。リシエ王に「赤手組」が暴れていることやその黒幕を捕まえたいと思っていることを伝えた。「赤手組」に頭を悩ませているのはリシエ王も同じようで、とりあえず邪魔はしないでもらえそうだった。

リュビナと、どこから調べていくか相談することに。どうやら「赤手組」がここ最近熱心に狙っているのはキリスト教関連の書物らしい。次に狙われるのは書庫じゃないかと言う話だった。

それに、港長が商人たちと揉めていたのも問題視していた。港長のグリゴリーは議会に命じられたふりをして、勝手に税金を引き上げているのだという。財政難でリシエ王が頭を悩ませているのは事実だけど、もちろんその税金は収められていない。

奪われた書物を追え!

まずは書庫へ行ってみよう。狙いが分かっているなら追いやすい。書庫で手がかりを探していると、議員のオーダンと修道院長のインゲボルグが連れ立ってやってきた。「赤手組」に狙われているキリスト教の書物を、書庫から安全な場所へ移すというのだ。あ、あ、あやしい~~~!!!!絶対このインゲボルグとか言う女が結社の人間だろ。ここまであからさまに怪しいのなかなかいないよ!!

でも確定じゃないので、なにか知ってることはないかと聞いてみる。最近司祭たちの動きがちょっと怪しいというので、見に行ってみることにした。司祭たちは家に隠れ、「赤手組」の襲撃に怯えているようだった。司教の家に行ってみると、また荒らされた跡がある。司教は死体で見つかり、その下に隠されるようにして手紙があった。

手紙には、修道院長が「松明」だということが書いてあった。やっぱりインゲボルグ、あいつだったのか。奪われたキリスト教の書物は大聖堂に集められているらしいので、潜り込んでみると司祭のひとりが騒いでいた。神の言葉を燃やすなんて冒涜だ、とか言っていたけどインゲボルグによって自身も燃えることになってしまった。

「松明」もといインゲボルグを殺したけど、彼女は意味深な言葉を残して死んでいった。「 4 人のうち 1 人は仲間」ってどういうことだろう?

着服された銀を追え!

次に怪しいのは港長だ。彼は商人から不当に銀を奪っている。厳重に警備された倉庫に入り込んで中を調べると、市場にある黒い布のかかった露天で手がかりを追えそうだった。黒い布の露天にいるおじさんと、グリゴリー港長と取引がしたいんだと言うと警戒されてしまった。でも、そのすぐ後ろにいた子供が興味を示してきた。

大量の銀があるので使いたいんだというと、「針」と知り合いなんだという。こんな子供まで仲間にするのか。取引する気があるなら東門へ、と言われ、行ってみると兵士たちがいた。鍵を持っているやつがいたのでこっそり拝借して彼らの後を追うと、下水道に通じる道があった。どうやらこの先が「針」の拠点らしい。

先へ進むと、金属の音がする。銀をコインに変える工場のようなものだった。奥に扉があったので入ってみると、商人から不当に奪った値打ちものに囲まれて満足そうに笑う港長グリゴリーの姿があった。やっぱりこいつが「針」だった。その場で殺したかったけど、鉄格子の向こう側だったのでできなかった。くそう。

守衛が襲ってきて、エイヴォルを殺したら市場で集合な!って言ってたので、急いで守衛を倒して追いかける。市場では、港長グリゴリーに黙って生きるために銀を隠し持っていた商人が見せしめとして殺されているところだった。こいつはこれ以上生かしておいたらいけない。

「針」を倒すと、国の公式文書に捺す印章を手に入れた。これで文書を偽造して、商人たちから銀を搾り取っていたのか。敵はのこり 1 人だ。

裏切り者を探せ!

「針」が印章を持っていたことにより、議員の中に裏切り者が居るのではという話になった。国を動かす、王と 3 人の議員。この中にひとり、裏切り者がいる!!もう間もなくユールタイドの祭りが始まるので、議員たちがその準備で忙しい間に執務室を調べることにした。

執務室には、ヨールの机に「銀を溶かして欲しい」という依頼の手紙、妻には内緒にして、と言う一文も添えられていた。ついさっき、銀を巡って「針」と対峙したばかりなのでめちゃくちゃ怪しく感じてしまう。それに、ヨールの机は隠し部屋に入れないように移動させられていた。

リュビナと机を動かして、隠し部屋を探るとワインをこぼした痕跡があった。変な匂いもするし、毒が入っている可能性がある。リュビナが言うには、ワインはユールタイドの宴で振る舞われるらしい。議会の人間が参加者を殺そうとしているのかもしれない。

リュビナはヨールの妻だ。夫がそんな事をしているかもしれないなんて信じたくないだろうな。わたしも彼は違うと思う。でも、確証がないし机にあった手紙もちょっと怪しい。祭には議員も王も出席する。ワインのことをそれとなく話して、あぶり出すことにしよう。

まずは一番近くにいた、戦士長のファラヴィッド。この人めちゃくちゃ影薄かったな。エイヴォルのことを知ってくれていたし、尊敬してくれているように感じる。ワインで飲み比べでもしようかと言うと、ワインよりエールのほうが酔えるだろと言う。あんまり怪しくないな。

次は書庫で「松明」と一緒にいたオーダン。宴の開催は大変なものだっただろうから、働きぶりを称えてワインを持ってこようと言うとめちゃくちゃ慌てていた。ワインはヨルヴィックの民のものだからと。くせえ!こいつだろ!

とりあえず全員に話を聞いてみよう。次はリュビナの夫、ヨール。結社の人間を追っている自分が注目されないように、ワインで酔っ払って騒いでくれないかと頼むと、民にそんな姿は見せられないという。うーん、まぁ白いかなぁ。

最後はリシエ王。宴用のワインが台無しになってしまったと嘘を伝えると、個人の蓄えがあるはずだからそれを持ってこさせようという。うんうん、この人は信頼して良さそうだ。

全員に聞いて回ってみたけど、突出して怪しいのはオーダンなんだよな。というか、この人しかいないでしょというくらいには他の人が白い。オーダンが「貯蔵庫」だとリュビナに伝えていると、まさしくそのオーダンの演説が始まってしまった。皆にワインが振る舞われ、止める間もなくワインを飲んだ人たちが苦しんでいる。

「貯蔵庫」オーダンを殺して、騒ぎになった祭の会場から逃げる。いちいち相手してられなくなってきた。面倒臭いので……。

めでたしめでたし

他の議員と王も逃げられたみたいで、王の間で合流する。王はオーダンが裏切っていたことにショックを受けていたけど、町を正常にしてくれたエイヴォルに感謝を示してくれた。

そしてなんと、ヨルヴィックの名誉上級代官とかいうのに任命してくれた。何ということだ。これで鴉の戦士団がどうなっても、ヨルヴィックに来れば肩書のある人間として暮らせる。助かった~!

帰ろうとしたら、リュビナに腕輪を貰った。久しぶりの同盟腕輪だ!嬉しい。ありがとう!!なにか自分たちの手には追えない事が起きたら、手助けしてもらおう。

そういえばヨールの机にあった銀の依頼書は一体何だったのか、あの手紙のせいでお前を疑う羽目になったんだぞと問い詰めると、妻のリュビナにサプライズで贈り物をしたかったんだという。イチャイチャし始めたのでとっとと退散しよう。お熱いこって。

ウバの訪問

定住地に帰って、同盟締結の報告をしたらシグルドに呼び止められた。僕今回は何もしてないですよ……と思ったら、ウバがエイヴォルを訪ねてやってきたみたい。

どうしたの?と聞いたら、ウバの弟、アイヴァーのことで謝罪と感謝を述べに来たらしい。アイヴァーをヴァルハラに送ってくれてありがとうと。そんで、また腕輪を貰った。今日は腕輪記念日だわね。

これ、アイヴァーの最後のシーンでヴァルハラへの道を閉ざしていたらウバとの関係も悪くなっていたりしたんだろうか。そう思うと、自分の選択に安堵する。まじで良かった。過去の自分、グッジョブ!

さいごに

昔の怪盗アニメみたいだったエイヴォル

これにてヨルヴィック編はおしまい。結社の人間が 3 人もいると面白いなぁ。次はエセックスという地域へ向かうことにしよう。探索は後回しにして、メインストーリーを進めることにする。

つづく

この記事を書いた人

Ichico

ゲームが好き。熱しやすく冷めやすい、くだらない事で笑ってしまうタイプ。精神年齢が 5 歳。