28 日目▽

今回はリンカンシャー編!フンワルドという貴族がエイヴォルを訪ねて定住地にやってきているようなので、話を聞いてみることになった。今までにないストーリーの始まり方だ~。どうなっていくんだろう。

追い出された貴族

フンワルドはリンカンシャーのフンベオル太守の息子らしい。でも、追い出されてしまったので困っているという。現太守フンベオルは病床に伏していて、追い出される理由には全く覚えがないという。なんというか、この人の話し方や動きを見てると次期太守だなんて想像がつかないな。

言ってることがふわふわしていて、みんなともだち!みたいな感じ。異人の定住地にまでのこのこやってくるような危機管理の足りなささ、心配になるレベル。でも国を追われてしまったのは可哀想だし、話を聞くとどうやら古き結社がこの件に関わっているらしいので協力することにした。次期太守に恩を売っておくのも悪くない。

フンワルドはアルフガーという貴族と友達?らしくて、一緒にリンカンへ帰るために協力してほしいという。首に賞金がかかった貴族が田舎の酒場で大声で喋っていたので、金に目がくらんだならず者が絡んでくる。でもエイヴォルは口論詩で得たカリスマを使って、血を流すことなく追い返す。かぁっこいい~!

酒を飲んだらトイレが近くなったのか、用を足したらすぐに出発すると言い残して酒場から出たフンワルドの口から次に出た言葉は叫び声だった。言わんこっちゃない。敵を倒して、リンカンへ行くと兵士がウジャウジャいる。見つかるとヤバそうなので隠れながらフンワルドの家へ向かう。

消えた太守

家にはレーグナハーというおじいさんしかいなかった。病気の太守は剣を持った男たち、聖職者、家によく来ていた治癒師によって連れて行かれてしまったという。太守がいない今、ヘレフリス司教という人が代わりに仕事をしているんだそうな。なんか怪しくね?

ヘレフリス司教に話を聞きに行くと、追放されたと思ったらヴァイキングの戦士を連れて町に帰ってきたので困惑していた。先に知らせをもらいたかったと言うけど、追放された身でおおっぴらに帰ってこれなくね?どうやらフンワルドには、スワンブロと言う名前のデーン人の恋人がいるらしく、それも気に入らないらしい。僻むな僻むな。

アチャという人、この人はフンワルドの乳母的な人なんだろうか。この人が言うには、太守は診療所で面倒を見ていたのにいなくなってしまったという。診療所に行って治癒師に話を聞くと、兵士が浴場へ連れて行ったという。でもこの町に浴場はないので、古い遺跡のことじゃないかと教えてくれた。

先へ進むと、争いの跡がある。どうやら太守は野盗に襲われたっぽい。フンワルドが見せてくれた白鳥とおなじものが描かれたマントが引きちぎられ、落ちている。向かった先はボリングブロック城のようだ。

不可解な現実

ボリングブロック城へ向かい、太守を探して奥まで来た。かび臭い地下で、何やらボソボソ喋る女がいたので話を盗み聞きすると、フンベオルと喋っている?にしては声色が女らしいような……。近寄ってみると、なんとフンベオル太守は死んでいた。もう死後何日も経っていて、異臭がすごい。

ガルウィナというこの女は、兵士に命じられて太守の世話をしており、秘密を漏らさないように言われていたみたい。誰の命令なのか訊くと殴られたから分からないと言う。可哀想に……。フンベオル太守の死を、息子であるフンワルドは知る権利がある。なにか証拠になるようなものはと探すと、家紋である白鳥のマークが描かれたメダルみたいなものを見つけた。これを持って帰って、教えてあげよう。

次の太守は誰だ

フンベオル太守が死んだことを伝えると、次の太守を決めるための州会議というものが近々開かれることになっているらしく、そこで投票で決まるんだという。順当に行けば息子であるフンワルドが太守になると思うんだけど、ヘレフリス司教と貴族のアルフガーも立候補するという。

ヘレフリス司教は太守の仕事を代わりに請け負っていて実績がある。アルフガーは古くからこの土地で血筋を絶やさず生きてきたからという。ふーん……。最初から、この件には古き結社が関わっていると聞いていたから全員怪しく見えるな……。

フンワルドは、太守としての適正は低いかもしれないけど悪いやつじゃない。エイヴォルに懐いてくれているし、父を愛していたしリンカンシャーの土地が大好きなんだという。フンワルドは父の死を嘆き悲しんでいたが、エイヴォルの心からの慰めとお酒のおかげでちょっとは元気になったようだった。

フンワルドは、今の自分は未熟だと自分でも理解しているけど、チャンスが欲しいと言っていた。これからの自分を見て、それでもダメだと判断したら太守の座から下ろしてくれてもいいと。命を狙われる可能性があるんだぞ、しっかりしろよと言うと、デーン人である彼女のことを思い出したようだった。安否確認のついでに彼女に会わせてくれるらしい。

スワンブロと呼ばれる彼女は、思ってたよりいい人っぽかった。ぽっちゃりしていて笑顔が素敵。力強さを感じるし、ちゃんとフンワルドのことを愛しているんだと伝わってくる。この人が黒幕って感じじゃなさそうだ。州会議がはじまるまで、フンワルドを預かっていてもらうことにした。

アルフガーの奇妙な策略

アルフガーに見せたいものがあるんだと呼ばれたのでのこのこと行ってみると、フンベオル太守のものだった弓をくれるという。なんでわたしに?と思ったけど、まぁくれるって言うなら貰っておくか。

この弓を使って熊狩りがしたいんだという。最近アルフガーの村周辺に出てきて困っているからと。アルフガーに導かれるまま進んでいくと、川岸にグリムと呼ばれる男がいた。デーン人らしい。アルフガーは偶然会ったみたいな反応をするけど、どうやらこの男も狩りを口実に呼び出されたらしい。なんでわざわざそんな真似を?

会わせたいなら普通に紹介すればいいのに。なんか臭いなぁ……。結局、連れて行かれた洞窟には熊なんていなくて、狼しかいなかった。その狼の相手をし終えて洞窟から出ると、アルフガーの村が燃えている。いや~、ちょっとタイミング良すぎじゃないですか?

村に火を放った野盗を全滅させ、あとの始末はアルフガーに任せることになった。何から何まで怪しいんだけどアイツもしかして結社の人間か?

州会議、開催

リンデンに戻ると、州会議が始まっているようだった。もう既に 12 人の投票者は仕事を終えていて、なんと 3 人に 4 票ずつ綺麗に分かれてしまっているという。残りの 1 票、エイヴォルの選択でこの州の太守が決まる。

皆に意見が聞けたので、それぞれに話を聞いて回ってみる。州のためには仕事のできる有能な人間が太守になるのが一番いいんだろうけど、心の中のオーディンは「鴉の戦士団のためになる人物を選ぶべき」と言ってきた。

き~めた!司教は胡散臭いし、貴族は怪しいし、フンワルドにしよう。ここの投票で確実に決定というわけじゃなく、最終決定権はマーシアの王にあるらしい。ともかく、少なくともその最終決定まではフンワルド太守ってわけだ。

フンワルドが喜びの声を上げ、宴が始まろうというその時にヘレフリス司教は部屋から出ていき、代わりに兵士が沢山なだれ込んできた。こいつが結社の構成員だったのか。

急いで敵を片付けたけど、一般人も沢山死んでしまった。逃げられる前にヘレフリス司教を倒したかったけど、フンワルドは死者を弔ってから攻め込みたいという。う~ん、そっか~。のんびりやさんだねぇ~。

平和がやってくる

アネカストレ砦というところに立て籠もったヘレフリス司教を追って、民兵とともに進軍する。味方も多いし、サクソンの兵士なんて敵じゃない。砦の中にいた修道院の人にヘレフリスの居場所を訊くと、快く教えてくれた。

侵入し、ヘレフリスを暗殺する。これでまた結社の人間がひとり減ったぞ。フンワルドの太守としての第一歩だ。大きな前進であると言っても過言ではない。フンワルドはエイヴォルとの絆が深まったのを確信し、同盟に同意してくれたのだった。

定住地での揉め事

定住地へ帰り、同盟を無事に結べた事を報告しようと思ったらまた揉め事があったらしい。以前、ロワンの馬の毛を全部剃ってしまったホルジャーがまた何かやらかしたらしい。エイヴォルが議長になり判断してほしいと言われるが、いやそれは首長の仕事だろうと断る。

シグルドに任せるべきだと言ったんだけど、シグルドの妻のランヴィは、シグルドは話しかけても返事がないし、塞ぎ込んでいるという。絶対これ後で色々言われるやつじゃん、やだな~。

そうは言っても仕方ないみたいなので、話を聞いてみることにした。船大工のグドルンが商売で使うはずだった帆布を、ホルジャーが画布にして汚したみたいで、売り物にならなくなってしまったので銀で賠償して欲しいというものだった。ホルジャーはゴミだと思ったから使ったと言っていた。

もうこいつ何言ってもダメだよ。ゴミだと思っても一回聞けば良くない?「これ使っても良い?」って。それで済む話じゃん。そう言おうと思ったら、シグルドが出てきて怒ってきた。はいはい、そう来ると思ってました。

シグルドに玉座を明け渡すと、ホルジャーを糾弾し始めた。嘘つきホルジャー、しまいには盗人ホルジャー。汚されたのは 1 枚だけだったのに、なんと帆布 50 枚分支払えと言う。払わないのなら追放するとまで。ちょっと重すぎるんじゃないかと思ったけど、もう怒られたくなかったからシグルド首長の言うとおりですって言っといた。

ホルジャーは泣いてたけど、まぁいい薬になったんじゃないですかね……。グドルンもその判決を聞いていや、それはちょっと……ってなってたし、分割とかにしてくれるんじゃないかな。シグルドは、また何かあったら絶対俺を呼べとエイヴォルに言い残して寝室に帰っていった。

さいごに

最後にひと悶着あったけど、これでリンカンシャーとの同盟も結べたし一件落着だ。次はさらに北の大地、ヨルヴィックという町へ進もう!また雪の国に行くことになるみたいで、ちょっと楽しみになっている。

つづく

30 日目▽

この記事を書いた人

Ichico

ゲームが好き。熱しやすく冷めやすい、くだらない事で笑ってしまうタイプ。精神年齢が 5 歳。