24 日目▽
シグルド~~!!一体どこにいるの~~!!そろそろ帰ってきてくれないと、定住地でのエイヴォルの肩身も狭くなってきてしまう。もちろんエイヴォルのことをちゃんと見てくれている人は頑張って探してるって理解してくれているけど。ということでシグルドを探してイングランドの南東、ケントへ向かう。
フルケを追って
シグルドを捕虜にして身柄を拘束しているフルケを追ったバシムが、ケントの聖エイドリアン修道院、修道院長キネベルトと知り合った様子。フルケと知り合いだというこの男は、自分の利益のために手伝いをしてくれたらフルケを紹介しよう、なんて言ってくる。こいつがケントの首長になったりするのか?
と思っていたら、次の首長はウェセックス地方の王、アルフレッドにより決定されているという。その人物が誰なのか、誰よりも先に知りたいんだって。それでその人に近付いて親しくなりたいということらしい。野心の塊って感じの人だ。
次の首長は誰だ?
その、次の首長の名前が書いてある手紙を持った従者を追って、昨晩一緒に酒を飲んでいたという詩人を探す。めちゃくちゃ遠回りなように思えるけど、手がかりが他にないから仕方がない。詩人はまだ酒で酔い潰れて、橋の下で横たわっていた。
冷たい川の水で酔いを覚ましてあげて、従者の行方を尋ねると、生意気にも「銀色に光る物体」を握れば思い出すかもとか言ってくる。生憎、手持ちの銀色の物体らしいものは鋭く尖った細長いものしか無いんだけど、お気に召すかなぁと言えば怯えて全部教えてくれた。最初からそう言えばいいのに。
詩人が教えてくれたドーバー砦と言うところに、従者はいた。敵の数が多いので見つからないように手紙を盗む。一流のヴァイキングは暴れるだけではなく、頭を使って行動できるってもんさ。次の首長はテドムンドというやつらしい。
古典的かつ効果的方法
次の首長になる人物が判明したので、修道院長キネベルトに報告をする。テドムンドは気難しい人物らしく、どうやってコネを作るか悩んでいたところでエイヴォルが革新的な方法を示す。その名も「暴漢に襲われたテドムンドをキネベルトが助ける作戦」だ。
古めの少女漫画か。しかしこれ以外に有効的と思われる作戦が思いつかないので、これでいくことにした。ばれないかなぁ。テドムンドが製材所で指揮をしていると言う情報を、バシムが先んじて得ていたおかげで行き先が決まった。
側近をサクッと殺し、テドムンドを縛り上げ、作戦通りの場所まで連れて行く。かかとを切り落とすと十分に脅したところでキネベルトが現れる。完璧だ。でもなんだか様子がおかしい。
どうやらこのテドムンドだと思って攫ってきた人物は影武者だったらしい。本名はシャーガーという。お願いだから殺さないで、なんでもするからと泣きつかれた。もうちょっとテドムンドとして働いてもらうことにしよう。
テドムンドが居るのはルーチェスター砦という強固な砦で、その周辺にいるノース人たちを捕らえろと命令を出していたらしい。そのノース人たちが殺される前に我々の味方に加え、砦を一緒に強襲しようということになった。ノース人たちを捕えているテドムンド兵に、引き上げの命令を出すのがシャーガーの最後の仕事だ。
しかしこのシャーガー、演技があんまりうまくない。声は震えているし、どもっちゃうし、不安でいっぱいだったけど、バシムやエイヴォルの助け舟のおかげでバレることもなく無事に兵たちは引き上げていった。もう影武者なんてすんなよ。
テドムンドを探せ
本物のテドムンドを砦から引っ張り出すためには、今助け出したノース人と鴉の戦士団だけでは人員が足りない。オクセンフォードシャーで同盟を結んだギドリッチに助けを求めることにする。おお、ここでやっと同盟を結んだ意味が出てきた感じがする。
砦強襲作戦の前夜、バシムと酒を酌み交わし、過去の話を少し聞いた。バシムには息子がいて、跡を継いでくれるものだと思っていたんだけど友であり師匠であった人に奪われてしまったという。若そうに見えたけど、既婚子持ちだったんか……。悲しい過去があったんやな……。
砦は敵の数が多かったけど、幸いこちらにも味方がたくさんいる。本物のテドムンドを捕えて、砦は陥落した。敵も強くなってきて戦闘が面白い。いろんなタイプの敵が出てくるので、敵に合わせて攻撃方法も変える必要があって面白いなと、今の所思う。そのうち面倒くさくなってしまうかもしれないけど。
作戦失敗
テドムンドを捕獲して砦から出ようとすると、ちょうどキネベルトの救助隊がやってきた。最初、修道院の兵が助けに来たようだと報告を聞いたテドムンドは喜んでいたけど、早すぎる到着に疑惑の念を抱いたようだった。
キネベルトは、神のお告げでテドムンドの危機を見たのだと言った。落ちる砦、奪われるテドムンドの命……居ても立っても居られず、急いできたのだと。神って便利な存在だな~。それでも疑惑は晴れない。もしかしてお前らグルなのでは?と気付いたとほぼ同時に、テドムンドは死んだ。
バシム曰く、要人や自意識が過剰な人間はこういうときのために毒を仕込んで持っているんだという。敵の手に落ちるくらいなら自分で死ぬ、ってわけか~。これで、キネベルトの目論見も泡と消えてしまった。計画は失敗に終わったけど、フルケの件はしっかり対応する、と言って帰ってしまった。
それはそうと、今回盟約を果たし助けに来てくれたギドリッチにお礼を伝える。シグルドはまだ見つかっていないけど、無事に帰ってこれたら一緒にお酒のもうねって言ってくれた。会費はそっち持ちでよろしくな。
ご対面
キネベルトの作戦が失敗したことにより、裏切られてフルケの居場所も分からずじまいになってしまうのではないかと危惧していたんだけどそんなことはなかった。嫌な予感がしつつ、キネベルト修道院長の居室に入ってみるとフルケがいる。キネベルトは……
し、死んでる……。
なんかフルケに、いかにシグルドが特別なのか、祝福され神と同列であるのか、みたいなことをべらべらと話され、自分が力を得るまではシグルドを返す気はないみたいなことを言われエイヴォルはキレた。でもフルケには逃げられてしまった。
閉められた扉の向こうで、カンタベリーがどうのこうのと言っているのが聞こえる。罠かもしれないけど。そこにシグルドがいるなら、手がかりがあるなら行くしかない。
シグルドの痕跡
追手を振り切り、カンタベリーの教会の地下へ進んでいく。シグルドが追い求めていた謎の石盤とか、結社に関係していそうな文書とか、秘密が盛り沢山だった。でも肝心のシグルドがいない。奥へ奥へと進んでいくと、暗い部屋がある。
松明を持って近付いた部屋の中央には拷問用のトゲのついた椅子があり、その上には木の箱が置いてある。ドキドキしながら開けると、人の右腕が入っていた!!!!!しかも肘から手首までは真ん中から綺麗に切り開かれ、骨が見えている。うわーうわーうわー。
ノルウェーで見た幻視で、シグルドの右腕は失われていた。てことはこれって、シグルドの右腕ってこと……?嫌だ~~!!腕って切り落とされても生きていられるの?出血多量で死ぬんじゃないの?シグルド、頼むから生きていてくれ……。
てところで、ケント編が終わってしまった。え?終わりでいいの?同盟、結んでないけど?え?と、とりあえず定住地へ戻って、報告しよう。
内部分裂の危機
定住地へ戻ると、案の定ダグが噛み付いてきた。探してないから見つからないんだろ、ってそれお前が言うセリフじゃね~~~から!!!!!!!知ってんだからなお前がロングシップにも乗らず、強襲の呼びかけにも応じず、戦いにも参加してないこと!!!!!!!!うるせ~~~~~!!!!!!!!
ランヴィにとりあえず報告をして、行方のわからないシグルドやいちいち突っかかってくるダグのことで疲れてしまったので部屋で休んでいると、外でダグが呼んでいる。うるせえな今何時だと思ってんだ。警察呼ぶぞ。
もうエイヴォルの指示で動くのは嫌だと言う話らしい。シグルドがエイヴォルに任せたから従っていたけど(いやめちゃくちゃ邪魔してきてたけど)、もう我慢ならないので指導者の座をかけて決闘を申し込むという。あほくさ。断ったけどだめだった。
戦いの最中、何度も今終わりにしたら追放するだけで許してやると情けをかけたけど聞く耳持たず。もうこいつを黙らせるには殺すしかないな、と思ったので殺した。残念ですが、おしまいです。
死に際に、斧をもたせてヴァルハラ送りにするか、持たせずに死んでヴァルハラへの道を閉ざすか選択肢があった。いい加減うざかったし、幻視で出てきたオーディンはこんな弱虫いらんわと言っていたんだけど、ヴァイキングとしてノルウェーから一緒に出てきた人たちがたくさん見てる中で斧持たせずに殺したら心証悪くなりそうだなと思ったのでヴァルハラ送りにしてあげた。
また、ひとり仲間を失ってしまった。シグルドは見つけられていないし、ダグは最後までうるさかったし、内密に事を進めていたのにダグのせいで定住地の全員がシグルドが行方不明になっていることを知ってしまった。まじいい加減にしてくれ。
ともかく、一刻も早くシグルドの行方を追わないと。このままでは首長代理としての肩身が狭くなって居心地が悪い。もっとのびのび暮らしてえよ。
さいごに
味方だと思っている人が死ぬのは悲しい。シグルドには死なないでほしいなぁ。そういえばあのシグルドのものと思われる腕はどうしたんだろう。放置したのか、持って帰ってきたのか?次の手がかりはサセックス、ポートチェスターと言う町にあるらしいのでそっちの方へ行く。
つづく
26 日目▽