26 日目▽
シグルドを探して、サセックスまで来た。フルケを追い詰め、今回こそシグルドを取り返すぞ。もう許さん。フルケがもし命乞いしてきたとしても絶対に聞いてやらない。
集え、盟約のもとに
バシムが今まで同盟を結んだ地域の人達に招集をかけてくれていた。集合場所に来てみると、なんと懐かしい顔たちが。なんか数が少ないような気もするけど……。集まってくれたのはルンデンのエルケとストウ、イースト・アングリアのブローシアとブローダー。みんなありがとう。他の人達も、今向かってきてくれているらしい。
フルケはポートチェスターに立て籠もろうとしている。ポートチェスターは強固な砦で、籠城を許せばシグルドを取り戻すことは難しくなるだろうということだった。なので阻止するため、まずはフルケの斥候を殺し、我々の動きを相手に見えなくさせようとエイヴォルは提案する。
グスルムというおじさんが来てくれていた。この人はグランテブリッジシャーの首長、ソーマの親玉だった。なんか聞いたことある名前だと思ったらグランテブリッジシャー編で聞いたことあったんだった。グスルムはエイヴォルの提案に乗り気ではなかったが、一刻も早く兄を取り戻したいエイヴォルは強行することにした。俺に任せな!!
斥候は 3 人いるらしい。全員殺して、皆のもとへ戻る。ほら、何も心配する必要なかったでしょ、ってグスルムと話してる最中にフルケの兵士たちが襲ってきた。どうやら斥候がもう一人いたらしく、こちらの行動は丸見えだったみたい。そんなの聞いてないよ~。
犠牲と失望
襲ってきたフルケの兵士たちの数を減らしたところで、相手の兵長が出てきて撤退の合図をしてきた。深追いする必要はないと言ったのに、ブローダーとブローシアが向かっていって、ブローシアがやられてしまった。ブローダーも傷を負った。
また仲間をひとり失ってしまった。でもエイヴォルは行くなと止めたし、無視して暴走したブローシア本人の問題でもあるような気がする。いや、悲しいのは悲しいけど。グスルムは大いに怒り、エイヴォルに失望したようだった。敵に作戦がバレてしまったので、萎えたから帰るって。
グスルムは帰る前に、エイヴォルに助言をしてくれた。兄を取り戻したいなら、冷静になること。見込みのない状況に無闇に突っ込んでいかないこと。敵の不意を突き、味方を集め、チャンスを見極めて一気に潰すこと。
確かに、シグルドを奪った敵がすぐそこに居ること、シグルドは拷問を受けて大きな傷を負っていること、定住地の皆への思いとかいろいろあって冷静になれていなかったかもしれない。反省して、グスルムの助言の通りチャンスを作り出そう。
今、できることをする
フルケの兵との戦いには間に合わなかったが、グランテブリッジシャーのソーマ、レデチェスターシャーで共に戦ったウバも駆けつけてくれた。まじで有り難い。
みんなと協力して、武器や食料を作っている村、兵士がたくさんいる砦を壊して回ることにした。これでフルケたちは食べるものがなくなり、武器も味方も集まらないことになる。かしこいエイヴォル。
いざ、ポートチェスターで囚われているシグルドの救出に向かう!!フルケは相変わらず威勢がよい。なんかこいつの「わたしはあなた達とは違う人種なのよ」的な態度がムカつく。
向かってくる敵をなぎ倒し、首をはね、、腕をもいで先へ進む。そういえばこないだ Twitter で海外版の動画見たんだけど流血表現ぜんぜん違うんだねぇ。他のゲームと比較するのは違うかもしれないけど、 Ghost of Tsushima もばかすか血吹き出してたしアサクリもどうにか……と思ってしまう。
シグルドが囚われているであろう塔の最上部まで来た。また拷問用の椅子がある。誰もいないけど、シグルドがここにいた形跡がある。たくさんの血が流れて、床に染み付いている……。こんなに血流したら死んでしまうのでは?丁重に扱うって言ってたのに、これがフルケ流のもてなしなのか?
やっとみつけた
フルケは教会に逃げ込んだ様子。エイヴォルも急いで後を追う。この教会がフルケの死に場所になるのだ。教会までの道のりも、近いようで敵がたくさんいることで遠く感じる。今貴様らの相手をしている時間はない。どいてくれ頼む~!(首を切り落としながら)
教会に飛び込むと、机にもたれ掛かるシグルドがいた。やっと手の届くところに来れた。シグルドは沢山血を流して、苦しそうにしている。エイヴォルに続いて教会に入ってきたバシムにシグルドを任せて、エイヴォルは逃げていくフルケを追い教会の地下へ進む。
もう逃さない。シグルドを取り戻し、フルケは殺す。ぜったいにだ。相変わらず、わけのわからんことばかり言う。シグルドが神の生まれ変わりなんだとか我々の希望なんだとか、もういい加減にしてくれ。めちゃくちゃボコして HP を削ったと思ったら、煙幕で逃げられてしまった。
そのまま地上へ出て、まんまと逃げようと思ったのだろうけど、教会の周りにはエイヴォルが今まで築いた同盟の味方達がいる。フルケを取り囲み、もう逃げ場はどこにもない。
シグルドが真実に目覚めたのでわたしの勝ち、ってどういう理論なんだ?苦し紛れの負け惜しみなのか、わからんけどお前はここで死ぬのだ。そうなっているのだ。
死に際の幻視
フルケを倒し、本能のままに拳を打ち付けていたら、オーディンにやめさせられた。オーディンは、兄は救われたのだという。どういうこと?フルケはシグルドにした拷問は覚醒のため仕方のなかったことだって。神の解放には痛みが必要だったんだって。全然わからん。最近わからんしか言ってない。
そのまま、シグルドの幻影に握りつぶされてフルケの魂は消えた。オーディンはエイヴォルの味方だと思ってたけど、フルケの偉業をエイヴォルが引き継げとか言うの。なんで?シグルドに拷問しろってこと?どういうこと?
帰ってきたシグルド
何はともあれ、フルケは死んだ。ポートチェスターも落とし、この地域も我々にとって安全になったのだった。取り急ぎ皆にお礼を言って回り、定住地へ帰ろう。シグルド首長が帰ってきたこと、皆も喜んでくれるだろうな。
そういえば、シロップシャーでお世話になったデオラーフ司教も今回の戦いに参加してくれていた。正直戦いに関してはあんまり期待していなかったのだけど、教会の兵団を率いて増援の足止めをしてくれていた。めちゃくちゃ助かりました、ありがとうね。
急いで定住地へ帰ろう。もう宴が始まっている。シグルドは玉座に座っているが、何とも浮かない顔をしている。おかえりって言いたくて話しかけたら、めちゃくちゃ不機嫌だった。
命を懸けて助けに行ったのに、まさかこんな事を言われるなんて思っていなかった。シグルドがいない間、玉座に座ることなんて一度しかなかった。それも、ただ悦に浸るために座ったんじゃない。定住地でのいざこざを解決するための、首長代理として座ったんだ。
ダグもそうだったけど、なんでこんなに偉そうに話すことができるんだ?助けてもらった側だろうに。ありがとうの言葉もなしに、助けに来るのが遅いなんて言われるのはおかしいと思う。なんかめちゃくちゃ悲しくなってきちゃったな……。
俺は神の生まれ変わりなんだ、お前たちとは違うんだうんにゃらかんにゃら!!ってヒートアップした所で、にぎやかだった宴の会場にいた皆シンッ……と静まり返ってシグルドの方を見る。自分に向けられたものではないけど、こういう視線って嫌いだわ~。
“解放”
シグルドは、帰ってきてからずっとあんな感じらしい。以前のような快活さはなくなり、静かになってしまったように見える。かと思えば、さっきのように怒りに身を任せて怒鳴りつけることもある。情緒不安定にもほどがある。躁鬱か?
宴の会場からいなくなってしまったシグルドを探すと、ダグの墓の前で静かに座っていた。ダグを殺したこと、責められるかなと思ったけど過去のことはもうどうにもならないからいいって言われた。そして、フルケに受けた拷問の末に生まれ変わることができたと言う話をしてくれた。
正直、シグルドの話はなんにもわからん。ただ、以前のシグルドとは全く違う人になってしまったんだなというのはわかる。妻のランヴィとも、帰ってきてから一切会話をしていないと言うし……。いや、でも今のところは首長が定住地に帰ってきたことを喜ぼう。助け出したのに感謝もされず、わけわからん話ばかりされること以外は喜ばしい出来事のはずだ。
さいごに
長いこと不在だった首長が帰ってきて、戦士団の皆も元気が出てくると良いんだけど。とりあえず、エイヴォルはエイヴォルのやるべきことをしよう。まずは未探索の地域の財宝を回収してまわることだ!ヒーハー!
つづく
28 日目▽