ファントムくんの親切なヒントを受けて、どうにか冥王陵へと向かおうとするアルドたち。陵墓から冥王神が復活するなんてことになったらたいへんだ!でもどうやったら復活を防ぐことが出来るんだろう?エデンも取り戻したいし、困っちゃったぞ……。

前回の記事はこちら。

猫神神社へ行こう!

ツバメとカモメの助言に従い、猫神神社で冥王陵についての話を聞くことになった。本殿の鍵がかかっていたのでオトハに開けてもらうと、中にもオトハがいた!!ニセモノ!?と思ったら、鍵を開けてくれたほうのオトハはねここが化けていた姿だった。なぜそんなことを……。姉妹なのか?あんま似てないね。

猫神神社は、かつて冥王神と戦った精霊獣の加護を受けて、封印された冥王神を見張るためにあるのだという。猫神神社には人、獣、そして神の印というものがあって、陵墓の封印が解かれた時にはその印を使ってもう一度封印するという役割があるようだった。で、その役目を担うのがねここだと。責任重大にゃ~!

このねここのドヤポーズかわいいな。3 つの印を持って、地下水道をいかだで下っていく。道中、魔物に襲われたりもしたけど難なく倒し、辿り着いた先は薄明の島という場所だった。そこは星の行く末を見守る者たちの島だという。陵墓の門の役割を果たす島らしい。

薄明の島に住まう者

冥峡界にある、影の街ナズリクの人たちと似たフードをかぶっている人?たちと出会った。彼らはアルドたちになにかをしようという気はないが、なぜ進むのかと問うてきた。それに対してアルドは、ただエデンのために……と答える。神に挑む理由が……友のために!?とざわついてたのが面白い。

人の陵墓と獣の陵墓

人の陵墓で落とし穴とかいう下衆な妨害工作を受けながら先に進むと、最奥で待っていたのはゲンシンだった。お前生きてたのか。そうなるともう一つの陵墓のボスはガーネリだろうか。もうひとり誰か吸い込まれていったけど、彼はどうなったんだろうか……。

ゲンシンもガーネリも、まぁそんなに強くはなく……。ふたりとも闇の力に飲まれてかなりイキっていたけど、はやく元の世界に帰んなって諭されて帰っていった。ふたつの陵墓の棺をねここの力で封印することができた。これでひとまず安心なのかな……。まだ最後の陵墓が残ってるか……。

最後の陵墓へ

ゲンシンとガーネリを元の世界に戻したところで、ファントムくんが次の行き先を教えてくれたよ。ご招待いただいたので、神の陵墓に向かおうかな。と軽い気持ちで向かったら、まさかのパーティー分割式ダンジョン……。またこれか~!!もうやめてくれ~!!

道中、エデンに呼ばれて意識を飛ばしたらめちゃくちゃ病んでた。言いたいことはメチャクチャわかる。怖かったよな。寂しかったよな。同情しかけたところで、これはファントムがつくりだした幻影だったというのがわかった。本物のエデンは、たしかに寂しかったけど、君たちが来てくれるのを信じてたから大丈夫だと言ってくれた。

エデンとの絆でアルドのスキルが強化された!って言われたんだけど、なんのスキルがどう変わったのか分からんかった……。アルド、使ってないから……。ごめんな……。わからんけどきっと強くなってるんじゃないかなと思っている。そうであれ。

ファントムと冥王陵の鍵

冥王陵の最奥でようやくファントムと戦うことができた。東方編が始まってからずっと殴りたいと思ってたんだけど、やっとその願いが叶うぜ!ということで、メチャクチャにしてやった。もう二度とその口を開けないようにしてやるつもりでボコしてやった。

でもなんかすごく余裕そうな顔してた。なんでだろうと思ってたら、ゲンシンとガーネリが守っていた 2 つの陵墓、そして今いる神の陵墓の守り人を倒すことで負のパワーが集まって、封印が解かれるというのだ。封印しようと思って墓守を倒して回ってきたけど、それが逆に封印を解くことになっていたという。

なんじゃそりゃ!!そんなのってずるくない?オーガベインはこうなることが分かっていたみたいな事を言っていたけど、こいつマジで……。海に捨てようか?それとも火山に投げ込む?どうにかしてこいつを黙らせておきたい。ろくなことしない本当に。

冥王神、復活

でっけー!これが冥王神か。首がみっつもある……。今はまだ渦の中で産まれたてだけど、こんなのが出てきたら世界はマジで終わりだよ。おそらくこいつがラスボスだろう、気を引き締めていこう。合成鬼竜の主砲にも手伝ってもらって、なんとか倒すことができた。主砲チャージ完了まであと何ターン耐えればいいのか教えてほしかったな。

無事に倒せたと思いきや、冥王神が鬼竜ごとアルドたちを渦の中に引きずり込もうとした。こんなんどうしようもないやんオワタ~と思ったら、世界を滅ぼすのは冥王神じゃなくて俺だみたいな事を言い出してオーガベインが何かの力を使おうとしてきた。おま……おまえ……じゃあ冥王神復活の手伝いなんかすんなや……。

オーガベインの力とフィーネの螺旋律パワーで、聖剣パルシファルを持つ 3 人の王をそれぞれの時代から召喚!3 振りの聖剣パワーで渦の力が弱まり、鬼竜たちは無事渦から脱することができた。しかし、冥王神が姿を変え、混沌へと変化する。冥王神がラスボスじゃなかったのか……。

混沌、そして終焉

ラスボス、混沌、なんかすごい技いっぱい使ってきた。混沌陣ってなんやねんずるいぞ!!強かったけど、なんとか勝てた。ファントム・エデン戦からここまで連戦だったからきつかったけど、ピチカのオラトリオのおかげで MP が切れることもなく、ES メリナの回復もあったおかげで耐えることができた。HAPPY……

混沌は倒したけど、大陸の上空に残っている渦をなんとかしないと。どうしたら良いんだろうと思っていたら、ニャン次郎が取り仕切ってくれた。どうやら過去、冥王神を鎮めたときと同じように 3 種族の力を借りて封印しようということらしい。

アルテナの中にある精霊獣の力、蛇骨島に眠る竜神の力、そしてタイタン族の力は忍びの一族に伝わるあの巨人が代役を担ってくれた。それでいいのか?タイタンのタの字もないしあの巨人って無機物なんじゃないのか?疑問は残るけど、なんかうまいこと封印できそうなのでまぁ良かった。

エデンとマドカ

エデンとファントムの姿が見えなくて不安だったけど、どうやらこの渦とともに封印されようとしているらしい。えー!?それを聞いてマドカ博士はもう一人にはしない!って渦の中へ飛び込んでいってしまうし、ええー!?なんつーか……マドカ博士ってけっこう勝手な人だよね……。フィーネの気持ちはどうなるの?

なんとも後味の悪い終わりで、渦は消えていった。みんななんとも言えない表情だったけど、そこでアルドとフィーネにだけ聞こえる子守唄が流れてきた。まだフィーネが赤ちゃんだった頃、マドカ博士が歌っていた子守唄だった。

意識が飛んで、真っ白な世界にマドカ博士がいる。腕の中には、おくるみに包まれたエデンがいた。エデンは、ファントムや混沌の闇によって魂が蝕まれてしまったため、最初からやり直す必要があるということだった。どういうこと?それでええんか?

意識の消えゆくファントムは、マドカは時の海……ズルワーンで流れを見守り、眠りにつく必要があるとのこと……?だめださっぱりわからん。また会えるとか言われたけど、マジで全然意味がわからなかった。それってエデンを救えたことになってるの?エデンの歩んできた人生を否定して、はじめからやり直すことが?

時の女神の帰還

ファントムが実は最初からマドカ博士を時のはじまりの海へ還すために仕組んだことなんじゃないか?とアルドは推理(?)していたけど、いやいやいやファントムくんは時の女神を帰還させまいとしてたんじゃなかったっけ?そうはさせぬ!みたいなこと言ってたじゃん。言ってたよね?言ってなかったっけ?

ともあれ、これで 2 部後編「結」おわりです。なんとか終わってよかった……のか?いや後味悪いなぁ~。エデン救ってハッピーエンド!じゃだめだったんかぁ。インターネットで散々 2 部の評判が微妙だと言うのを知ってはいたんだけど、だいたい同じ気持ちです……。

なんとなく、それ常用漢字じゃなくない?みたいな変換させられてるセリフも没入感を削がれて地味に嫌だったし、この展開必要だったの?というのもちょこちょこあるし、マドカ博士が家族のことを考えているとみせかけて自分のことばかりだなという印象になってしまったのが残念。あなたの家族ってエデンだけなんですか?という……。

フィーネがかわいそうだよ。あとお決まりの「お兄ちゃん起きて!」のシーン、ギルドナが担当だったんだけどペカリの木のことを妙な雑木と呼ぶし、フィーネなどいないぞ、なんて言うしめちゃくちゃ違和感あったわ。というか 2 部のはじまりもギルドナだったよね?謎の連続登用……お気に入りなん?

あとミグレイナ大陸の東方占領化は、ゲンシンとガーネリを助け出したことで撤退してもらうことになった。軽くない?そんなんでええの?なんかあの……あとしまつがちょっと雑ではないですか……?まぁいいか……いいけどね……。

さいごに

いや~長かった。でもなんとか最後まで読めてよかった~!終わり方はモヤリ……としたけど、まぁ救いの形は人それぞれってことでね……。今度はズルワーンまでマドカ博士とエデンを迎えに行くみたいな話になるんだろうか?しばらくは外伝や外典読みながらまったり過ごそう。

つづく

この記事を書いた人

Ichico

ゲームが好き。熱しやすく冷めやすい、くだらない事で笑ってしまうタイプ。精神年齢が 5 歳。