そろそろメインストーリー進めたい気持ちになってきたので、2 部開始の条件になっている外伝『閉ざされた箱庭と蒼穹の反逆者』を読んできた!ヘレナのストーリーかぁ……。あんまり彼女のこと知らないからなんとも言えない感じだけど、とりあえずやっていこう。
前回の記事はこちら。
セバスちゃんの婚約者
急に出てきたこの怪しい男、セバスちゃんの婚約者らしい。こここ婚約者ァ!?しかもいいとこのお坊ちゃん!?笑顔が胡散臭い!絶対怪しいし婚約には断固反対デス!ノデ!ていうか完全に忘れてたけどセバスちゃんも KMS 社の会長の孫とかなんだっけ?家柄的には釣り合ってるのかもしれないけど……。
でもレオのセバスちゃんに対する気持ちは本物っぽい。いや~……う~ん……まぁわたしには関係ないのでやめとけといくら言っても仕方ないんだけど……。何考えてるのかわからない感じが不気味で嫌だな……。嘘をつかないっていうのも、あんまり信用ならん。
謎の女、ヴィアッカ
この人……なにー!?何者ー!?なんか急に出てきて「ガリアードと私はちょっと言えない過去を共有している」みたいな空気出してくるこの女は何者ー!?最近はやりの匂わせ女じゃん……。怪しいやつしか出てこないのかこの話は。ヘレナと相性が悪いのか、割と頻繁にバチバチやってるしやめてほしい。
ヘレナとガリアードはそういう……恋人的な関係ではないとはいえ、お互いを信頼している唯一無二のパートナーなのに不安を煽るようなことを言うのまじで良くないと思う。ガリアードも隠し事したまま動かなくなったから、なおさらヘレナは不安になっちゃうよねぇ。
巨大ロボ、デウス・エクス
ウオー!!!!巨大ロボってテンション上がるよね。こんな大きな敵が攻めてきたらもうどうしようもないって気分になりそうだ。実際、攻撃の威力もすごいものだったし……。しかしこのロボのデザインと設計はセバスちゃんだというのだから驚きだ。子供の頃の自由研究で描いたものらしいけど。
セバスちゃんってマジで天才なんだな。今もまだ子供だけど、今よりも幼い頃にこんなものを設計してしまうなんて……。命名センスはちょっとアレだけど。終極の使徒さん……。フルネームで呼ばれるのをとても嫌がっている。枕に顔をうずめて大声で叫びたくなったりするんだろうな。
ガリアードの秘密
なんかこういう話にとてもよくあるんだけど、どうして男って(クソデカ主語)大事なことを隠すんだろう。大事な人を巻き込みたくないからとかそれらしい理由をつけるけど、隠し事をされていたって事実のほうがずっと嫌だってわからないのかな。わからないからこういう話が多いんだろうか。
それとも、どんな小さなことでも共有してほしいって気持ちのほうが稀なんだろうか。こういう事情で人間と合成人間の共存は無理そうだよ、こうなっちゃったから身体に支障が出てるよ、だからもうすぐこうなるかも知れないよ。そうやって前もって言ってくれてたら対策できたかも知れないじゃん。
なんかそうやって隠し事されてると、信頼されてないんかなって思っちゃう。まぁ言っても仕方ないことだって沢山あるけど、でもでもそういうんじゃなくな~い!?って思う。女は感情論で物を言うので……。
黒幕の男
こ!!!!こいつ!!!!僕は最初から怪しいと思ってましたよ!!!!絶対に怪しいと思っていた!!!!全部レオの目論見通りだった。最初から最後まで!!!!いままでのちょっとした出来事も、全部レオの思い通りにするための布石だった。なんなん?
レオはめちゃくちゃサイコパスなんだな……。天才クロノス博士の遺した、クロノス・レポートが読みたい。ただそれだけの理由でこんな事件を巻き起こして、でも悪いことをしている認識がないのでケロッとしている。まじで……こいつ……。恐ろしすぎる……。
愛は勝つ
結局、レオの計画は失敗に終わった。終わらせることが出来た。誰一人欠けることなく……なんなら、失っていたものまで取り戻すことができた。不可能かと思われたガリアードの復活は、レオの手によるものでなく、愛によって成された。マドカ博士も粋なことをしてくれる……。
姫のキスで目覚めた王子が、ピンチの姫を助けに行くなんてめちゃくちゃ良い展開じゃないか。合成人間だからこそ成し得たストーリーだね。人間同士だったらそんな奇跡はそうそう起こらない。マドカ博士がロマン的に仕込んだものかもしれないけど、どこまで想定していたんだろうか。
さいごに
セバスちゃんとレオはなんだかんだ言って相性良さそうだけど、レオは結婚相手には向かなさそうだよなと改めて思うのだった。思ったより面白い話だったな。ガリアードも仲間になったし、どんどん味方が増えていくのが嬉しい。ようやく 2 部を始められるぞ~!
つづく