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【ゴーストオブヨウテイ】羊蹄山で生きる 13 日目 – 怨霊、石狩ヶ原に平和を取り戻す!

ついに鬼との対面を果たしたが首を獲ることは叶わなかったし、共に戦ってくれた十兵衛とも仲違いしてしまった。しょんぼり。やはり白痴の五郎に協力して貰う必要があると悟った篤は、囚われている松前の陣へ潜り込むことにしたのだった。

前回の記事はこちら。

目次

五郎救出作戦

五郎はいまだに松前の牢屋にいる。おえらい和田殿が離してくれないそうだ。正面は当然閉め切られていて入れなかったが、裏から回り込み牢屋を見つける。

五郎を牢屋から脱出させるため、牢の脆いところを探し壊す。問題なく脱出……と思った瞬間、なんと十兵衛と鉢合わせてしまった。十兵衛は呆れたような顔で、理解してもらえないことに苛立ちを覚えていた。

十兵衛はあの夜、銀杏炎上の現場に居たことを松前の侍たちには伝えていないそうだ。知られたくないと言っていた。しかし、侍としての暮らしは守っていきたいらしい。まぁ人には知られたくない秘密のひとつやふたつあるよね。別に言う必要はないと私は思ったけど、篤は隠し事してるくせに仲間ぶっているのが気に入らないみたい。

侍モードの十兵衛は篤を捕えると言ってきた。陣への侵入、捕虜を逃がそうと画策したこと、見逃せないらしい。逃げ出せるような雰囲気でもなかったため、観念してついていくことにした。頭が固いんだから……。

そのタイミングで鬼面隊が襲撃してきた!ナイスタイミング!非常事態のため共闘し、敵を倒す。敵は棒火矢を持ってきており、松前侍の援軍が通れるようにと作っている橋を燃やそうとしている。

篤が棒火矢を放つ敵を倒しているあいだ、十兵衛は燃える橋の上で戦っていた。危機を感じた篤は橋へ急ぐ。喧嘩っぽくなっちゃったけど、血のつながった唯一の弟だ。死んでもらっちゃ困る。

背中合わせ、格好良い~!!一緒に戦っているあいだ、十兵衛が「俺の姉は怨霊だ!」って言ってくれたのが嬉しかった。おい、生い立ちがばれるぞ!と思ったけど、戦闘中の野次みたいなものだったので大丈夫っぽい。

襲ってくる敵を倒し続けていたら、なんと鬼までやってきた。大将自らお出ましってわけかい。

ここで決戦!?と思ったが戦いは始まらず、橋を破壊されて川に落ちてしまった。なんだよー!てめえ正々堂々たたかえー!

なんとか岸まで泳いで息を整える。燃えた陣まで戻ってきたが、敵は撤退していった後だった。生き残ったであろう松前侍は、北にある宿営へ向かったのだろうと十兵衛が言った。

おもむろに十兵衛が口を開く。橋で篤が鬼に向かって言ったセリフが気になったみたいだ。両親は殺されて、自分の身が焼かれたという話。どういうことかと訊いてきた。十兵衛はその時侍に保護されてたんだったか、現場は見てないんだな。

父の刀で木に磔にされて燃やされたという話をすると、篤が復讐に執着する理由を理解してくれたようだった。そうか、十兵衛はただ両親を殺されたってだけで復讐しようとしてると思ってたのか。ならまぁ……いままでの言動も理解できなくはない……かも……。

十兵衛は、篤のことを知りもしないで自分の都合ばかり押し付けてしまったと、ちゃんと謝ってくれた。許そう。我は寛大な姉なり。

篤も、自分も一人でいることに慣れすぎたと謝罪を受け入れた。お互いが大事にしているものを尊重して行こう。松前の侍たちのことも、なるべく助けていこう。

十兵衛は五郎があの騒ぎで死んだと思っていたが、篤が格子を緩めたと白状するとため息をついた。五郎の行方も調べてくれるらしい。へへっ!悪いね、姉の後始末をさせちまってさ……。

心境の変化

十兵衛に言われたとおり、北にある宿営へと向かう。橋で共に戦ったこともあり、松前侍たちはわりと歓迎の姿勢だった。ただひとり、和田を除いて。こいつまじで何もしないくせに文句だけ言ってくるのうざすぎるぜ。

天幕から十兵衛の声がする。和田と言い合っているようだ。命令に背いて五郎の行方を追っていることに腹を立てているらしい。篤と出会ってから、いままで従順だった十兵衛が代わってしまったことに焦っているのだろう。

「その女はこの場に相応しくない」と言い捨てる和田に、十兵衛は毅然とした態度で「相応しい」と言い返す。相手の返事も待たず、天幕から出ていく。おいおい!見違えたなぁ!?まるで反抗期の息子だぜ!!その調子でふざけた態度の野郎にはビシッと言い返していこうな!!

上司に対してこの顔である
ププ……言い返されてやんの……

篤はそんな態度で大丈夫なのかと心配するが、終わり良ければ全て良しって感じらしい。鬼を討てば、今までの行いはすべて許されると言っていた。ほな何したってええか!がはは!

斥候に五郎の噂を追わせていたところ、神社で火事があったという。そこの宮司が変人で、歯がないらしい。ぜったい五郎じゃん!!あいつ、今度は宮司のふりをしてやがるのか。北にある神社、探索中に見つけて行こうと思ったけど一人では登れない壁だったから諦めてたんだ。ここで行けるようになるのか。

賞金がかかっている五郎の首を、他の賞金稼ぎも狙っている。邪魔する奴らを倒しながら山頂の神社へ向かっていく。

石狩城がよく見える高台で、姉弟は語り合う。むかし母親が語ってくれた怨霊の話を思い出した篤は、それが自分自身なのではと思っている。弟は立派に侍になって居場所を見つけているのに、自分はあの夜に囚われて抜け出せないままだと言った。

十兵衛は、あの夜のことを思い出さないようにしてきたと言った。親を守りそこねた子供のことは他人事だと思い込み、守る力を得るために侍を志した。お互いの心中を語り合い、許し合い、二人の絆はより一層強くなったように感じた。

神社へ到着すると、宮司の格好をした五郎に出迎えられた。手と口を清め、参拝しろという五郎にムッとするが、神社では確かにその通りにするべきだ。逃げる気はなさそうなので、言われた通り参拝する。

ここでもらった護符は一騎打ちの連続数が増えるというものだった。スキルで三人まで連続で攻撃できるから、護符をつければそのへんを巡回している敵なら一騎打ちで全員倒せそうだ。

城への抜け道を聞き出そうとしたとき、敵が襲ってきた。タイミング悪いな~!ここでの戦闘で鬼面隊の油というものを手に入れて、武器に炎を宿せるようになった。格好良い!炎柱とはわたしのことよ。いけ!炎の呼吸!壱の型!不知火!!

戦いながらでスクショが撮れなかったんだけど、会話の掛け合いが面白くてウフフとなりながら戦っていた。五郎のふざけたセリフに双子がツッコむみたいなやつ。ああ、かつての姉弟が戻ってきたと勝手に感じて嬉しくなっていた。

敵を全員倒し、五郎から抜け道の話を聞く。海につながる金山の跡があるらしい。臭くて狭いらしいが、五郎が抜けてこれたんだからなんとかなるだろう。やっと五郎から有益な情報が聞き出せた……。大変だったな……。

結局五郎を突き出すのはやめ、逃がすことにした。最初はキモくて嫌だな~と思っていたのに、なんだかんだ憎めないタイプの人間だった……。

鬼退治

戦の前にはそれぞれに願掛けのような儀式がある。

十兵衛は鎧を着込み、心を鎮め、辞世の句を詠む。篤は火を焚き、煙を吸い込み、あの夜を思い出す。

大事な日になりそうだ。

五郎に教えてもらった船を直し、金山の跡を目指す。洞窟はかなり険しく、水が流れていて濡れている。道中で五郎のものと思われる野営の跡を発見したり、匂いの元凶を発見したり(腐った竹のにおいだった)、狭い穴を進んだりして城を目指していく。

洞窟から崖の上に出ると、敵がいた。ようやく城に近づいて来た。鬼面隊は捕らえた松前侍たちに城の修繕をさせているようだった。敵を静かに殺して回り、侍たちを解放する。敵の武器をもたせ、城に近づくごとに味方が増えていく。なんだか心強い……。仲間ってあったけえんだな。

敵を倒しながら天守へ向かうと、まだ捕虜がいると松前侍が言ってくる。お前らでなんとか出来ないのかよと思ったが、十兵衛はそちらへ向かいたいようだ。篤も一緒に来てくれと言われるが、自分たちの進む道は違うだろと諭す。

生きる道は違えど同じ父親に育てられた狼なのは変わらないと言葉を交わし、篤は鬼の方へ。松前侍がみんな無事なら一番いい。

門の先には牢屋番の貫太がいた。強いのかと思いきや、ただの体のでかい雑魚と同じだったのであっさり撃破する。こいつ、不遇だな……。

天守へ入り込み、鬼がいつか見せてくれた広間へ向かう。そこは広く、静かで、殺し合いにはもってこいの場所だった。

鬼は、篤の父親を殺したのは斎藤に逆らったからで、篤に火を付けたのは自分の意思ではないと言った。なんだこいつ?

本土での鬼は英雄だったらしい。戦場で生きるべき自分が今や朽ちた城を修繕して暮らしていることに不満を抱いているらしい。でも斎藤様には逆らえないんだと。哀れな男……。恐ろしい鬼かと思ったらただの人間か。大した事ないな……。

しかし戦いはそこそこ苦戦してしまった。俺は弱い。なんとかやり直しながら敵の体力を削り、もうちょっと!というところでイベントが挟まった。

鬼に首を絞められ、このまま殺されるかと思いきや篤が小刀で鬼を攻撃する。たまらず鬼は篤を城の外へ放り出す。こいつ、それ好きだね。いいけど……。

そのときの衝撃で鬼の面が外れ、素顔が晒された。鬼は宴会の時も一人で部屋で飲むほど、他人に顔を見られたくないと思っていたらしいので嫌だっただろうな。

鬼の最期は惨めだった。仲間を助け出した十兵衛が合流し、終わりを悟った鬼は武士らしく最期を迎えたいと懇願してきた。

篤の眼の前にいるのは武士ではない。十兵衛とともに刀を振り下ろし、鬼の首は飛んだ。

やっと二人目……!!

その後の石狩ヶ原

十兵衛はもう身内のためなら逃げないと覚悟を決め、今回のことを報告し終わったらあの家で会おうと言ってくれた。家に戻るのは嫌がっていたけど、向き合うことにしたんだね。あの家が十六年前のような姿になる日も来るかもしれない。

槍の達人・高橋師匠と弟子たちと、石狩ヶ原で出会った焙烙玉職人の稲を引き合わせる。高橋師匠は石狩城をブッ壊して、石狩ヶ原に真の平和をもたらそうとしていた。城を壊した後に掲げる旗のデザインを決めることが出来たので、黄色い方にした。槍のマークっぽいし、こっちの方が格好良かった。

石狩城に残っていた鬼面隊の残党たちを棒火矢で燃やし尽くし、城にも火を放ってやった。斎藤の権威である城が破壊されたことにより、石狩ヶ原から鬼面隊はいなくなったのであった!!

賞金もかなり高くなっている。5,000 文だって!これだけあったら一生遊んで暮らせるぞ。人相書きも細かくなってきて格好良い。

一方その頃、古賀砦

鬼を倒したので斎藤側の話も進んできた。何処かへ出かけていた斎藤の息子たち、斎藤兄弟が戻ってきたようだ。帰宅が遅いことに斎藤は怒っていた。門限とか設定するタイプの親だ!!

龍は気が弱いのか斎藤に従順なのかわからないけど、蜘蛛の方は反抗的だった。これが親に向ける目か?憎しみさえこもっているように見える。反抗期?

斎藤は虎の羽織を着ていた。どっかで見た斎藤の文、背中に虎が刻まれているってこれのこと?入れ墨かと思ってたので、なんだかちょっとがっかりしている自分がいる。

さいごに

いや鬼編なかなかおもしろかったな……!!十兵衛ともまた仲良くなれてとっても嬉しい。喧嘩したまま死に別れるとかそういう展開にならなくて本当に良かった。ハッピーエンドが一番ですからね!!みんな苦しまないでほしい。楽しく生きてほしい。

つづく

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