ついにさいごのかぎを手に入れ、全ての扉を開けられるようになった勇者いちこ一行。本格的にオーブ探しをはじめていこう!まずは牢屋に入っている人からオーブをもらうぞ。
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オーブを求めて
さいごのかぎで牢屋の扉を開け、中へ入ると、その人はこの瞬間を待ち侘びていた様子だった。いつの間にかわたしが運命の勇者になっている。運命かどうかはどうでもいいので、はやくオーブを渡しな。朝になっちまうぞ!
村人からオーブを受け取ろうとした瞬間、魔物が現れて襲いかかってきた。よみのばんにんという魔物の集団だった。戦いになるなんて思ってなかったけど、大人数でかかってくるということは雑魚も同然!
懲らしめてやった。やみのばんにんは苦しみながら消滅していった。ウフフ、勇者に楯突くとこうなるのよ。
そして無事にグリーンオリーブを手に入れた!やったー、初めてのオーブだ。緑色に光っていて格好良い。思ってたよりでかいんだな。持てるかな。
村人はオーブを祭壇に捧げなさいと教えてくれた。そして成仏したのか、人の姿を辞めて明るく光る玉のような姿になった。それでいいのか……?
謎のポカパマズ
ムオルという雪の降る村にたどり着くと、ポカパマズという人と間違われた。どうやらわたしの姿によく似ているらしい。村のみんながポカパマズにいい印象を抱いているらしく、わたしの姿を見てはポカパマズを懐かしんでいた。
老人に話を聞くと、ポカパマズは行倒れていたところを村人に助けられ、しばらく療養していたそうだ。だけど彼の怪我が治りきらないうちに魔物が村を襲ってきて、ポカパマズは魔物と戦い、村を守ったのだという。
でもそのしばらく後、急にポカパマズは姿を消してしまったらしい。その時、ポカパマズがかぶっていた兜はまだ村にあるという。ボロボロだったので、村の人達がピカピカに磨いてくれていたらしい。
ポカパマズはアリアハン出身の戦士で、奥さんと幼い子どもを残してきたのが気掛かりだと話していたらしい。それってもしかしなくてもパパのことじゃんよォ!なに?ポカパマズって……何をどうしたらそんな名前になるんだ?偽名?なんのために?
兜をポカパマズさんに返してくれないか、と村人に頼まれてしまった。父親に会えるときまで、わたしが預かっておこう。兜をよく見ると、裏に文字が彫られていた。
『アリアハンの勇者の帰還を願って』
ポカパマズ……改め、オルテガのかぶとを手に入れた。守備力がいま装備してるものより高かったので、装備しておこう。わたしもアリアハンの勇者だもんね。
アリアハンに帰って、母親に兜を見せてみた。やはりオルテガのもので間違いないらしい。この兜を受け取ったときのオルテガの決意に満ちた表情が忘れられないと母親は言っていた。
母親が望むならこの兜は家に置いておこうと思っていたが、大事に使ってほしいと言われたので冒険に持っていくことにした。ありがとう。父親を見つけたらちゃんと渡して、今度は二人で帰ってこよう。
いざジパング!
さて、本題のオーブ探しに戻ろう。船を進めて、東の島国へやってきた。ここは我らがジパング、形もそっくりだ。
村の造形良すぎる。桜が咲いてるのに田植えが終わってる!そういうもんか?田んぼには詳しくないからわからんな……。ここは環境音がメチャクチャ凝ってて良い。蛙の声とか、なんか虫の鳴き声とかがいっぱいする。最高!
村に入ると、村人たちがなにやら慌ただしくしていた。どうやら洞窟の奥に居る魔物が村に悪さをしているのか、生贄を捧げる風習があるらしい。今回生贄に選ばれた若い娘が行方不明になったとかで、ヒミコ様と呼ばれるおそらく村長の怒りを買わないかと住民が心配している。
住民はやよいという生贄の女性の身を案じているようだった。よかった、村人が全員血眼になって生贄の行方を探しているようだったらどうしようかと……。みんな嫌々従ってる感じするな。まぁ次は私かも……みたいな気持ちのまま暮らしていきたくないよね。
子どもは呑気で何よりである。ガイコクジンだよ~。そんな格好で寒くないのかい?
村の外れにある地下蔵の奥で、ツボの中に入った人を見つけた。彼女がやよいだ。こんなところに隠れていたのか。役人に突き出す気はないという事を話すと、村の事情を教えてくれた。戦えないから従うしかないのだと。
ヒミコに会いに行ってみると、わらわは余所者を好かぬと言われた。どこの国もけっこう排他的なんだなぁ~。今でもそうか……。余計なことをするなよと言われたけど、しちゃおっかな~~!?余計なことってやつ~~!?おぬしが余所者を好かぬように、わらわも命令が好かぬのでなぁ~~!?アーッハッハ!!好きなようにさせてもらうぞ!
ということでおろちの洞窟という場所にやってきた。洞窟の深部には生贄の祭壇があって、人骨が散らばっている。おそらく捧げ物として米俵も積まれているが、肉のほうが好きらしい。
こいつがやまたのおろちか。首が 5 本なのはなんでだろう。デザインの関係か?まぁいい!生贄に捧げられた娘たちの仇、取らせてもらうぞ!
デリャアーーッ!!!!
倒したと思ったら不気味な色のワープポータルみたいなのが出てきた。ぼんやり見てたらなんの迷いもなく勝手に入っていくからビビっちまったぜ。ついた先はジパングのヒミコの社だった。なんでこんなところに?
奥へ進むとヒミコが大怪我を負っていた。何事かと思っていると、ヒミコが脳内に直接語りかけてくる!
……チキ……さい……
ファミチキ……ください……
冗談である。どうやら先程戦ったやまたのおろちはヒミコの真の姿だったらしく、黙っていれば命は助けてやるとのことだった。そんなアホみたいな提案、誰が受け入れるんだよっ!
いいえと答えると、真の姿に戻って再び襲いかかってきた!!第ニ形態ならぬ、第ニラウンドというわけね!
シャオラーーッ!!!!
ヒミコ……もとい、やまたのおろちは消え去り、パープルオーブがその場に残された。おお、もしやオーブには願いを叶えたり、力を増幅させたりする効果があったりするのか?面白いな。
ヒミコが魔物の化けた姿だったという話はあっという間に村中に広まった。もう生贄を要求してくる魔物はいないし、一件落着だろう。オーブも手に入ったしね。やよいもまた村に帰ってこれてよかった。
そういえばやまたのおろちと戦ったとき、くさなぎの剣を手に入れていた。これがなかなか強くていい剣だ!しばらく使えそうで嬉しい。
勇気の試練
さいごのかぎで、ランシールの神殿に入れるようになったので試練に挑めるようになった。どうやらここは先頭にいる一人だけで挑む試練の場らしい。勇者いちこ、試練に挑戦してみます!!
一人の戦闘画面、心細え~~!!みんなーッ!!助けてくれーッ!!さみしいよーッ!!
地球のへそという試練の場、装飾が怖すぎる。この目が光るドクロの像とか、引き返せ!って一生言ってくる壁の像とか、一人ぼっちだし……勇者じゃなかったら耐えられなかった……。勇者で助かった……。
一番奥には宝箱と、青いオーブのような玉があった。手に取ろうとした瞬間、魔物が出てきて邪魔してきた。
そりゃあ~~ッ!!
死に際になんだかムニャムニャ言っていたけど、ブルーオーブを手に入れた!!これでもう 3 つめか。折り返し地点に来たわけだな……!残りのオーブもとっとと手に入れて、不死鳥を仲間にしよう。たのしみだぜ。
さいごに
ぬいぐるみの装備を手に入れたので、盗賊らいかに装備させてみたら見た目も変わってしまった。可愛すぎる。セクシーギャルとはちょっと違うような気がするけど、これはこれで可愛いのでヨシ!!がんばって残りのオーブも手に入れるぞ!!
つづく