ロマリア王の依頼を終え、きんのかんむりを取り返した勇者いちこ一行。関所を通るために今度はまほうのかぎが必要で、南東方面へ向かう必要があるらしい。その前に北にあるという村を観光しに行こう!

前回の記事はこちら。

眠れる村の老人

カザーブの北にある村、なにやらあやしい霧に包まれている。寒いところだしそういうもんなのかな~と思ったけど、なんか全体的に暗いね。中はどうなってるんだろう……入ってみよう。

人が外で寝てる!?夜だから……?いや夜にしても普通の村の人達は家に入って自分のベッドで寝るよね。一体どうなってるんだ?

宿屋の人も寝てしまっていて休めない。勝手にベッド借りたら怒られるかしら……。

村の南西にある家だけ明かりがついていたので入ってみると、おじいちゃんが起きていた。そういえばここだけ霧がない。もしやこいつがみんなを眠らせたのか?と思って話を聞いてみたら、エルフに呪をかけられてみんな眠ってしまっているらしい。

呪いを解くにはゆめみるルビーというものをエルフに返す必要があるらしい。ほうほう。エルフの隠れ里は西にある洞窟のそばだという。いや、そっちじゃなくて、ゆめみるルビーのありかを知りたいんだけど……。

これ以上情報は得られそうになかったので、とりあえず洞窟とやらに向かってみることにした。たぶんそこにあるやろ。RPG というものは、そういうふうに出来ているのだ。

洞窟の中めっちゃメルヘン。光るキノコあって素敵~!家にこういうランプ欲しい。敵もそこそこ強くなってきて、冒険……!って感じがしてきた。楽しいねえ!

レベルが 14 になったらルーラを覚えた。最強呪文きた!これでキメラのつばさは使わなくなるかな。これがあれば気軽にあっち行ってこっち行って~がしやすくなるね。嬉しい!

更に進んで洞窟の最奥で木箱に入ったゆめみるルビーを手に入れた。書き置きの紙も残っていたので読んでみると、アンという女性から母親に宛てた手紙のようだった。

エルフと人間が恋に落ちたけど、この世では許されないのであの世で一緒になりますという内容だった。つらかっただろうなぁ。エルフは自分の子供が人間と駆け落ちしたのが許せなくて呪いをかけたのかな。怒りの方向性が違うような……。

とにかく、このゆめみるルビーをエルフに返しに行こう。もとはエルフのものみたいだし……。エルフの隠れ里は洞窟のそばの森にあるという話だったので、ちょっと見渡せば見つかるだろう。

エルフの隠れ里、めちゃくちゃ排他的……!!しかし自然豊かでめちゃくちゃいい場所だ。アイテムやさんがあったけど、人間には売らないって言われて悲しかった。べつにそんな事言うならいらねーし!!

里には人間のおじいちゃんが一人いた。彼はエルフと駆け落ちした人間の父親だった。駆け落ちしたエルフの女性はお姫様の立場だったらしい。あー、それは……まずいですね。とはいえ呪うのはやりすぎな気がするけど。

仕方がないので王の元へ向かってみる。エルフの王は女性だった。めっちゃ冷たい!帰れって言われたから帰ろうとしたら待てと言われた。どっちやねん。

ゆめみるルビーを目ざとく見つけられたので、見つけた場所と状況を話すことにした。書き置きがあったこと、二人は身投げしてしまったらしいこと。

女王は後悔しているようだった。そりゃあ、どんな状況でも生きててくれる方がいいもんな。村にかけられた眠りの呪いを解くための、めざめのこなを渡してくれた。

お礼を言ってはくれたが、それはそれとして人間のことはまだ嫌いらしい。いいよ、お互い無駄に干渉せず、それぞれの生き方で暮らしていこうな。わたしもエルフのことは別に好きじゃないし、好かれようと思ってもいない。これくらいの距離感でいい気がする。

村に帰って、めざめのこなを使ってみると風に乗って粉が舞い上がり、眠り続けていた村の人達が次々と目を覚ましていった。よかったー。呪いで眠らされていたからか、寝てる間にお腹すいちゃうとかいう事が無くてよかった。これにて一件落着じゃ!

まほうのかぎを探して

まほうのかぎ探しを本格的に進めよう。ロマリアから南東のアッサラームという町にきた。ここは砂漠のそばの小さな町で、ベリーダンスが有名らしい。

ここで武器や防具を買い替えて、西にあるピラミッドへ向かっていく。そこにまほうのかぎが祀られていると兵士が言っていたのを覚えている。記憶力がいいのでなっ!わっはっは!

ピラミッドめっちゃでかい!ところどころ崩れてはいるけど、きれいに残っている。

ライオンみたいな像、めっちゃ前髪ぱっつんでかわいい。

正面の入口からはいる前に付近を探索していたら、横穴のようなものがあったので入ってみた。ピラミッドの地下は、呪文が使えないエリアになっているみたいだった。幸い、とくぎは使えるようだったのでそんなに困らなかった。よかった~。

一番奥の棺を開けると、おうごんのつめが入っていた。武器なのかな。武闘家がいたら装備させても良かったけど、生憎装備できる仲間がいなかった。棺の周りも一周して調べてみたけど何もなかったので、離れようとしたら……

エッ!?

ウワアーッ!?!?なんか呪われた……!?いやでもステータス的にはなんにも変わってないし……なんだったんだ……

どうやらエンカウント率がめちゃくちゃ上がる呪いがかかったようで、めっちゃモンスター出てくるようになった。呪文は使えないからリレミトもだめだし、地道に来た道を戻るしかない。今思い返せば、キメラのつばさで戻れば楽だったのかもな。

ピラミッドの中は宝箱がいっぱいあって、喜んで開けたらひとくいばこだった事がある。からっぽの宝箱もあったし、罠だらけだ……!!なんとか先へ進むと、いかにもな扉があった。なんか敵見える!!ボスじゃない!?

でも扉があかないので、別の道を探索してみる。左側の通路に子どもが一人でいた。怪しいにもほどがある。

ボタンを押してみろというのでその通りに押してみたら、扉が開くのかと思いきや階下に落とされた。罠かい。子どもが言ってるのと逆のボタンを調べてみると、どうやらそっちが正解だったようで中央の扉が開いた。

ナイルのあくまが襲いかかってきた!やばい見た目してる。

デヤァーーッ!!!!

魔王バラモスに言われて、人間にかぎを渡さないようにしていたらしい。ボストロールが彼の仇を取ってくれると言っていたので、次のボスはボストロールなんだろうな。強いんだろうな~。楽しみだな~。

まほうのかぎゲーット!!これで開かなかった青い扉が開くようになるぞ!!行けるところが増えていくの面白すぎる。

さて、ピラミッドの最上階にさっそくまほうのかぎで開けられる宝物庫があったので宝を貰っていくことにしよう。こんなに宝箱あるなんて夢のよう……。いいもの入ってるといいな~!

開けようとしたら王の使いモンスターたちが襲いかかってきた。倒したら宝箱の中身を手に入れられたけど、箱を開けるたびに毎回出てくるからテンポ悪くて逆に面白かったな。一回で全員でてきな……!!まとめて相手してやっからよ……!!

さいごはピラミッド頂上で記念撮影ピース!ここから飛び降りて、ダンジョン攻略完了!!なかなかおもしろいダンジョンだったな!

入れない扉

まほうのかぎを手に入れたので、入れなかった扉という扉を開けて回ってきたんだけど、ひとつだけどんな鍵を使っても入れない扉があった。それが、アッサラームにあるここの扉だ。

昼間は屈強な男が通せんぼしてきて入れず、夜になると女性が立っているが話しかけても大したことを言わない。なに?これ……と思って調べてみると、スタイル A が話しかけないと中に入れてもらえないとのこと!!

わがパーティーはセクシーギャルズ……スタイル B の集まりなのだった。スタイル A がいないと入れないということは、中にあるであろうアイテムが手に入らないということ……!!そんな事があっていいのか?由々しき事態である。

わたしは考えた。レベルもだいぶ上がってきたこのパーティー、まさか誰かをスタイル A で作り直すなんてことはしたくない。そうなると……すべきことは……

しかたがない……しかたがないのだ……スタイル A のすけべ(遊び人)を一時的にパーティーに加入させ、先頭にしてふたたびアッサラームへ向かう。

ぱふぱふ……いいだろう……してもらおうかッ……!!

我々は見てるだけでも構いませんがッ……!!

一人だけと言われたので、仕方なくすけべを見送ることにした。武運を祈る。ちゃんとやれよ……!!

こういう展開ねーーッ!!!!わかってたけどねーーッ!!!!

ルーズソックス入ってた!もらって帰ろう。これ……どっちのだろう……。

おかえり、すけべ。よくやったね。君の出番は終わりだよ。今後また、スタイル A しか入れない場所があったら頼むね。

ああ!おかえり、ゆずじん!お留守番させてごめんね。やっぱり僧侶的にはああいうのは良くないかなって思ってさ……。またセクシーギャル 4 人でセクシー旅を続けようね。

さいごに

アリアハンの宝物庫、まほうのかぎでやっと開けれるようになった!中にいた兵士は見て見ぬふりをしてくれた。こちらとしては助かるけど、それは兵士的にはいいのか……?次回はまほうのかぎを使って関所のむこうへ行ってみるぞ!

つづく

この記事を書いた人

Ichico

ゲームが好き。熱しやすく冷めやすい、くだらない事で笑ってしまうタイプ。精神年齢が 5 歳。