【Coffee Talk】コーヒーと生きる 1.5 日目

バリスタとしてお客さんにドリンクを提供しながら会話をしていくノベルゲーム、『Coffee Talk』をやっていくぞ！！今回は初めてのお客さんをもてなしていく！どんなお話が聞けるのか楽しみ。

前回の記事はこちら。

待ち合わせのお客さん

前回の記事の最後にちょこっと登場した、初めましてのお客さん。ツノが生えておる！！耳も尖っている。人の外見をあれこれ言うのはあんまり良くないけど、本当に人間以外の種族がこの街で普通に暮らしているんだなぁ。彼女は彼氏と待ち合わせをしているらしい。外は雨が降っているみたいだし、ゆっくりしていってほしい。

眠れなくなるのが嫌なので、ココア系のものが飲みたいとリクエストをいただいた。おまかせあれ！

ココアにちょっとミルクを足して、ミルクココアにしてあげた。ミルクには安眠効果があるとかないとか、聞いたことがあるようなないような気がする。これを飲んで、帰ったらゆっくり寝るんだよ。

いつもガラガラのお店にこんなにお客さんが来るなんて、とフレイヤが驚いている。夜しか空いてないし、お酒もおいてないから繁盛する訳ないよな……。それでも、夜中に温かい飲み物を求めるお客さんは常にいるもんだから、とゲーム内のわたしが返答する。

ツノの生えたお姉さんは、そんなにお客さんが来ないのにどうやって経営できてるの？と不思議そうに訊いてきた。経営戦略ゲームじゃないし、ここからお店を繁盛させよう！という感じじゃないよな～と思っていたら、フレイヤが代わりに答えてくれた。

わたしって超大金持ちだったらしい！！ヤッター！！やっぱり家賃を払ってない味のコーヒーを提供してたんだ。こういうのがやりたかったんだ。お金はたくさんあるから、赤字経営のカフェを 1 軒持っていても問題ないってことか……。良い豆を購入しても経費にできるし、税金対策にもなるもんな～。

はじめてのラテアート

そんなことを話していたら、ツノの生えたお姉さんの彼氏らしき人が入店してきた。いらっしゃいませ。彼はラテアートつきのドリンクを希望してきたので、カプチーノをつくってみた。ラテアートってたまに動画で作ってるとこ見るけど、人がやってるのを見てると簡単そうに見えるんだよな～！

ゲームとはいえ、ラテアート難しすぎワロタ。なんかあの……よくあるハートのやつとか作ってみたかったんだけどぜんぜんむり！ミルクの流れ？を掌握するのが難しくて、必殺点描ラテアートで乗り切った。何度でもリセットできるからコツを掴むまでやり直しても良かったんだけど、最初の作品ということで……。

おい！！やんのか！？ラテアートやったことあるのか！？コツとかあったら教えてください！！

彼氏が自己紹介をしてくれたタイミングで、お姉さんも名前を教えてくれた。彼氏はベイリース、彼女はルアというらしい。半袖の T シャツにマフラーとは、なかなかハイカラな格好だね。寒いのか暑いのかどっちなんだい。

ベイリースはフリーのデザイナーらしい。フレイヤがコラムを寄稿している新聞社とも仕事をしたことがあるらしくて、『あの会社の◯◯さんって最悪！』みたいな雑談をしていた。フレイヤは恋人同士の時間を邪魔するつもりはないらしく、雑談を終えると小説のアイディアを捻り出すために隅のテーブルへ移っていった。気遣いのできる人だ。

人間(?)関係の難しさ

恋人たちには恋人たちの悩みがある。話を聞いていると、どうやらベイリースはエルフで、ルアはサキュバスだったみたい。サキュバスとエルフが恋人同士になること、あるんだ……！いや、この世界線なら普通にあるのか……。日本人とアメリカ人が恋人同士になることだってあるもんね。

でも彼らの両親は純血主義というか、まだそういうのが認められない世代みたい。ベイリースの親族は、神聖なエルフがどうのこうの、エルフのほうが長生きなので、ルアがいなくなったあと、サキュバスの手で汚されたベイリースは他のエルフと一緒になることは出来ないとかなんとか、まぁ散々な言いようだった。ルアの親の意見も似たような感じらしい。

親族に認めてもらえないならもう終わりにしたほうがいいのかな、と悲しげな表情をするルアに対して、ベイリースは両親に自分たちの関係がバレなければいいという。