アニムスに過去を見せてもらって、より物語を理解できそうだ。やっぱり過去編って大事なんだな。弥助の過去編とかも面白かったもんな。今回はテンプル騎士団を追いかけていこう!手掛かりを手に入れるため、久しぶりのあの人に会いに行くぞ。
前回の記事はこちら。

ルイス・フロイスを訪ねて

京にあるイエスズ会の居所へ向かい、ルイス・フロイスとの再会を喜んだ。ルイス・フロイスは良いやつだな~。弥助が侍になったことも喜んでくれているし、またあえて嬉しいと言ってくれた。
信長亡き後、伴天連たちの立場も危ういらしい。誰がどこから襲いかかってきてもおかしくないと言っていた。幸いまだ生きてはいるが、油断はしないほうが良いだろう。弥助と奈緒江の話はルイス・フロイスにも伝わっているらしく、弥助に仲間ができたことを喜んでくれた。
前置きも程々に、ルイス・フロイスを訪ねてきた理由を聞いてくれた。確かに、雑談をしに来たわけじゃない。弥助は本題を切り出した。書状を見つけたが意味がよくわからないので、ルイス・フロイスなら分かるかと思って持ってきたのだ。

ここのカットシーン、なんかカメラワークがバグっててちょっとムーディーな感じになってしまっている。弥助の顔の下半分しか映らないの。おもろすぎる。
ルイス・フロイスはこの書状がテンプル騎士団への誓約書だと判断した。イタリアで耳にしたことがあるらしい。教皇聖下と三つの大貴族が関わっていたと。私はやったことがないけど、これはアサシンクリード ブラザーフッドの内容みたいだ。
ヴァリニャーノといっしょに働く前、ルイス・フロイスはローマに居たという。テンプル騎士団は滅びたとか、謎の組織がその陰謀を絶ったとか言われているが、詳細は不明だという。
書状に書かれている宛名はデュアルテ・デ・メロ。こいつは知っている。弥助もこいつに売り飛ばされた、非道な奴隷商人。しかしもう彼はこの世にいない。今頃は船の甲板に転がった首を、烏がついばんでいるだろう。
弥助は殺した後でもまだ彼に対する怒りが収まらないようだ。顔を歪ませ、怒りに震えながら語る。

さらに書状には、木村厳斎(きむら げんさい)という者が、ヌーノ・カロに仕えるための兵を紀伊で育成しているとも書かれていたらしい。
弥助は、ルイス・フロイスと出会う前にヌーノ・カロの下にいたと言っていた。そーなの!?ルイス・フロイスは、海で漂っていた弥助を救出したことで出会ったらしいが、それ以前のことは知らなかったみたい。
弥助が他の人達と乗っていた船が、荒波に襲われて海へ投げ出されてしまったっぽい。可哀想に……。他の人達も無事だといいけど……。
なにはともあれ、デュアルテ・デ・メロとヌーノ・カロはテンプル騎士団の構成員のようだ。ヌーノ・カロに近付くため、木村厳斎とかいう男を探しに行こう。
木村厳斎に会うために

木村厳斎を探すため、紀伊の高原村というところへやってきた。情報収集には酒場!ということで寄ってみると、見たことのある家紋の服を着た男がいた。織田家に仕えていた浪人だった。
昔話に一瞬花を咲かせ、木村厳斎を探していると告げると、木村厳斎に仕える隈部氏家(くまべ うじいえ)という男が墓地で浪人を募っているという情報を手に入れた。元織田家の浪人は、木村厳斎はこれまでにない類の兵を作るという話も教えてくれた。弥助に気をつけるようにとも言ってくれた。お前、良いやつだな……!
浪人の振り

元織田家の浪人が教えてくれた墓地に着くと、たくさんの浪人が居た。この残忍な暗殺ボタン出てるとつい押したくなっちゃうから、自分を抑えるのが大変だった。わたしは浪人、こいつらは敵ではない……。
弥助も浪人のふりをして歩き、仏の石像の前で織田信長に思いを馳せる。すると辺りを歩き回っていた隈部氏家の目に止まり、話しかけられた。自称・希望を広める者だそうだ。木村厳斎に仕えていると言う。
木村厳斎は、力を持ちながら彷徨う者を探していると言っていた。その者たちが求めてやまない導きとか言うのを与えてくださるそうだ。弥助も導きを求めるもののふりをして、木村厳斎殿にお会いしてみたいと申し出る。

隈部は疑いもせず、弥助を連れてどこかへ向かう。道中、恐らく目をつけていたであろう浪人たちに声をかけながら歩いていく。何人も連れて歩いている最中、ずっと残忍な暗殺ボタンが出てきていて大変だった。ここで暴れまわったら大変なことになるぞ~w
しかし木村厳斎の居場所がわからないと話が進まない。暴れまわりたい気持ちを抑えて、集団が止まるまで着いていく。道中、隈部と会話をして情報を得る。木村厳斎は肌の白い南蛮人に従っているが、形だけのことだと言っていた。
なぜ南蛮人と手を組んだのかと訊くと、木村厳斎のすることは味方でさえ眉をひそめるものだが、いずれ確かに事を成すことになるだろうと要領の得ない回答が返ってきた。木村厳斎が謀反を企てているのが怖くないのかと聞くが、彼は恐れを知らない方だと言われた。
かつて木村厳斎は、勝利と引き換えに娘の一人を犠牲にしたこともあるそうだ。残った方の娘は不安に思っているだろうが、厳斎は剛毅な御仁だと評価していた。その後もなんだか色々言っていたが、とにかく意思が強くてすごい人だという話だった。なるほどね~。

お前たちも鍛錬を重ねれば転生衆の一員になれるだろうとも言われた。転生衆ってなんやねん。また新しい団体が出てきたぞ。テンプル騎士団の兵のことなんだろうな。
修行場の場所を教えてもらい、向かってみるかとマップを開いたらかなり遠くにあって笑った。歩いていく感じじゃないレベルの遠さ。一応途中まで馬で向かってみたけど、諦めてファストトラベルした。
木村厳斎のありがた~いお話

集合場所に着くと、でかい建物の二階から木村厳斎が語りかけてくる。体力ブロック多くない?よく見ると何人か護衛がいるっぽいな。主を失った浪人たちを集め、ここで鍛え直し、木村厳斎の教えのもとで領地と誉れを再び取り返し、侍になるのだと焚き付けていた。
木村厳斎は弥助を見つけ、死人の飼い犬と言った。おい!言い過ぎだぞ!

弥助はここに来るまで、木村厳斎を説得できるかもと考えていた。しかしその考えは間違ったものだった。集まった浪人たちに向かって、その道は誤りだと説くが無意味だった。木村厳斎の一声で、弥助を敵とした『訓練』が始まった。
その場に居た浪人たちが一斉に襲いかかってきた。やっぱ最後は暴力で解決しないとなぁ~!?こちらにはあの新陰流の技がある。難なく切り抜け、次のエリアへ行く。そこでもたくさんの敵が襲いかかってきて、かなり面白かった。
ちょっと進んだところにある小屋には書状が散乱していた。木村厳斎が書いたであろう文書には、お邦と言う人に向けた手紙があった。南蛮人の大義には利点があり、この地を治めるのに良い手立てだと思っているとか、お前が戻ってきたら新たな弟子とともに本意を遂げられるとか、なんかそんな事が書かれていた。

ほかには、お邦が何か企んでいるかもとかいう内容もあった。お邦って誰か書かれていなかったのでわかんなかったけど、多分『木村厳斎が勝利と引き換えに犠牲にした娘の一人』なのかなと思う。このお邦も今後敵として立ち塞がってくるんだろうか。
VS 木村厳斎

ついに木村厳斎のもとまで辿り着いた。木村厳斎はテンプル騎士団のことを何も知らないくせにと言う。彼女かよ。弥助は、ヌーノ・カロとその手下の正体から目を背けているから馬鹿なことが言えるのだと言う。
一瞬、弥助の若い頃の記憶が見えた。船上で、ヌーノ・カロと思われる髭面の男に背中を踏まれ、銃を突きつけられた所で終わった。

ムービー中にスクショ撮ってると DirectX 12 のエラーがたま~に出るんだけど、今回も出た。これが出るとムービー見直しになるからちょっと怠いんだよな。今までエラーが出た時って坊主の男が出てる場面だったんだけど、弥助も坊主判定されたのかな。
ヌーノ・カロはまともじゃないと弥助が言うと、木村厳斎は怒り出して戦闘が始まった。屋敷の中にあった篝火を倒し、燃える火の中での戦い。奈緒江の織田信長戦を思い出す。今回の敵は織田信長よりもかなり小物だけど……。
戦いは建物を飛び出し、広場でも続く。こいつ中々しぶとくて良かった。しかし、弥助の腕には叶わない。ついに木村厳斎に膝をつかせることが出来た。侍らしく、死にかけだと言うのに正座して対話する。

弥助にはいずれ復讐の手が迫るだろうと言う木村厳斎。ヌーノ・カロのことかと思ったが、そうではなく我が仲間だと言う。やっぱ他にも居るよね~テンプル騎士団の仲間がね~。望むところである。全員まとめてお前のもとに送ってやるよ!
ヌーノ・カロの居場所を訊くが、木村厳斎は口を割らなかった。しかし負けを認め、鎧をくれた。そんな血まみれのテンプル騎士団鎧いらんけど……でもピカピカだし、金色だし、価値はありそうか。貰って飾っとこう。
木村厳斎の夢は滅ぶだろうが、信念は他の者が引き継ぐだろうと言って弥助に首を取らせた。こうしてテンプル騎士団のひとり、木村厳斎は死んでいった。

さいごに

やっとテンプル騎士団を一人倒したけど、ヌーノ・カロには近付けない。テンプル騎士団ってのは口が固いな。百鬼衆も牛耳っているらしいから、多分全員倒してからじゃないと会えないのかもしれない。楽しみになってきたぜ。
つづく