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【アサクリシャドウズ】日ノ本で生きる 40 日目 – 徳川家康と服部半蔵

安土城へ戻ってきた弥助。思い出すのは、この城へ来てすぐのこと。変わってしまった城内の様子と、仲間たちの現状を把握しよう。織田信長や上泉先生たち、記憶の中の姿とはいえまた会えて嬉しかったな。

前回の記事はこちら。

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目次

森蘭丸のその後とこれから

過去の回想から我に返った弥助は、城内へと入っていく。長秀殿が案内してくれた場所には、恐らく骨壺……それか、首の入った箱?暗くてよく見えなかった。一度は逃げたが、他の者を連れ出した後、帰ってきたらしい。しかしすでに本能寺は焼け落ちており、その場で腹を切ったと言う。

森蘭丸、死んじゃったのか……。あんま絡みなかったけど、良いやつだったのにな。内心は弥助のことをどう思っていたのか分からないけど、他の無礼な人達と違って、態度には出さなかった。惜しい人を亡くした。

明智光秀を許せないという意見が一致した。一刻も早くあいつを葬らないと。これからどうするのかと聞かれた弥助は、徳川家康のもとへ向かうつもりだと答えた。彼は山城へ向かっているらしい。もうひとつ、丹羽長秀の領国である若狭で揉め事が起きているので、丹羽長秀はそちらへ帰るようだ。落ち着いたら会いに行ってみよう。

徳川家康に会いに行く

宇治田原のあたりで争いが起こっていた。伊賀衆と明智軍が戦っているらしい。助太刀して、頭領のもとへ向かっていく。生き残った伊賀の忍たちは奈緒江の姿を見て、藤林の娘か?いや戦で死んだはずでは?と噂していた。

徳川家康が現れた。弥助のことを覚えていてくれて、本能寺の変を生き延びていたとは何よりだと言ってくれた。弥助は「幸甚の極み」という言葉を使って最大限の感謝の気持ちを伝え、殿の盟友は主も同然と言った。

家康は奈緒江を見て、弥助の友と言ってくれた。他の武士らとは違って家来扱いしないんだ……!いい人かも……!名前を聞かれたので、藤林奈緒江と自己紹介した。家康は父のことを知っているようだった。有名な忍らしいからな。有名な忍ってなんやねん。

配下の者に伊賀の庇護を頼まれたことがあるそうだ。その後は襲撃にあってしまったが。そういえば、元伊賀衆の服部半蔵が徳川家に仕えているとか言っていたな。お願いしてくれていたのか。彼は今でも家康に仕えているらしい。機知に富み、忠実な男だと評価していた。

服部半蔵はもうすぐ来るそうだ。奈緒江が来ていると知ったら驚くぞ。奈緒江は、服部半蔵の手引で西国を出るのかと家康に聞いた。出ていっちゃうの?あぶないから?

家康は、その時に選べる最善の手を選ぶのみ。と言った。剣で争いを制すより、辛抱にて戦に勝つべしと。明智光秀は強引な手を使っているが、最後には耐え忍ぶものこそが残り、勝ち栄えるのだと言った。この人、そういえばめちゃくちゃ辛抱強いんだった。

別所長治との戦も兵糧攻めで勝っていたし、そういう手が得意な人なんだったわ……。徳川軍がいれば、織田方を優位にできるのでは?という奈緒江の問には、もう何百年もの間、恨みと力と謀反による争いが続いていて、終わりがないと。光秀がそれに駆り立てられたように、秀吉もそうなっていると言った。

信長亡き後、狼どもが互いを引き裂く世になる。今は狐でいるほうが賢いのだ。

狐……狐ってぇ……次に追うべき百鬼衆って狐の面を付けているんですけどぉ……もしかして貴方……裏切りとか……ですか?

そんな事を考えていたら服部半蔵が着いたようだ。家康殿との話は終わり、解散になった。奈緒江は半蔵と二人で話がしたいようだ。弥助は何かあればいつでも参れと言ってくれた。半蔵と話してみよう。

服部半蔵

半蔵殿、下からのライティングで悪の親玉みたい!奈緒江が生き延びていたことに安堵しているような、なんとも言えない表情だった。父の正保が死んだということを伝えると、生き残ることも出来ただろうに頑固なやつだと言った。

奈緒江は父親が隠していたことを半蔵が知っているはずだと思っている。漆塗りのあの箱のことを口にするが、中身がなにかは知らない。しかし、父親はあの箱を守って死んだことだけ知れば十分だと奈緒江は言い張った。

ちょっとここ、よくわかんなかった。中身は奈緒江にとって重要じゃないのか。箱を守れと言われたんだもんね。

奈緒江は箱は行方不明になったが、私が見つけてみせると宣言した。しかし半蔵は探すのは諦めろという。愚かなことはするなと。その先には死あるのみだと。あの箱は奈緒江の父親を殺し、母親も殺した。次はお前だぞと脅された。母親?ここにきて母親が関係してくるのか?

奈緒江の母、つゆこそがこの話の肝なのだと言う。そして、すべての箱が命運を変えたとも言っていた。箱はひとつではないのか?

半蔵は、自分が話せるのはこれだけだと言う。しかし一貫して箱を追うのは諦めろとも言う。わしのもとで働けと、まさかのスカウトまで。それでも奈緒江は父親との約束を諦めたくない。いつか真のことを教えてもらおうと、話を終わりにしようとする。

半蔵は最後に、お主の背負うものはわしも知っておると言った。だから!それを!教えろって言ってるの!!父の刃はただの武器ではなく、生きる道だと。なんでそうふわっと話すんだ。話したら死ぬのか?

それと箱とどう関係があるのかと思ったら、摂津の古墳を探せという。探すなって言ったり探せって言ったり、どっちなのよ。手がかりがあるというなら向かうけど、この半蔵の話し方が鼻につく。

半蔵が去ったと思ったら弥助がやってきて、大丈夫かと聞いてくれた。怖いような不思議な気持ちに陥っている奈緒江を優しく励ましてくれる。誰でもいつかは心に秘めたものと向き合わなくてはいけない。でも、仲間がいるぞと。心強い。仲間がいてよかった。

さいごに

服部半蔵に教えてもらった、摂津の古墳。目に付いた古墳は一通り探索してきたけど、そういえば古墳の中にアサシン教団のマークがついた箱があった場所もあったような……。あれが摂津だったか覚えていないけど、見に行ってみよう。

つづく

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