前回のお市の方との神社デート、かなり良かったな。白髭神社ってロケーション良すぎるだろ……。百鬼衆のことはまだまだわからないことが多いが、ちょっとずつ進んでいこう。焦りは禁物。まずは自分にできることをしていくぞ!!
前回の記事はこちら。

偽物代官を倒す

目標ボードを見ると、熊が呼んでいるので向かってみる。近江の町に住む人々は、みんなおなかすいた~とか税重すぎて苦しい~とか、そんなことばかり言っている。小さい子供もお腹をすかせている……。町民全員に行き渡るほどは無いが、目の前の子供の分くらいは分けてあげられる。食料を少し分けてあげた。
熊の見張り台というところに着くと、熊が百姓と会話をしているのが聞き取れる。やはり年貢についての文句だった。もう年貢は納めたのに、代官がまたやってきて年貢を納めろと言ってくるという。もしかしてだけど、その代官ってボケてるのでは?
熊に話しかけると、弥助の子分かと言ってきた。子分じゃなくて、弥助は「仲間」だと念押しする。

ここの奈緒江、子分だと言われてめちゃくちゃ嫌そうな顔してておもろい。熊は侍である弥助のことしか知らないから、忍の女が出てきたら子分かとも思うわな……。
さて本題。百鬼衆は二人目の代官を送り込んで、本物の代官を偽物呼ばわりしているそう。ああ、だから百姓のとこにも代官が二人来たのか。民は代官に手出しできないため、おかしいと理解っていてもどうにも出来ないと。

北近江は羽柴秀吉の管轄だけど、秀吉は戦でいつも留守にしている。安土と長浜の城代は、袖の下を渡されて見て見ぬふり。困ったねぇ……。偉い人が仕事をしていない。
その悪代官どもの上にいるのが『貴人』か?と訊くと、熊はその名は初耳と言っていた。熊はお市様の警固役であって、密偵ではないと。警固役というのはボディガードのようなイメージで良いはず。
とりあえず、この地にいるはずの悪代官を追っていけば更に上にいる人物に近づけるだろう。悪代官を葬れば、この地の住人たちの助けにもなる。熊にお礼を言って、町に繰り出すことに。百姓の話を聞くと、侍が田んぼで酔っ払って眠ってしまい困っていると言っていた。その侍は代官の手下で、酔いつぶれて置いていかれたそうだ。

言われた場所へ向かってみると、全然眠ってなかった。ハッキリ起きてた。酔っ払って、酒をもっともってこいと独り言を言っていたので黙らせた。戻って百姓に報告すると、先程の侍の上司は安土にいるらしい。マップを見てみるとすぐそこなので歩いていくことにした。
代官の屋敷に潜入し悪代官を葬り、招待状を手に入れた。百鬼衆たちは塩津の宿で宴を開くらしい。呑気なものだ。この地の悪代官はいなくなったので、少しずつ正常化するだろう。熊のもとへ戻り、報告がてら軽口を叩きあう。奈緒江と熊はなんとなく和解した様子だった。

なぜ百姓を苦しめる武家の者に仕えるのかと奈緒江が訊くと、お市様と姫様方をお守りしとるだけだと返事が返ってきた。立場がどうとかじゃなくて、この人だからと仕えているのか。いい人だな、熊ちゃん……。
熊からはこの地に蔓延る悪代官は他にもいると、リストを貰った。また新たな標的たちが増えたぞ。時間を見つけて全員葬ってやろう。

塩津の宿

塩津を一望できる場所で弥助と合流する。奈緒江は宿を探し、弥助は御座船と探すことになった。どちらでプレイするか選べたが、奈緒江を選択。宿は割とすぐに見つかった。高警戒地域になっていて、中々広く、居心地の良さそうな宿だった。
宿に集まっている人たちの話を盗み聞きすると、どうやら今夜この宿で会合のはずが、急遽場所が変更になったらしい。おなごの考えることは分からんらしい。貴人って女だったのか?更に別の部屋にいる者は、貴人のために見栄を張って宿を借り切ったと言うから大変だとも噂していた。
集合場所へ戻り、弥助と情報を交換する。今夜、竹生島の宝厳寺で会合が開かれるらしい。

「貴人」の正体

宝厳寺の周りにはたくさんの敵がいた。その中に、熊から貰った悪代官リストに載っていた収集家と呼ばれる代官がいたので殺しておいた。影からクナイで一発よ。至高の装身具を手に入れた。嬉しい。
いざ、会合の場を盗み見る。ドキドキ。何人かが座って頭を垂れている。奥にいて話をしているのが貴人だろう。近江の貧しき者たちからもう奪うなと言っていた。涙を流す面をつけ、頭を赤い布で巻いている。

会合が終わり、座っていた人たちが退場すると貴人は面を外す。そこにいたのは、ずっと味方だと思っていたはずの彼女だった。

奈緒江は理解っていたようで、やはりなと呟いた。理解っていたと言うか、武家憎しの気持ちもあっただろうが……。たまらず弥助が扉を破り、中に入り込む。
お市様は落ち着いた様子で、座るよう促した。弥助には理解が出来なかったようで、なぜかと縋るように訊く。
お市の方は、民を守りたくてやったことだと言っていた。凶作に見舞われた民は飢えていた。近江の代官から金を借りたが、借金は膨らみ続けていった。ある日、その代官から誘いがあったという。領民を救えると言われ、己の過ちを悟ったときには、もう遅かったのだと。

奈緒江は嘘だと言うが、嘘をついてまで生きて何になるとお市の方は言った。夫も兄もみんな死んだ。熊も、お市様は奴らの企みを知らなかったのだと頭を下げて命乞いをする。
奈緒江は、死を雪ぐは死のみだという。生かしておくわけには行かないと。
弥助は、お市様には恩がある。その兄上にも侍として仕えたし、今更裏切れないと言う。

う……うわ~~~~~!!めちゃくちゃ迷う……え~~え~~え~~これどうしたらいいん?
百鬼衆はさぁ……たしかに滅びるべき存在だけど、お市の方に良くしてもらったのは確かだし、民を思ってるのはマジっぽいし……。兄の織田信長には確かに色んな思いがあるだろうけど、織田軍の力を削ぐための動きを我々に知らせて止めようとしてたし……CV: 早見沙織だし……。
ええい!!許そう!!!!
奈緒江は怒ったが、弥助は冷静に慈悲なくして新たな世は作れないと言った。奈緒江は黙って拳を握りしめていた。

その後、もっと早く打ち明けてくれたら力になれたのにと弥助が言う。お市の方は、すでに多くを為してくれたと呟いた。
弥助が百鬼衆についてもっと教えてくれと言うと、お市の方も詳しくは知らないらしい。だが、光秀ならすべて知っていると言っていた。やっぱ最終的には光秀を倒さないといけないんだよな~~!!まだ他にも百鬼衆たおしてないやついるし、だいぶ先になりそうだ。
お市様はこれからどうするのかと訊くと、まずは兄上の刀を授けようと言って弥助にくれた。ありがとうございます。信長の形見、大事に使おう。あとは己のした過ちを悔い、赦しを乞うて神仏に祈るのみだと言った。

これから

奈緒江はションボリしていた。百鬼衆は憎いが、屍の上に安寧の世が築けるだろうかと葛藤している様子。いや今回の選択マジできつかったよ。殺すの選んでたらどうなってたんだろう。本当に死んじゃうのかな。
弥助に慰められた奈緒江は、お市の方と弥助が互いに好き合っていると指摘した。だけど大名の姫と一介の侍ではな……と身分の差を憐れんでいた。
それを聞いた弥助は、故郷では若君と呼ばれていたかもしれないぞと言い出す。え!?お前もしかして王子だったの?そうなってくるとだいぶ話が変わってくるけど!?
弥助の過去は、いずれ話してくれるそうだ。今日ではないが、いずれ。えーめっちゃ楽しみ!早く聞きたいな。

幕間 – 別の人生

百鬼衆のストーリーが一段落したので、ちょっとゆっくりしよう。弥助と共に岩場で横になり、雲が何に見えるか言い合うということをした。
弥助は唐傘を持った猿だと言い、奈緒江は変な腕が生えたくらげだと言う。

こういう遊び、子供の頃にやったよな……。子供の頃は今ほどゲームもインターネットも無くて、子供は外で遊べ!と言われていたのでこういう遊びをしていた。こういう他愛ない話や遊びが楽しいんだよな。
弥助が唐突に、別の人生を思い浮かべたことはあるかと訊いてきた。奈緒江は、もちろんあると答える。
お父が望んでいたような立派な伊賀者の名家に嫁ぎ、子を三人儲ける。みんなわんぱくで……いい暮らしだ。しかし、奈緒江は先の見えない旅に常に憧れがあったという。そういう意味では、今の暮らしは夢見たものだ。想像とはちょっと違うだろうけど。

弥助はどうなのかと訊くと、うまく思い描けないのだという。でも思い描くとするなら、鎧を脱ぎ、腰を下ろせるような日々だと言う。息子たちは自由に大地を踏みしめ、弥助の建てた大きな家に皆で集う。そんな日々がいつか過ごせるようになると良いね……。
さいごにもう一回、雲の形を言い合う。むささびに乗ったとみということで決着した。
さいごに

小面編、これにて完了!途中で「そうだったらやだな……」って思ってたことが実際に起こって、かなりショックだった……。それにしても弥助はかなりいいやつだよな。幸せになって欲しい。奈緒江にも良いことが沢山あってほしい。はやく苦しみの旅から解放してあげたい……。
つづく