ようやくお市の方の姿を確認した。お市様可愛いね……。前回は弥助の回想で終わってしまったので、そろそろ現実に戻ってきてもらおう。今回の百鬼衆ストーリーは上泉先生と協力するのかと思いきや、そうじゃないっぽい。楽しみだ……。
前回の記事はこちら。

小谷城跡へ

熊がお知らせしてくれたので、小谷城跡とやらへ向かってみる。お市の方がそこにいるんだろう。そんなに年月が経っていないのもあるが、熊は見た目が変わらなくて安心するな。

小谷城跡へ着くと、既に移動していた熊が案内してくれた。こいつもしかして何人もいるんじゃないのか?移動が早すぎないか?案内してもらった先にはお市の方がいらっしゃった。後ろ姿も麗しい。
ここは我が城だと言っていた。お市の方の城だったのか?庭の手入れをあのお方のために続けたくて通っているみたいなことを言っていた。あのお方って誰よ!?
お市の方は構わず話し続ける。兄上(=織田信長)が討たれたことを知っていた。弥助が殿を守って死ぬことも出来ず、異国人ゆえに名誉の死すら出来なかったと言うと、信長のために死ぬ気だったのか?と訊いてきた。

弥助のその後をいろいろ噂で知っているようだった。主を失って浪人になったとか、一向一揆に加勢したとか。一向一揆てなんぞ。そんなのに参加してたの?いつのまに?
お市の方は続けて、百鬼衆という名に聞き覚えはあるかと言った。おお、いきなり本題やん。弥助が我らの敵だと答えると、この近江でも百姓を虐げて政を乱しているのだという。お市の方は、百鬼衆を止めたいがわたしには出来ないから助けて欲しいということだった。

近江での百鬼衆の動きをまとめた巻物をくれた。百鬼衆が誰なのか、もう特定してる感じ?教えてくれたら良いのに……ともかく、鉄砲鍛冶を襲おうとしているらしい。あとで言って痕跡を探してみよう。
最期にお市の方は、織田信長の最期はどうだったかと訊いた。弥助が、織田信長の詠んだ歌の一節を歌いだすと続けてお市の方が歌う。
人間五十年、化天のうちを比ぶれば夢幻の如くなり。一度生を享け、滅せぬもののあるべきか

敦盛という幸若舞の演目が、織田信長は好きだったようだ。思い出話が出来て満足した様子のお市の方は、解散という流れの最中、弥助に「伊崎寺で待っておる」と伝えた。場所を変えてお話がしたいってことッ!?と思ったら、信長が始めた侍修行を続けなくてはという感じの話だった。なーんだ。

お市の方が熊と女中と一緒に去っていったとおもいきや、影から奈緒江が現れて弥助をからかった。お市の方への弥助の態度が気に入らないのか、小学生のようなからかい方をする。弥助にはあんまり効いていないようだった。
今回の標的である百鬼衆は、涙を流す面をつけているらしい。その手先となっている代官が、長浜で悪さを企んでいるとか。見に行くしかないな。
長浜での探索

長浜という町にある鉄砲鍛冶を探すと、文書が落ちていた。ここの鉄砲は信長の軍が使用する鉄砲で、敵はここをぶち壊して信長軍の力を弱めようとしている様子。それをしようとしている敵は、百鬼衆である貴人の一派とはちょっと違った考えをしているみたい。敵も一枚岩ではないということか……?
どうやらこの一派は船で大量の火薬を運んでおり、それを町に運ぼうとしているらしい。火薬が到着してしまえば町の住人にも被害が及ぶだろう。船の上でなんとかしたいな。

船には大量の火薬が積まれていた。敵を倒し、火薬に火を付けると船が大爆発を起こした。わーっはっは!ざまぁみろ。
お市の方とデート!!

お市の方は伊崎寺の隅っこにいた。船のそばでずっと待っていた様子。寒くないん……?近寄って話しかけると、船出の支度は出来ているかと訊かれる。船でどっかいくの聞いてないって!どうやら白髭神社まで船で行くみたい。琵琶湖の反対側にあるので、まぁ船で行くほうが早いか。
船上デートは生憎の豪雨だったが、お市の方は天気も気にせず楽しげに俵藤太の話を聞かせてくれた。食べても翌日には復活する米俵、我が家にも一つ欲しいわ。最近米高すぎんよ!!白米だーいすき!と思ったけど、俵に入っている米って精米されてる状態なのかな?玄米で出てこられても困るぞ……。

白髭神社に到着し、お市の方はやることがあると言って先に行ってしまった。弥助は巫女らの案内に従ってお浄めをすることになった。行水とかするのか?弥助のシャワーシーンを見せられる……?と不安になったが、普通に神社を参拝するだけだった。
手水をし、参拝し、本社にご寄進をし、護符をもらった。これはいいものだ!ありがとう。
その後二人で本殿に並んで座り、加護を授けてもらっているかのような時間が流れた。遠くに聞こえる波の音と、木の葉を揺らす爽やかな風。穏やかに聞こえる祝詞の声。

のどかすぎて最高だぜ。
すべてが終わった頃には日も暮れようとしていた。夕焼けが琵琶湖に映って、見事なことになっている。

弥助が信長様へ思いを馳せる事ができたとお礼を言うと、お市の方はぽつぽつと話をしてくれた。幼い頃は可愛がってもらったが、信長の気性に文句を言っていた。名家に生まれたからにはと覚悟はしていたが、後に織田の敵になる浅井長政(あざい ながまさ)に嫁がされたと言っていた。お市の方、既婚者だったのか。
あの小谷城は浅井家の城だったらしい。大名の鑑のような立派な人だったと言っていた。娘も三人授かって、幸せな四年を過ごしたと言っていた。四年で三人も!?既婚者だったばかりか、子供まで!?お市の方っておいくつ……!?
Wikipedia によると、生まれは天文 16 年(1547 年)。ゲーム内の時間だと天正 9 年(1581 年)ということなので、34 歳くらいということになるっぽい。かなり若く見える。20 代と言われても納得できる風貌である。美しすぎる。子供が 3 人もいてこの美貌を維持できるの、大名の妻だからなんだろうな。乳母とかめちゃくちゃいるだろう。

幸せな生活をしていたが、浅井長政は織田信長と敵対し、小谷城は焼かれ、長政は自害したらしい。あまつさえ長政の頭は宴の見世物にされたと言っていた。悲しいなぁ。娘しかいない浅井家は迎えたということだ。この時代、婿養子とかってよっぽどのことがない限り無理だろうし……。
お市の方は、一本の脇差しを見せてくれた。織田信長のものらしい。本能寺の変の後、お市の方の手に渡った様子。

金の装飾が美しい。綺麗に保管されていたのだろう。大事にしている様子がわかる。
刃は復讐の道具になるが、復讐と慈悲は並び立たないとお市の方は言う。確かに……。続けて、もし明日には城が落ちると覚悟したなら、最期の一夜をどう過ごす?と質問された。選択肢は……

決まってるよなァ!?あなた様しか勝たん!!

お市の方は嬉しそうに顔を綻ばせたが、すぐにいや、だめだめ、と自分を律した。えらすぎる。さすがに身分が違いすぎるもんな……。
流石に日も落ち始めて、これで解散という間際、またもお市の方は百鬼衆について話をした。この人去り際になにか言うの好きだな。百鬼衆の頭領は、日ノ本でかなりの地位にいる人物らしい。用心せよと言って、今度こそ去っていった。

いまの日ノ本でかなりの地位にいるのって誰だ?明智よりも更に上ってことでしょ~?ぜんぜんわからん。歴史の勉強しとくべきだったか……?
いま、わたしの中で感じていることといえば、お市の方が百鬼衆だったらすごーく嫌だなぁってことだけだ。でもその展開ありそうなんだよなー!!どうかなー!?なくあれ!!!!
さいごに

お市の方が出演するカットシーン、良すぎてめちゃくちゃスクショ撮ってしまう……。顔面が強すぎる上に声まで良いときたらもう最強なんよ。小面編、だいぶ長くなってしまったけどたぶん次で最後まで書けるはず!!一体百鬼衆の頭領ってのは誰なんだろう……。
つづく