前回のあらすじ
新天地ハーメリアを訪れたアルス一行は、村人が忽然と消える怪事件に遭遇し、人々を不思議な音楽で導く怪しい老楽師の後を追う。
魔物グラコスが島を海に沈める絶望の未来を予知した老楽師は、人々を高い塔へ避難させていたが、アルスのアザの力が呼び寄せた道から海底都市へ乗り込み、ついに因縁の戦いに終止符を打つ!
老楽師の正体は、かつて一族を追放された伝説のトゥーラ弾きジャンだったのだ!救われた町で手に入れた「人魚の月」を携え現代へ戻る……。
前回の記事はこちら。

魔法のじゅうたん・リベンジ
ハーメリアを救ったことで手に入れた「人魚の月」。これを持っていけば、ニコラのメイドから本物の魔法のじゅうたんを貰えることになっていたはずだ。今回こそ頼むぞ~!
魔法のじゅうたんについてはこの記事で読めるぞ!

メザレの村に到着し、ニコラの家を訪ねる。よしよし、幸いニコラは外出しているようだ。メイドに人魚の月を見せると、興奮して喜んでいた。人魚の月って重要アイテム扱いなんだと思ってたけど、装備品らしい。アクセサリー枠につけることが出来るみたい。

じゅうたんはニコラの父と自分しか知らない地下倉庫に隠してあるという。入口を見つけ、入っていくと宝箱がたくさんある!おたからだ~!中身はちいさなメダルとか、武器とかが入っていた。
明らかに一つ雰囲気の違う宝箱がある。メイドに言われて開けてみると、魔法のじゅうたんが入っていた!!うおお!!ついに手に入れたぞ!!!!

喜びもつかの間、気が付くとニコラが地下への階段を発見し入ってきた。うわ~タイミング悪!!魔法のじゅうたんをアルスたちが持っていることに気付いたニコラは混乱していた。取り上げたはずなのになぜ持っているのかと。
意を決してメイドは本当のことを話し始めた。父親はニコラを案じて魔法のじゅうたんをすり替えさせたと。
ニコラは父が自分のことをそれ程までに心配していたと知り、複雑そうな気持ちだった。裏切られたような気持ちもあるだろうが、自分も父を振り切ってまで冒険には出れずにいたこともあり……。
結局冒険者に任せようとしていたのだから、彼らに託しましょうというメイドの言葉にニコラは頷いた。なんとか丸く収まったようでよかった……。メイドとも仲違いしないでくれてマジで安心した。

魔法のじゅうたんをつくったのはニコラの祖先である神の兵で、封印されている英雄の親友だったらしい。まことの冒険者だけを伝説の英雄へ導くと言われているらしい。
ほほう……まことの冒険者だけがね……。それってもしかして我々のことではないのかね?ん?どうかね?
ともかく、やっと手に入れた魔法のじゅうたんだ!早速使ってみる。……うわー!ほんとに飛んでる!すげえや!!

これがあれば川も飛び越えていける。高い山岳なんかは無理だけど、このまま海も越えていけちゃうのでめっちゃ便利かも。船は敵に遭遇するからなぁ。
英雄復活へのみちしるべ
さっそく、メザレの北東にあるほこらのような場所へ行ってみる。橋が掛かってなくて行けなかったんだ。わくわく!!
ほこらの中には透明な人がいた。おばけだ。彼はニコルと名乗り、神が託した言葉を伝える役目を持っているようだ。

英雄メルビンは 玉石に封じた。
玉石は 復活の時が近付くと
熱をはなち うごめくだろう。
時が満ちれば 運命によって
さだめられた戦士たちが 玉石を手に
天への階段を のぼるであろう。
ニコルは英雄メルビンの剣をアルスに託し、彼への言葉を預けて消えていった。
「友よ 許せ。世界の行く末を お前に託す。次に会うときは 神の御身のそばで。」

英雄メルビンってのを復活させる必要があるんだな。熱を放つ玉石かぁ。どこにあるんだろうなぁ。仲間と話してみると、マリベルがアルスの叔父が変な石を持っていなかったかと言ってきた。詐欺に使ってたホットストーン?たしかに熱を放つ石ではあるけど……
魔法のじゅうたんで探検だ
せっかく手に入れた魔法のじゅうたんで、行けなかった場所に行ってみることにした!
ここはメダル王の城!いつもお世話になっております。すでに持っているメダル手帳に情報を追記してくれた。

メダル手帳ってそういや見たことなかったな、と思ってアイテム欄から使おうとしたけど、使えなかった。どうやらメニュー>せんれき>メダル手帳で中身が見れるらしい。

こいつは便利だ!まだメダル半分も集めてないらしい。これを参考に探せば良さそうだ。
集めたら何が貰えるのかも書いてあった。石板貰えるんじゃん。全部集めたらメタルキングの剣もらえるらしい!!流石に欲しすぎるな。頑張ってあつめよ~っと!!

メダル王の城から南西の方には塔があった。世界一高い塔らしい。しかし扉は開かなかった……。カリン様とか住んでるかな。

現代砂漠の精霊像にも寄ってみた。ナイラの河を自力で超えるのは無理だったので、じゅうたんが手に入って本当に良かった。中は信仰の聖地みたいになっている。観光客も何人か居て、交通が不便な割に盛り上がっている。精霊像の顔は壊れたままだった。

オルフィーの町……ガボとはじめて出会った場所の北に、大富豪が住むという屋敷があった。専用の船で運河を越えないとたどり着けないが、上空から侵入に成功。ここはブルジオという富豪が住んでいるようだ。

ブルジオは生憎外出中だった。家宝にふさわしい宝を見つける旅に出ているらしい。邸宅内にはたくさんの珍しいものがあったけど、どれも家宝ではないのか。ブルジオの個室をあさっていると、まほうのカギを手に入れた!!えっ……も、もらっていいのか?怒られない?

返すことも出来なかったので、ありがたく貰っておくことにした。まほうのカギで開けられる宝箱があったので中を見ると、ちいさなメダルが入っていた。メダルを厳重に宝箱にしまってるのちょっとかわいいな。
ホットストーンをさがして
アルスの叔父ホンダラが持っているホットストーンを手に入れたい。あれに英雄が封印されているなら、ぼんくらオヤジの手元にあっても仕方がない。久しぶりにグランエスタード城下町にやってきた。ホンダラは家にいなかったので、どうせまた酒場だろうと向かってみる。
道すがら、町の人に話しかけてみるとホンダラに飴をもらった子供がいたり(食べたらあとでお金を要求されないかな……と困惑していた)、急に羽振りがよくなったという話を聞いた。大金を手に入れたらしい。なにぃ?騙されてるんじゃないのか?

酒場に行くと、ホンダラは女性に指輪を見せてせまっていた。なにをやっとんねん。ホットストーンについて話すと、どうやらあれが大金で売れたらしい。ブルジオが買っていったそうだ。

先を越されてしまった。どこに行ったか聞くと、旅が終われば家に帰るだろうと言われた。まさかホットストーンを家宝にするつもりか。
さっき出てきたブルジオの邸宅へ急いで戻る。屋敷にはブルジオとその息子が帰ってきていた。息子は浮浪者のような格好をしていた……。なぜかと聞くと、世界一の大金持ちの息子という身分は目をつけられやすいため、誘拐されないようわざとこんな格好をしているらしい。なるほど、賢いかも知れない。

ブルジオにホットストーンについて話をしてみる。ぼくたちそれが必要でェ~……。しかしブルジオは、封印された英雄の話は知っているが、この石がそれであるわけがないと言う。まぁそりゃそうだよね~信じてもらえないよね~!わたしも未だにホットストーンに英雄が封印されてると確信しているわけじゃないもの。

ホットストーンは手に入らなかった。さて手掛かりも尽きたしこれからどうしよう……。屋敷から出ると、あわててブルジオが追い掛けてきた。なにかと思ったら、少し考えてくれたらしい。英雄の話を信じることにした、しかしホットストーンを渡すことは出来ない。どういうことかと思ったら、自分も英雄の復活を見たいから連れて行けと言う。いやですけど……。

断ったが勝手についてくると言う。なんてわがままなやつだ。魔物に襲われて万が一怪我とかしてもぜったいに文句を言わないでほしい。ほんとに勝手についてくる……。まぁいいけど……。英雄復活のためには、世界一高い塔のてっぺんでホットストーンを掲げればいいんだよね。世界一高い塔にはさっき行ったけど、扉が閉まってたんだよなぁ。
英雄復活
ブルジオを連れて、世界一高い塔へ戻ってきた。さっき来たときは扉が閉まっていたが、入れるようになるだろうか。それとも裏口とかあるんだろうか。
扉に近付くと、ブルジオの持っていたホットストーンが急に熱を帯び、眩しい光を放ち始めた!

光に反応した塔の扉は開かれた。こうなってくると、いよいよ本物っぽいな……ホットストーン……。英雄が復活するのか……?
世界一高い塔と言うだけあって、かなり高い階層まであるようだ。途中までは一本道だったが、5 階になると道が分岐して迷路のようになってめちゃくちゃ面白かった。魔物もいるし、来た道を忘れないように慎重に進んでいく。

やっと最上階に辿り着いた!見晴らし良すぎる。ブルジオもその時を理解しているのか、アルスにホットストーンを預けてくれた。

屋上にある、いかにもな祭壇でホットストーンを掲げてみると……入口で見せた光とはまた違った輝きを見せた。まぶし~!!!!


ホットストーンの中から何かが出てきた!!と思ったら、おじいちゃんだった。この人が英雄なん?


彼こそが封印された英雄、メルビンだ。アルスたちは知っている限りの世界の情勢を彼に話す。
かつて神と魔王が戦う直前、メルビンは神によって封印された。神は敗北を悟っており、後の世で魔王に対抗するために封印したのだと言っていた。
しかし今の世界は平和そのものだ。不気味なほど静まり返っている……と呟くメルビンだが、英雄の復活を察知した魔物たちにあっというまに囲まれてしまった。

ピンチ!と思った途端アルスの手元に剣が現れる。ニコルから預かったメルビンの剣だ。

メルビンに剣を投げ渡すと、ここはわしに任せてくれと言われる。おじいちゃん、無理すなよっ!復活したばっかりで身体は動くのか!?





心配は無用だった。一撃であの数の魔物を倒してしまうなんて、さすがは英雄と言われるだけある。
じじい~~!!格好良いぞ~~~!!!!

メルビンは嫌な予感がするので世界の様子を知りたいという。アルスの仲間に入れてくれないかと言われたので、いいよ!と言っておいた。5 人目の仲間だ!!……でもドラクエって 4 人パーティじゃなかった?パーティに入れてもらえない人はどうなるの?酒場で仲間の帰りを待ってるの?

ともかく、英雄メルビンが仲間になった!わーいわーい!強そうなおじいちゃんだ~!
英雄が町にやってきた
そういえばすっかり存在を忘れていたけど、ブルジオが居たんだった。ホットストーンは用事が済んだら返そうと思っていたのだが、メルビンが復活したときに消滅してしまった。怒られるかなと思ったけど、なんだか満足そうにしている。

英雄の復活なんてそうそう見られるものではないという気持ちらしい。たしかにそうかも。ブルジオが物分りの良い人で良かった。彼は復活した英雄を執事として屋敷に迎えたかったらしいが、メルビンはきっぱり断ってくれた。わしが剣を捧げるのは、わしが認めた戦士だけだと。それってアルスを認めてくれてるってことなん?うれし……。
さて、パーティメンバーが 5 人になってしまったが、誰かが残されるということはないらしい。5 人で旅をするけど、バトルに参加できるのは 4 人まで。もう 1 人は補欠みたいな感じらしい。助かるなぁ。せっかく仲間になったのに酒場送りかと思ってたんだ。

無事に英雄を復活させることが出来たので、魔法のじゅうたんをくれたニコラに報告に行こう。
メザレの村へ行くと、村は復活した英雄の話で持ちきりだった。もう情報が出回っているのか?と思ったが、どうやら違うらしい。ニコラの屋敷に入るとピンクの鎧を着たマッチョがもてなされていた。

彼はラグレイと呼ばれていた。誰だ。
ラグレイもこちらの顔に見覚えはないらしい。浮かれたニコラに「英雄であるあなたを復活させたのがこのアルスさんたちでしょ」と言われると、慌てたように「そうだったそうだった!」と言う。…………あやしい……。
大事な話があるからと無理矢理別室に連れて行かれたかと思えば、膝をついて謝罪された。
どうやら、たまたま村に立ち寄ったラグレイをニコラが勝手に復活した英雄だと勘違いしたらしい。英雄を騙ろうと思った訳ではなく、彼は軽い気持ちで見掛け倒しの魔法を使ってみせたそうだ。
すると村の人達が彼のことを英雄扱いしだして、後に引けなくなってしまって……ということらしい。迂闊だったな。

このまま話を合わせてくれないかと頼まれ、断っても話が進まなかったので渋々了承した。メルビンはどう思っているのかと聞くと、英雄として認知され、行く町で毎回こんな目にあっていたら旅が進まないからと、影武者になってもらってラッキーくらいの気持ちらしい。いいのかそれで。本人がいいならいいけど……。
魔法のじゅうたんも返せと言われなかったし、メルビンも気ままに旅ができるし、まぁいっか。次の冒険に出かけよう!
さいごに

また仲間が増えたぞ!英雄メルビンがあんなにおじいちゃんだったとはな。最初見たとき「じじいか……。」と思ってたんだけど、直後の見せ場で一気に好きになってしまった。ちょろい。わたしも年老いても動ける老人になりたいな。筋トレするか……。
つづく








