前回のあらすじ
砂漠を救い現代に戻ったアルス一行は、かつてキーファが残った場所で、彼の面影と「神の剣」を継ぐ奔放な踊り手アイラに出会い、運命に導かれるように新たな仲間として迎え入れる。キーファの面影を感じるアイラの存在が、悲しみに沈むバーンズ王やリーサ姫の心を癒やすのだった。さらにダーマ神殿では、効率倍増の「職業かけもち」という驚きの新システムが解禁!新たな力と4人目の仲間を得た一行は、伝説のトゥーラ弾きを探し出すべく、さらなる未知なる旅へと突き進む!
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人が消える町
新たに石板を通って辿り着いたのは、山の多い島だった。見どころがたくさんありそうだ。着いたときにはもう夜だったので、近くにある村で休ませてもらえないかお願いしてみよう。
村に着くと、昨日も旅人がやってきたようだ。連日旅人がやってくるのは珍しいらしいが歓迎された。前日にやってきたというのは年寄りの楽師で、それは素晴らしい腕前だったそうだ。村中のみんなが楽師の奏でた音楽を絶賛している。

楽師!アイラの旅の目的じゃないか。その人がアイラのお眼鏡にかなえば、神は復活し世界は平和になる。彼はすでに旅立ってしまったらしいけど、明日の朝一番で村を出れば追いつけるかなぁ。南にあるという村への通り道は夜間立入禁止らしい。仕方なく村長の家で休ませてもらうことにした。
翌朝、目が覚めると村の様子がおかしいらしい。マリベルに叩き起こされたアルスはあわてて起き上がる。昨日快く止めてくれた村長の姿がない。いや、それどころか村に人が一人も居ない。どうなってんだ?

ねんのため全ての家の中まで確認したが、だ~れもいなかった。なんだか気味が悪いな……。ここに居ても仕方がないので、トンネルを通って南にあるというフズの村へ向かおう。
フズの村は海沿いにあった。フィッシュベルみたいにのどかな漁村らしいが、最近は海の様子がおかしく漁に出れないらしい。

この村でも楽師の音楽は好評だ。しかし彼の姿はない。朝一番で北東にあるハーメリアへ向かったそうだ。出遅れたか~。行き先は分かっているのだからゆっくりしていきなと宿屋のおじさんに言われる。ここでも眠ったら村人が居なくなってそうで怖いんだよな。でも MP がもうないので休んでいくことにしよう。
朝、こんどはガボに起こされた。やっぱり村の様子がおかしいようだ。外に出ると、やっぱり今回も村人が居なくなっている……。いったいなにがどうなってるわけ?

楽師が向かったというハーメリアへ向かおう。多分だけど、楽師が音楽で人々を操っているとみたね。
ハーメリアに向かう途中、いどまねきが野良で存在していた。こいつら自前の井戸を持っていやがる。しかもそうやって移動すんのかよキモすぎ!!!!

いどまねき、ドラクエの敵の中でもかなり嫌かも……。夢に出てきそう。
ハーメリアに着くと、噂の楽師らしき老人が音楽を奏でているのが聞こえる。やっと見つけた!!周りに住人が集まって、素晴らしい音楽に身を委ねている。

老人は全員に音楽を聴いてもらえたことを確認すると急ぎ足で何処かへ去っていってしまった。話しかけても、急ぐので失礼……と言われて会話ができなかった。後をつけたが町から出ていった後の行き先は分からなかった。
アイラに話しかけると、あの老人が奏でていたのは間違いなくトゥーラだという。腕は確かだが、何かを恐れて悲しんでいるような音色だったと言っていた。そういうのわかるんだ。さすがやな……。それならあの老人ではだめか……トゥーラの名手……
町を見て回っていたら、学者がグラコスという魔物について教えてくれた。はるか昔に存在した魔物で、町をまるごと海に沈めてしまったらしい。しかし長い間復活したという話はないため、おとぎ話のようなものだと言う。いや、それだよ!今回のボスはグラコス!私の勘はあたるんだ。今に見てな。
宿屋に泊まらせてもらって休んでいると、夜中に音楽が聞こえてきて目が覚めた。この音楽は、昼間に聞いたあの楽師のものだ。

広場へ向かってみると、町のみんなが眠りながら歩いて集まってくる。楽師の足元には旅の扉が出来ており、みんながそこへ入って消えていった。街の人が全員集まったのを確認した後、楽師も後を追って消えていった……。やっぱりあの楽師がみんなを消していたんだ。一体何のために?アルスたちも急いで後を追う。
塔の中で
扉の先は古い塔の中だった。柱が崩れていたり、壁もひび割れていたりする。ここはどこなんだ?上階に行く階段と地下に行く階段がある。一旦地下から様子を見るか。
地下にはスライムがいた。悪いスライムじゃないよ、だ!どうやらここは彼らの住処だったが、最近人間たちが沢山引っ越してきたから地下に隠れているらしい。他の人達もここにいるのか。

階段をのぼって三階まで辿り着いた。人の姿がある!鍵のかかった鉄格子の扉があったので、レバーを動かして扉を開ける。消えた町の人達が全員集められているようだった。
みんなの過ごし方は様々だった。絶望し床に伏せる者、おしゃべりが止まらない者、こんなときでも商売を忘れない者、こっそり持ってきた酒を飲んでいる者……。あの楽師がみんなをここに連れてきたと知って怒っている人も居た。
楽師は更に上の階に居た。塔から外を眺めている。一体何が始まるんです?

老楽師を問い詰めようと近付くと、見ていればわかると言うじゃないか。なにをおっぱじめようってんだい!
どこからか、声が響く。脆弱な人間どもよ、我がチカラの前にひれ伏すがいい……。


魔物が何かのじゅもんを唱える。途端に雷鳴が鳴り響き、雨が降り、大地は水で満たされた。この塔も 1 階部分がまるごと沈んでしまったようだ。
老楽師は占いもできるらしく、この光景を予知していたらしい。老楽師の占いのチカラは、魔物たちに苦しめられている人たちのために使うと誓いを立てていると言っていた。魔物の悪巧みから人間たちを守ろうと、この高い塔に集めたということだった。悪いやつじゃなかったのか。
騒ぎを聞きつけた住民たちが何人かやってきた。グラコスのしわざだと察する学者、楽師が悪い人じゃなかったと気付く住民たち。そういえば島が海に沈むちょっと前、何人かが帰ると言って塔から出ていったらしい。その人達はいま無事なんだろうか。
楽師は驚いていた。下りの階段へは鍵がかかっていたはず……!?
……!!い、いったいどうやって鍵を開けたんだろうなぁ~!?おかしいなぁ~!?ここにいれば安全なはずなのになぁ~!?

しょうがねぇ……。みんなが危ない目にあったのは自分たちの責任ということもある。魔物を倒して世界を救ってくるか……。静かに場を去ろうとしたが、楽師に呼び止められた。な、なんですか?ぼくたち鍵のことなんて知りませんよ。
そのことではなかった。楽師は自分がユバールの民だということ、掟を破り一族から離れたことを教えてくれた。その罪を償うために魔物に苦しめられている人々を救うという誓いを立てていると言った。お前もしかして……ジャン?

勝手な話だけど、今回はその誓いをアルスたちに託したいと言うじゃないか。昔、ユバールの民を助けてくれた若者に似ているからと。似ているっていうか、多分本人なんだよな。いや黙っとこ。おもろいから。
塔から船に乗って外へ出ると、見事に島は水の中だ。村や町があった場所だけかすかに光を放っている。みんな無事かなぁ。近くの町から様子を見に行くと、みんな高い建物に避難したり船に乗ったりしていた。

フズの村にいた漁師に海底都市について聞くと、割と近くにあるらしいというのがわかった。うっすら光って見える場所に、建物が沈んでいるように見える。たぶんここだ!
しかし、どうやって水中の都市に行けばいいんだろう。酸素ボンベはついに見つからなかったし、そんな魔法もなかった。途方に暮れていると、アルスの手にあったらしいアザが光り出した。アルスが手を上げると水面に紋章が映し出され、次第に旅の扉へと姿を変えた。

なっ……なんじゃこりゃあ。アルス、手にアザあったの知らなかったしこんな不思議なチカラなのも驚きだ。マリベルも驚いていた。幼馴染のマリベルも知らなかったチカラってことか……。
海底都市
旅の扉に入ると、海底都市の内部へと入り込めた。水中のはずだが、呼吸は出来るらしい。ただ鼻に水が入ってくるため不快だとアイラは言っていた。どういう原理?
海底都市には身体の透けた人間たちの姿があった。グラコスの呪いによって縛り付けられているのだそうだ。可哀想に……。こんな場所でずっと……。

グラコスは以前この都市を沈めてからしばらく鳴りを潜めていたが、魔王によってチカラを授けられ、今回の行動に至ったらしい。魔王ってやっぱ存在してるんだ。
都市というがかなり狭い。都市って言うからもっと町っぽいのかと思ってた。一本通路の突き当りにグラコスがいた。このヌメッとした質感、よく出来ている。

グラコスは都市に居た人間たちの魂を操り、アルスたちに襲わせた。倒せば成仏できるのかと思い本気で殴ったが、どうやらそういうことじゃないらしい。倒しても成仏しないってことは、もうグラコスを倒すしかないじゃんね。
身構えていたら、いつの間にか老楽師が海底都市に来ていた。どうやって来たんだ?彼はトゥーラを弾き、その音色で魂を浄化した。

おい!そんな事ができるなら最初から言ってくれ。無駄に戦っちまったぞ。老楽師も一緒にグラコスと戦ってくれるようだ。心強い!やろうぜ!


グラコスは最後の力を振り絞り、アルスたちが来た道の橋を壊してしまった。そのまま消えてしまったグラコス。水攻めだ!どっ……どーする!?楽師は落ち着き、トゥーラを弾くと旅の扉を開いてくれた。なるほど、そのチカラでここまで来たのね。グラコスには悪いが、脱出させてもらおう。

救われた大地
旅の扉から塔に戻ってきた。外を見ると、溢れていた水が引いている。良かった~!やっぱり緑があると安心しちゃうな。

老楽師から石版の欠片を貰って、お別れになった。町に戻れば感謝されるだろうに、それは嫌らしい。旅も疲れたのでそろそろどこかに身を落ち着けようかと言っていた。いい場所が見つかるといいね。
塔から近い順にみんなの様子を見て、それから帰ろう。
まずはハーメリアだ。町の住民は皆無事で、一人として欠けることなく戻ってきた。町を囲んでいる堀には海水が混ざり込んだようで、海の魚が紛れ込んでしまっているらしい。町もぜんぶ海水に浸かってしまい、お店は軒並み営業中止になっていた。もとに戻るまで大変だな……。
魔物を倒したことで、アルスたちは大変感謝された。町を救ったということで、宝物をいただけることになった。なんと、人魚の月だ!!そういえば海底都市だった。これで魔法のじゅうたんが貰えるぞ~!

魔法のじゅうたんについてはこの記事で読めるぞ!

フズの村も平和になっていた。様子がおかしくなっていた海も落ち着きを取り戻し、漁に出れるようになったらしい。たくさん魚が捕れるといいね。
アボンの村では、老楽師の胸になにかの印のようなアザがあるのを、侍女が偶然見てしまったと告白された。やっぱあいつ、ジャンだったんじゃ~ん!(ジャ~ン!!)できたら元気で暮らしていてほしいな。

現代 – ハーメリア周辺
旅の扉から現代に戻ってきた。ハーメリアのあたりはどうなっているかなぁ。島の近く、海底都市があったあたりには未だに旅の扉があった。入ってみると、海底都市がそのまま残っていた。しかし住んでいるのは人間でなく、魔物たち。

この魔物たちは襲って来ず、人間を嫌ってもいないようだ。しかしここを治めるグラコス 5 世は人間ぎらいだという。彼の祖先であるグラコス 1 世は人間によって討たれたため、人間が嫌いだし怖いらしい。現代の世でなにかしてやろうという感じはしない。グラコス 5 世を慕う魔物たちの手前、人間が来たのに何もせず帰すというのは不可能らしい。
仕方ないのでちょっと遊んでやるが、問題なく勝ってしまった……。宝をやるので命だけは助けてくれと必死に命乞いをしてくる。

でも、魔物だしな~。今のうちにやっつけておいたほうがいいかも知れないしな~。と思ったが、いいえを選んでもループする感じだったので受け入れてやった。我は懐深き男、アルス。
石版の欠片をもらったのでゆるしてやった。宝箱は鍵がかかっていたので、また今度もらいに来るね。
ハーメリアの町に向かうと、あの老楽師が町の英雄として石像になっていた。おい、アルスたちの石像も作ったほうがいいんじゃないか?町には老楽師と洪水の伝説を研究するアズモフという学者と、その助手ベックがいた。

彼らの研究のため、山奥の塔に巣食う魔物を退治してほしいとお願いされた。見返りは町の堀から釣り上げた石版の欠片だ。やりましょう。こちとら魔物退治で生きてるみたいなもんですからね。
そういえば塔には友好的なスライムが住んでいたはずだ。彼らはどうしているだろうか。

……ずいぶん大きくなって……。
こちらの顔を忘れたのか、別スライムなのかわからないが、キングスライムになって襲ってきたので返り討ちにしてやった。するとスライムたちは分裂して、ただのスライムに戻ってしまった。彼らもここに住んでいたが、あとから来た魔物に塔を乗っ取られたので地下で暮らしているらしい。変わらんなぁ……。
塔の最上階へたどり着くと、ドラゴンみたいな魔物がいた。こいつか。金色で格好良い。

強くはなかったが、石版の欠片を落としていった。なぜドラゴンが石版の欠片を持っているんだ?よくわからんけどいいもの拾えてラッキー。
アズモフに魔物退治の完了を伝えると、興奮して塔の研究に向かっていった。もらうはずだった石版の欠片は以前宝物庫だった場所にあるらしいので自分で持っていってくれと言われた。あそこまで行くのちょっとだるいんだよな。

これでハーメリア編もおしまいだ。アルスたちのことが伝えられていないのは不思議だけど、まぁそういうこともあるだろう。小さな子供が魔物を倒して町を救ったと言われても、信じられない人のほうが多そうだもんな……。
さいごに

ハーメリア編なかなか面白かったな~!ジャンと会えたのも嬉しかった。向こうは気付いてなさそうだったけど……。なんならマリベルもガボも気付いてなかったけど……。どこかに身を落ち着けると言っていたし、子孫が見つかったら面白いなぁ。次回は魔法のじゅうたんを貰いに行くぞ!!
つづく








