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【ゴーストオブヨウテイ】羊蹄山で生きる 21 日目 – 天塩ヶ丘を取り戻せ!怨霊、悲しみの狐狩り

狐たちの使う毒についての情報を得た篤とお雪。記憶の中で聞こえる狐の声が、なんとなくお雪に似ている気がしてドキドキしているわたし。どうにかいい展開になってほしい……!もう誰も死なないでほしい……!(※敵を除く)今回で狐編を終わりにする勢いで進むぞ!

前回の記事はこちら。

目次

花畑を見つけ出せ

前回、黒染屋の地下で見つけた鳥兜の花畑がある場所へやってきた。そこには既に松前侍たちが大勢いて、花畑への隠し道は強固な門で封鎖されていた。どうやってこの場所を知ったんだ……。松前の宿営と化した地を見渡すと、酒に混ぜ物をして出してやった長助の姿があった。あいつが垂れ込んだのか。他にも棒火矢が沢山用意されていたり、かなり厳戒態勢だ。

正面からいーれーて!って言いに行くのは無理だろうな。赤鶴屋での一件があってから、物頭の藤田殿から嫌われている。悶着を起こして騒動に気付いた狐どもに逃げられたくない。塀の隙間を見つけたので、お雪が侍の気を引いている間に潜り込むことにした。

竹林の道を進み、謎を解いてまた進む。篤に分からないことがあってもお雪が気付いたりしていて、なかなかいいコンビかもしれない。ずんずん奥へ進むと、あたり一面鳥兜の花が広がる畑があった。鳥兜はアイヌが狩りで使う毒で、家ごとに調合の術が違うらしい。

畑の奥に狐の姿を見つけた!しかし弓で射るには遠すぎる。どうしたもんかと悩んでいると、あたりで爆発が起こった。どうやら藤田たちが痺れを切らして、特攻してきたみたいだ。脳筋に謎解きは無理だったか。

篤はこの騒ぎに乗じて狐を追いかける。途中の雑魚に構っている時間はない!早くしないと逃げられちゃうかも。いそげ~!

奥の屋敷でやっと追いついた。蛇や鬼は篤の顔を見てあの銀杏炎上の夜を思い出したみたいだったけど、狐はあまりピンときていないみたいだ。それもそのはず、どうやら狐は代替わりしたらしい。こいつは初代狐ではないみたいだった。また毒を食らってしまい、殺られる!と思ったらお雪が助けに来てくれた。

一瞬気を失って、次に目を覚ましたらお雪に抱えられて花畑から逃げていた。狐には逃げられてしまったらしい。篤はまた毒で幻覚を見ている……。道中、九尾組が襲ってくるがお雪が退けてくれる。毒の幻覚か、お雪の姿が狐になっている。

幻覚の中で母の姿を見る。やっとの思いで母のもとにたどり着き、抱きしめようとすると過去の記憶に意識が飛ばされた。

母は斎藤によって首に縄をかけられていた。篤は叫んでいたが、母は死を受け入れているのか、篤を落ち着かせようとしているのか、怯えた素振りは見せなかった。母から一緒に歌えと言われた。こんな状況で歌えるかいと思ったけど、篤も最期を悟ったのか震える声で歌っていた。母との最後の時間、つらすぎる。

母が立たされている台を斎藤が蹴り倒し、母の歌声が聞こえなくなる。縄が軋む音だけが生々しく聞こえてきて、思わず泣きそうになってしまった。きつすぎるって……

次は娘の番だと斎藤が一歩寄るが、狐はなぜか篤の手の縄を切って逃げろと言った。一瞬戸惑ったが、篤は逃げ出した。その声は聞き間違いじゃなく、お雪の声だった。

目が覚めるがまだ身体がうまく動かない。お雪はじっと座って篤の言葉を聞いていた。なにか事情がありそうだけど~……お雪は篤の敵じゃないというが、いまは身体も動かないし混乱して冷静な判断ができない。刀を手に取ろうとするが、倒れ込んでしまう。

お雪は落ち着いたら来るようにと地図を置いて、姿を消していった。

ここから助かる保険ありませんかー!?お雪の悲しそうな顔がつらい。他の六人衆は斎藤への忠義心があったけど、お雪はそうじゃなかったのかな。話がしたいよ。

真偽を見極める

古墓所でお雪は待っていた。篤は刀に手をかけ、今にも斬りかかりそうな雰囲気だ。ちょっと……一旦話し聞かん?わたしはお雪の言い分を聞きたいんだけど……。

篤は狐のせいで母が死んだと言うが、首に縄をかけられたらもう救う方法はなかったのだ。斎藤のことならなんでも知っている、あんたが羊蹄六人衆を殺す手助けがしたいとお雪は言う。それでもまだ憎しみが勝っているのか、篤は刀を抜き、果たし合いが始まってしまった。

お雪を殺すことは斎藤の手助けになるという。お雪の持っている忍の技、毒に抗う方法、確かに魅力的だ。それがあれば対斎藤戦でも戦えるだろう。篤は納得したのか、果たし合いは一旦終わりになった。よかったー!!殺すことにならなくてよかったー!!

お雪は耳澄ましの技を教えてくれた。五感を研ぎ澄ませて存在を感じ取る。敵と味方の区別はまだつかないけど、そこにいるってのが分かるだけでかなり嬉しい。これ欲しかったんだ~!

さらにお雪の秘密も教えてくれた。お雪は昼間は宿屋で三味線を弾き、夜は忍として活動していたようだ。いつ寝てるん?

戦ですべてを失って、斎藤とともに北へ来た。男に紛れて面で素性を隠し、六人衆として生きてきた。銀杏炎上の夜、斎藤を裏切って娘を逃がした罪で腕に烙印を押されたそうだ。その後配下に裏切られ、九尾組を追い出され狐の座は代替わりになったということだった。

孤児になって斎藤に引き取られたから北まで来たけど、そもそも嫌だったんかな。本土にいるうちに逃げてしまえば……とも思ったけど、女が一人でってなると大変か……。捕まったら何されるかわからんしな。

お雪の過去を聞いて、篤も思うところがあったみたいだ。すこしだけ態度が軟化しているような気がする。

翌日、忍の訓練のつづき。煙玉を貰った!!これで見つかっても相手の視界を封じて暗殺が出来るようになった。やったー!これ欲しかったんだー!!ありがとう!!

最後の訓練、それはあの厄介な毒に抗う方法。鳥兜の毒を燃やして周囲に満たした中で、お預けになっていた果たし合いをすることになった。お雪の提案だ。死んじゃわないでほしい……と思いながら必死で戦うと、また母の幻覚を見た。篤は毒を克服したのか、すっと視界が晴れた。もう戦う気はないようだ。

狐への恨みはずっと消えないが、宿の娘への恨みはいつか消えるかもな。そう言った篤は腰の布を持ち、狐の文字を消した。

よかったー!!本当に良かったー!!お雪が死んでしまうんじゃないかと、ずっとヒヤヒヤしていた。怖かった。

狐の文字は消したけど、二代目狐はまだ生きている。彼を殺さないと、斎藤の力は弱まらない。花畑は燃やされたし、手掛かりはなくなってしまった。そこで初心に戻り、赤鶴屋へ帰ってみることにした。なにか見逃している手がかりがあるかもしれない。

狐の末路

赤鶴屋に戻ると、とんでもないことになっていた。中に入る前から、なんか障子破れてね?とは思っていたけど、まさかこんな惨状になっているとは。侍や宿の人が吊るされている。血が飛び散っているし、照明やのれんもめちゃくちゃだ。

宿に配置された隠し部屋に子供が隠れていた。九尾組の情報を聞くと、着物が濡れていて茉莉のような花の香りがしたと言っていた。お雪によると滝のそばに椿の咲く場所があるという。想像つかないんだけど茉莉と椿は香りが似ているらしい。そうなの?

滝へ向かう途中、二代目狐……道順(どうじゅん)についての話を聞く。道順はお雪が拾ったらしい。身を守る技だけを教えるつもりが、もっともっととせがまれて色々教えてしまったのだそうだ。そのうち斎藤が九尾組の視察に来て、二人は出会ってしまった。

宿で働いているお雪を襲わなかったのは何故かと疑問を投げると、彼は頭脳派らしい。鬼のように力でねじ伏せるというのは向いてないということだ。宿には侍がたくさんいたもんな。

道順がいるであろう九尾組の根城、入口を開けたらめちゃくちゃ爆音で扉が開いたので、敵は私達が来たことに気付いて待ち伏せをしているようだった。敵がいっぱい居る~!

でっかい日本地図もあった。北は蝦夷地、南は長崎まで印がついている。どうやら斎藤は忍衆を各地に忍ばせて裏から支配しようとしていたっぽい?お雪が狐だったときはなんとか計画を先延ばしにしていたが、道順は言われたことをしっかりやるタイプみたい。夏休みの宿題とかちゃんとやるんだろうな。

斎藤への文も見つけた。なんと前作、ゴーストオブツシマの主人公だった仁さんのことが書いてある!!蒙古襲来の折に活躍したのは忍の祖たる一人の男!その男が用いた鳥兜の毒!おいおい仁さん、境井家の侍だったのがいつのまにか忍の祖にされてる!!

物語に関連はないけど、こうやって前作の登場人物がちょろっと話題に出てくるのって嬉しいな。

最後の扉を開ける前、篤はお雪に迷いは捨てろと言った。たしかに、お雪にとって道順は、裏切られたとはいえ幼い頃に拾って手を掛けて育てた我が子と言っても過言でない人物だ。最後に対話を試みたり、かばって死んだりするかもしれない。絶対にやめてくれ。

道順との会話シーン、かなり篤が格好良くてしびれた。雪は主に背かんぞ、という動揺を誘う言葉に、「すでに背いたぜ」と返すここ!!篤、かなり男気あってめちゃくちゃ好きだ。

雑魚がまわりにわらわらと集ってきたが、そっちはお雪に任せて狐と篤が戦う。こいつ、お雪のもとで育っただけあっていろんな技使ってきて結構うざかった。煙玉で姿をくらましたり、鎖鎌で攻撃してきたかと思ったら苦無を投げてきたり。苦戦しながらなんとか戦っていたら、急に逃げ出したので虚を突かれた。

お雪とともに追いかけ、こんどは二対一。形勢逆転だ。狐は篤に毒入り苦無を投げたが、もうその毒は克服している。効くかよォ!!

二対一の戦闘、こちらが有利かと思っていた。しかしターゲットはこちらを向いているのに、お雪が不意に攻撃してくれるおかげで攻撃タイミングがずれたりして、これはこれでやりにくかった。いや助かってもいたけど、気が散ってしまってな……。

なんとか狐にとどめを刺すことが出来た。よかった、お雪が死ななくて……。やったか!?と思った瞬間、最後のあがきで殺しに来たりとかいう展開もあるもんな……。

狐を倒し、一息ついたふたりは篤の生家で落ち合うことを約束した。そういえば十兵衛とも約束していたので、そろそろ話が進むのかな。あれから何度か家に帰ってるけど、十兵衛と会えてないんだよな。

一方その頃、古賀砦

篤が鬼に続いて狐も狩ったこと、もう六人衆の耳に届いていた。噂ってのは広まるのが早いわね。相手は怨霊と呼ばれているらしいと蜘蛛が楽しそうに話すと、斎藤はふざけたことを抜かすなと怒った。そんなのはただの噂で、怨霊など敵ではないと。斎藤たちの敵はあくまで松前ということらしい。

さいごに

かなり長くなってしまった……。実は狐のストーリー展開、ちょっと先に見てしまって進めるの嫌だな~~~!!!という気持ちになっていた。その間に蝦夷地を駆け巡り、アイヌの品やら収集品やらを集めて回っていた。これはどこぞで手に入れたキモいカブトムシの面。

つづく

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