天塩ヶ丘にある敵の拠点や困っている村人を助けたりして、マップ上ではかなり平和になってきたように見える。しかし狐を狩らないと真の平和は訪れない。狐、龍に蜘蛛、そして斎藤を倒すために新しい武器を手に入れよう。今回は鎖鎌の師匠に会いに行くぞ!
前回の記事はこちら。

鎖鎌の教え

鎖鎌の達人が住むという梟山には、木彫りが沢山飾ってあった。山の名前通り、ふくろうと熊を模した木彫りばっかりだ。山を登っていくと九尾組が誰かを探している。老人が飛び出てきて九尾組と戦っていたので加勢すると、なんと九尾組に間違われた。おい!よく見ろ!
榎本(えのもと)という名の老人こそ、鎖鎌の師匠だ。篤が刀を振るう理由を利かれたので教えると、鎖鎌の稽古をつけてもらえることになった。厳しそうな見た目してるけどどんな訓練になるんだろう……。
榎本師匠いわく、鎖鎌は梟と熊の長所を併せ持つ武器だという。それで木彫りがたくさんあるのか。これもしかしておじいちゃんが彫ったの?榎本師匠がせっせと木彫りを作っているのを想像すると、なんだかじんわり和むな。
基本的な操作を教えてもらっていたら、お約束にもなってきた実践訓練だ。鎖鎌は盾を持つ相手に強いらしい。盾、厄介だと思ってたんだ~!鎖鎌で相手すると良いのか。盾には鎖鎌、刀には刀と使い分けて戦っていく。九尾組には鎖鎌を使う相手もいるけど、その場合は刀で相手するのが良いのかな。鎌だし槍のほうが相性がいい?

九尾組との実践訓練を終え、一息つく。九尾組の中に榎本のことを爺と呼ぶやつが居たが、知り合いかと訊くと、孫だという。孫が九尾組にいるの!?!??しかも命を狙われているの!?!??壮絶な人生かよ。
榎本師匠の孫は怒りで我を忘れているという。榎本師匠を殺せば古傷が癒えると思っているようだ。なんだか大変なことになっているな……。孫になにがあったのか知らないけど、命を狙うほど怒り狂ってるって相当だよ。
そんな話をしているうちに雪がどんどん酷くなり、寒さも増してきた。訓練の続きはまた明日かな……と思っていたら、このまま続行するらしい。えっ!?外は吹雪ですよ!おじいちゃん!家に居たほうが良いって!
篤もたまらず弱音を吐く。この寒さでは武器をうまく握れないと。しかし榎本師匠は、この地で戦うならここでの生き方を学べと言ってくる。辞める気はなさそうだ。「斎藤はこれしきの寒さで震えるのか」「今まさに斎藤に出会っても洞で茶を飲むのか」と言われてしまった。

た、たしかに、常に自分に有利な状況で戦えるとは限らない。吹雪かもしれないし、大雨かもしれない。きのこにあたって腹を壊している最中かもしれない。どんなにコンディションが悪くても、やるしかないのだ。
鎖鎌を藁人形に当てて壊すという修行をやってみるが身体がうまく動かない。榎本師匠に助言を求めると、身体の内側に力の根源があるという。理解するために、山から降りてくる水が溜まっている池に入れと言われた。正気か?

し、死ぬーッ!!!!修行で死ぬーッ!!!!流石に服のまま行くのかと思ったら全裸で!夜中に!氷水の中に!

思ってる場合か!!あったかい風呂に入りたい以外思えないよ!
しかし篤は耐えた。すごいパワーだ。斎藤を殺すためにはこんな場所でくたばるわけには行かない。寒さの中でも武器を扱う力を会得し、無事に藁人形を壊すことが出来た。
さいごは榎本師匠との実践訓練だ。盾を持つ榎本師匠に対して教えてもらった技で応戦する。相手の盾を破壊して、戦いやすくするんだね。じいちゃん、理解したよ……!すべてを……!

一通りの修行が終わり、熱い茶を飲む。あんな修行の後では、格別のうまさだろうな。
九尾組にいるという榎本師匠の孫についての話をする。彼の母親が理不尽に殺され、孫は仇討ちがしたいと榎本師匠に弟子入りを希望したそうだ。しかし榎本師匠に断られ、怒りと悲しみは増していき、やがて全てを憎むようになってしまったのだという。そして九尾組に加入することになったそうだ。どういうこと?仇討ちしたかった相手のために働いちゃってんの?

榎本師匠に教えてもらった九尾組の拠点から村人を救い出したらまた来よう。今度は奥義を教えてもらえるはず。
鎖鎌の奥義

占拠されていた鍛冶場を取り戻し、敵の拠点を潰してまわる。ついでに何箇所か地蔵に参ってきて、いくつか技を強化できた。鎖鎌けっこうおもろいかも。相手と距離取って戦えるのが良い。大太刀より取り回しが良いし、気に入りました!!
榎本師匠に報告しに行くと、さっそく奥義を教えてくれた。

例に漏れずわかりやすい掛け軸を用意してくれて助かる。△と◯ボタン同時押しで奥義発動だ。奥義の扱いを心得た篤、相変わらず覚えが早い。榎本師匠は、いままでずっと目を背けていた孫との関係に終止符を打つと決めたようだ。
榎本師匠の庵から見える山の麓に、人をさらうにはうってつけの立地がある。人目につきにくく、九尾組が通る道だ。そこで疲れた旅人のふりをして九尾組を誘き出すのだという。篤は隠れて機を待つ。シズカニ……ミツカラナイヨウニ……
まんまと寄ってきた雑魚を倒すと、満を持して本命の登場!!榎本師匠の孫が何人かの手下を引き連れてやってきた。

榎本師匠は孫を斬りたくないと言ってたが、仲直りは出来なさそうだ。結局戦闘になってしまい、手下は死に、孫も重傷を負った。倒れ込み、榎本師匠と最後の言葉を交わす。達者で生きろという孫は、死に際に祖父を許せたのだろうか。
篤の潜入捜査

鎖鎌もつかえるようになったし、お雪のもとへ戻ろう。そういえば手に入れた九尾組の暗号解読書をまだ見せていなかった。赤鶴屋に戻り、お雪に話しかける。天塩ヶ丘について早々襲撃を受け、隠れ家に連れて行かれそうになった時のこと。人を誘拐しているという噂は本当っぽいし、九尾組は人を集めて何を企んでいるんだろうか。
この宿に泊まっている物頭の藤田の部屋を覗ける隠し部屋があるとお雪は言う。もともとの宿の持ち主が山師で、商売敵の情報を得るために使っていたそうだ。その隠し部屋を利用して、松前どもが得ている情報を手に入れよう。

隠し部屋からは藤田の部屋が丸見えだった。あちらからも見えてしまうのではと思うくらいには丸見え。しかし見ようとしなければ見えないのかもしれない。
藤田が部下と話している内容を盗み聞くと、長助(ちょうすけ)という男が松前の回し者らしい。他に得られる情報がないか、お雪が藤田の気を引いている間に部屋に入って探し回ることになった。
部屋にはいくつも文が散らばっている。「違令の罪により追放」という文書を発見した。どうやら藤田は左遷されて来たらしい。ぷぷ……何やらかしたの?他にも女を複数人囲っているような文書があったりした。色ボケジジイの異名は伊達じゃないな。私が勝手につけてるだけだけど……。
長助は中島家という酒処にいるらしい。九尾組の暗号についても報告が上がっていたが、松前侍どもには読み解けなかったらしい。お侍様は刀を振るう身体は強いが頭が弱いようだな。そのおかげでこちらが今のところ優位に立てているのだけども。

中島屋に到着し、刀を隠して三味線弾きの振りをする。町娘の格好もなかなか似合ってる。この装備欲しいな~。ゴーストオブシリーズってお洒落装備とか重ね着用装備ないよね。お洒落してる場合じゃないのはわかるけども!可愛い着物とかさあ!
一階の客間で三味線を披露しながら、客の会話に耳を澄ます。長助は博打をするらしい、朝から二階にいるらしい……。松前の回し者なら、ただ酒には目がないはずだ。お雪が酒に混ぜ物をして出せと言うので、言われたとおりにしてみる。
酒を飲んだ瞬間、なんとも言えない顔をした長助は外へ飛び出していく。後を追いかけ、腹を下して苦しんでいる長助に九尾組の印について知っていることを聞くと、染屋で見たと言っていた。なんだ、もっと詳しい情報が得られると思ったのにそれだけか……。そこなら既に見たしな……。
染屋の様子がおかしいとも言っていた。店は閉まってるし、贔屓の客の相手もしないらしい。確かに前回寄ったときも様子がおかしかったな。店内に九尾組の印もあったし、あの謎解きを解けば先に進めるんだろう。町娘の格好から解き放たれた篤とお雪は馬を走らせ、染屋に向かう。

店に向かったが誰も居ない。こないだまで女主人が居たはずなんだけど、どこに行ったんだろう。ここで店内の謎解きが動かせるようになっていたので、印に従って蓋を動かすと地下に洞窟が広がっていた。ここを隠れ家にしていたのか。出入りしているところを見られたくないから店を閉めさせていたんだな。姑息な野郎どもだぜ。
地下道を進むと牢に主人とその家族と思われる人が捕らわれていた。敵を倒して牢から出してやると、脅されていたのだと教えてくれた。可哀想に、子供もすっかり怯えていた。もう大丈夫よ。わたしが来た。
道の先には牢がたくさんあり、中には村人の死体が転がっていた。皆同じように苦しんで死んだようで、なにかの実験をしていたように見えた。一番奥の部屋ではからくり箱を拾った。敵の拠点や社から拾えるものとはちょっと違う、狐の豪華な装飾のものだ。

染屋に戻るとお雪が三味線を弾いている。染屋家族はその三味線を聴いて、傷付いた心を癒やしているようだ。篤も隣りに座り、家族の穏やかな表情を見ながら三味線の音色に耳を傾ける。過去の記憶が蘇る……。思い出すのは斎藤が母を殺すシーンばかりだ。

狐はあのとき逃げろと言った。なぜ?……というか、一瞬だけ聞こえたこの狐の声って、あの、もしかして……
そこでお雪に話しかけられ、記憶から現実に引き戻される。嫌な予感がするな~!?もしかしてこの予感が正しければすごく嫌な展開になるんじゃないかな~!?
染屋から出た二人は、隠れ家で見つけたからくり箱について話す。お雪は母親が同じようなからくり箱を持っていたと話してくれて、狐のからくり箱も開け方を教えてくれた。

中に入っていたのは、毒に関する情報だった。薬草の種類、花畑の場所。少しずつだけど、前に進んでいる気がする。つぎは花畑の場所を調べに行こう。
さいごに

黒染屋が使えるようになったのでラインナップを覗いてみる。怨霊の袴、ちょくちょくストーリー進行で強化されているんだけど使ったことがない。でも黒染格好良い~!黒い毛皮って高級感あって素敵ね。あったかそうだし……。狐のストーリーもかなり気になるので、ここまで来たらどんどん進めていこう!
つづく