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【アサクリシャドウズ】日ノ本で生きる 39 日目 – 安土城で過ごした日々、伊賀襲撃までの回想編

流石に寄り道しすぎたのでそろそろ百鬼衆倒しに行くか……。もうサブクエもほとんど潰してしまって、あとは地蔵や取りこぼしてる宝箱を見つけに行くくらいしか残っていない。残る百鬼衆は狐面を付けた人物。一体誰なんだろう。

前回の記事はこちら。

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目次

帰ってきた弥助

弥助で安土城に入ると、侍たちが弥助の姿を見て安土を取り戻しに来たのか?と噂していた。しかし明智の軍勢にそんな事を話しているのが聞かれたら大変なことになるらしく、声を落とせともう一人の侍に言われていた。安土に残っている者の中で、明智にいい印象を持っている人は少ないみたいだ。

弥助いわく、安土城も以前とは雰囲気が違うらしい。活気がないという感じだろうか。夜だからかと思っていたけど……どうやらそういうことじゃないらしい。天守へ近付くと、丹羽長秀(にわ ながひで)という人が親しげに話しかけてきた。

頭が眩しい。弥助は、家康様のように信頼の置ける信長様の味方を探すために戻ったと話した。あるいは、森蘭丸殿が本能寺から安土に戻ってきていないかと思っているらしい。森蘭丸、確かにあれから音沙汰がない。逃げろと信長は言っていたけど、ちゃんと逃げられたんだろうか。

長秀殿は、会わせてやろうと言って天守の中へ入っていった。それを追おうと思ったら弥助が入口に立ててある旗を見て、過去を思い出し始めた。森蘭丸はー!?

城へ来た頃

天正九年、秋。上泉先生のところで稽古をしていたのが昔のことのように感じる。城番に連れられて、弥助が安土城にやってきた。迎え入れてくれたのは森蘭丸だった。城内では子供たちが、あの夜の果たし合いごっこをして遊んでいた。なんだか照れるな……。

天守の中へ入ると、使用人たちが軽い文句を言いながら湯を準備していた。どうやら信長は、天守でお風呂に入るらしい。普通は御殿に湯殿を置くらしい。そういうもんなのか……。そんな話を流し聞きつつ、どんどん上階に上がっていく。

上の階には、織田信長コレクションが飾られていた。考え事をするときに眺める絵、各地から取り寄せた珍しい品々、信長の命を奪いかけた鉄砲……。あ、これ、勝姫の師匠のやつじゃん。和邇の顎……だっけ?なんか大層な名前をつけられていたはず。

一通り見終わって、いざ信長にお目通りだ。ふすまを勢いよく開けると、信長はお風呂に入っていた。セクシーシーンだ!

信長は弥助を歓迎し、なぜその名前にしたのかと訊いた。弥助は子供に聞いた弥助という者の話をし、自分も人の心に残る武士になりたいと、名前をもらったと答えた。そういえばそんな理由だったな。あの子供はまだ元気にしているだろうか。

信長は、弥助には自分の家臣や味方たちに無いものを持っていると評価しているようだった。気になるのは、弥助がこの地へ訪れたときに一緒にいたイエズス会たちのことらしい。一員じゃないにしても、内実を心得ていると。

信長は湯から出て、家臣たちに着替えさせてもらい、弥助とともに外が見える場所へ出る。弥助のかつての主、ヴァリニャーノを憎んでいるのは何故なのかと問う。あいつらの本性は?奴らの行いは自分のためか、神のためか?

謎の選択肢が出た。強欲だと答えるか、常軌を逸していると答えるか。よくわからなかったので、強欲な奴らだと答えておいた。間違ってはないだろう。

やつらはこの世のすべてが自分たちのものだと思っている。あちこちに手を伸ばしては、血に塗れた利を得るのだと。信長は納得したようだった。誰もが勢力を広げ、支配を望むが自分は強奪がしたいのではないと言う。信長の軍勢は戦をもたらすが、のちの安寧の世をなすためだと自信を持って言っていた。まじでその考えだったんだろうな。揺らがないのは主として満点だ。

お互いから学べることが多くありそうだと信長が言った。そういう視点、偉い人が持ってると助かるよな……。異国の人だからこそ、自分にはない視点があると思えるのってすごい。普通は見下したり、耳を貸さなかったりしそうだけど。謙虚さとか、素直さってまじで大事だと思う。見習おう。

鉄砲の訓練と刺客

ある日、信長は家康のもとへ向かい、弥助の鉄砲の腕を見せてもらおうと言い出した。長篠では鉄砲をたくさん使って、武田の騎馬隊に勝ったらしい。圧勝だったが、虚しさを感じたと言う。武田軍とて雑魚ではない。そんな人たちがあっけなく倒れていくのを見るのはたしかに虚しいかもしれない。ゲームで最強 MOD 入れて勝っちゃうみたいな感じかな……。

家康に言われて、弥助も鉄砲を持つ。的当てゲームを楽しんでいたら、急に敵が襲ってきて戦闘になった。安土城に敵襲!?大胆だな。敵は忍の者だった。身元がわかるような手掛かりは何も持っていなくて、ちゃんと管理された刺客のようだった。

軍議

信長は、家臣の将たちを集めて会議を行った。その場には憎き明智光秀もいた。明智ィ……!!しかし信長の家臣らしい羽柴秀吉の姿はなく、明智が文句を言っていた。徳川家康は上様のために動いているのでしょうと羽柴の味方をしていた。

そんな話の最中、信長と弥助が部屋に入ってくる。弥助が信長のそばに座ると、明智が嫌味な顔をして軍議に異人が居ると話が出来ないとぬかす。その口縫い付けてやろうか。信長は、織田家に仕える忠義の侍にして、自分の大事な御伽衆であると一蹴する。

御伽衆(おとぎしゅう、御迦衆)は、室町時代後期から江戸時代初期にかけて、将軍や大名の側近に侍して相手をする職名である。雑談に応じたり、自己の経験談、書物の講釈などをした。

御伽衆 – Wikipedia

明智は不満げだったが、文句を言うなと信長に言われて黙った。へへーん怒られてやんのー!

軍議が始まろうという時、羽柴秀吉がやってきた。おおっ、初めて見るかもしれない。箱を持ってきて、中には丸いものが布に包まれて入っていた。どうやら中身は、別所長治の首らしい。ひぇ……。これで播磨が信長のものになったと秀吉が伝え、信長は満足そうによくやったと褒めた。

信長は、明智に対して秀吉のように頭を使わねばならんぞとアドバイスした。更には弥助のように慎みを持てと言われてしまっていた。ぷぷ……いまどんな気持ちなん?ねぇねぇ~明智~!ぷぷ……!!

くやしいのうwwwくやしいのうwww

信長は、自分の目指す天下統一に近付きつつあると満足気に言っている。残る国主も信長に歯向かう力はなく、降参するか滅びるかといったところらしい。それを聞いて、徳川家康はまだ伊賀に火種が残っていると発言した。

織田信雄(おだ のぶかつ)が気にするなと発言を遮る。自分との戦いで痛手を負ったはずで、織田の力を思い知ったはずだと言う。しかし、実際は天下の織田軍を退かせたことで勢いが増しており、味方を集めているらしい。

信長は自分の息子が阿呆なことをしなければ、どうとでもなる存在だったのにと怒っていた。半端なことをするから厄介事が拗れたと。無能な働き者ってわけか……。自分の味方にそういうやつが居ると困るよな。

徳川家康の密偵によると、先程の襲撃者たちは伊賀の者たちだったらしい。頭目は手首に怪しい刃を携えているとか。伊賀の頭目は百地三太夫だよね。確かに彼も隠し刃を持っていた。

羽柴秀吉は、相手が守りを固める前にこちらから打って出るべきと言った。明智光秀は、攻めるのは賛成だが相手の裏をかく必要があると言った。徳川家康は、いまは耐え、敵の動きを見極めるべきだと言った。織田信雄も発言しようとしたが、信長にお前は黙ってろと怒られてしまった。ぷぷ……。

信長は弥助の意見を聞いた。ここ選択肢あったかな?覚えてないけど、徳川家康の策を支持した。敵の動きを掴むべきだと。それを聞いて明智は文句を言ったが、信長に思案中だから黙れと言われていた。ぷーっぷっぷっぷー!!!!!!

信長の考えがまとまるまで、羽柴秀吉の勝利を祝って宴を開こうと言う話になった。賛成でーす!!かたっくるしい軍議で肩が凝るっつーの。

出立の時

宴の後、信長は明日の朝に伊賀へ向かうと弥助に教えてくれた。物見を送って敵を探らせるそうだ。慎重に行こうと言ってくれた。弥助も、まさか信長が自分の意見を尊重してくれるとは思っておらず、驚いた顔をしていた。

ついに、明日は戦だ。弥助が侍として認められてから、はじめての戦……。もう結末は見て知っているけど、戦が始まるまでの流れがこんな風になっていたとはなぁ。

翌朝、上泉先生をはじめとして沢山の人が見送りに来てくれた。上泉先生……。なんとも言えない顔をしているが、ちょっと嬉しそうに見えるのは気のせいだろうか。弟子が立派になったこと、誇らしく思ってくれていたら嬉しい。

ねね様も来てくれた。なんとそれだけではなく、『勇』と書かれたちいさな書も手渡してくれた。なん……なにこれは……お守りみたいなものだと思えばいいのかな。ありがとうございます。

更には、お市の方まで来てくれた。無事を祈ってくれて、信長様からの贈り物を届けてくれた。なんと馬を貰った!!馬って貸出しじゃないんだ。さすがに信長様付きにもなれば自分の馬がないとって感じなのかな。嬉しい。ありがとう!

城番に兜を渡してもらい、装着する。貰ったばかりの馬に跨がり、上泉先生を振り返る。先生は特に手を降ったりしなかったが、しっかり見送ってくれた。行ってきます、上泉先生。

城の門をくぐるところで、ヴァリニャーノとルイス・フロイスにすれ違った。ヴァリニャーノは厳しい目つきで弥助を見てきたが、ルイス・フロイスは侍になった弥助に敬意を払ってくれた。

門を出ると、すでに他の将が揃っていた。なんかすごく目立つ兜の人いますけど!?織田信長よりも目立って定員ですか!?顔をよく見ると羽柴秀吉っぽい。すごいなぁ……孔雀みたいだ。

戦への意気込みを口にして、伊賀へと向かっていく。覚えてないけど伊賀襲撃のときって秀吉とか他の将もいたのか?信長と弥助だけだと思ってた。

さいごに

ここで回想が終わり。見どころ多すぎてかなり長くなってしまった……。日の出から安土を出て、伊賀の襲撃は夜だったよね。一日歩きっぱなしだったってことなのかな。戦って大変なんだな……。懐かしい顔も見れて嬉しかった。上泉先生、もっと長生きしてほしかったな。

つづく

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