3 人のギャルを引き連れて、世界の平和を脅かす魔王を討伐するべく旅立った勇者いちこ。慣れ親しんだ町を離れ、向かう先で待ち構えていたのは様子の違うスライムだった……!?

前回の記事はこちら。

セクシーまものマスター

前回、スライムにじっと見つめられて何事かと身構えていたら、奥からおじいちゃんがあわてて走ってきた。

どうやらこの世界には、このスライムのように魔性が消えておとなしくなるモンスターがまれにいるとのこと。このおじいちゃんはそういうモンスターを保護している、モンスターじいさんというらしい。

町やダンジョンには大人しくなったモンスターが現れることがあるらしい。そういうモンスターをモンスターじいさんのところに送って保護してやると、バトルロードという場所で戦わせることもできるらしい。

まもの使いのジョブについている仲間は、保護したモンスターの数に応じて特技を覚えることができるとな。やるっきゃないわね!モンスターをゲットして最強のセクシーまもの使いとして名を馳せるしかない。

ということでストーリーを進めながらモンスターを保護していたんだけど、どうやら同じ種族のモンスターを保護すると、バトルロードで戦わせるモンスターが強化されるっぽい?

バトルロードはまだ一回も挑戦してないので、あとでやってみようかな。勝つと商品とかも貰えるみたいだし、やって損はないはず。

ロマリア王からの依頼

気を取り直して、ストーリーのつづき。ロマリアという町へやってきた。ここは大きなお城があって、ステキな噴水があって、町の人達も優しくていい場所だった。犬もいる。

アリアハンの王様からわたしが向かうという連絡がすでに行っていた様子。この世界の人達、電話とかなさそうだけどどうやって連絡取ってるんだろう。魔法かな。そういえばルーラとかあるよね。使者がビューンと飛んできて、用事が済んだたビューンと帰っていくのかな。想像するとちょっと面白い。

さて、王様は、カンダタという人にきんのかんむりを盗まれたので取り戻してほしいと言ってきた。それが出来たらわたしのことを勇者と認めてくれるらしい。勇者であることをこの人に認められる必要ってあるのかな。まぁ……やりますけども……。

城にいた色んな人にも話を聞いてみたら、東や南は敵が強いから、まずは北へ迎えと言われた。北にはカザーブという村があって、その南西にあるシャンパーニの塔という場所にカンダタがいるらしいということがわかった。

お城の人ぜ~んぶ教えてくれるんだから。親切にもほどがある。まずは北のカザーブへ向かってみよう。

ロマリアから出てすぐ北の街道で、兵士たちが集まっていた。カンダタに盗まれたきんのかんむりを取り返すべく、彼らも動いている模様。わたしたちと同じようなルートで向かおうとしてるな……。

兵士長が事情をいろいろ説明してくれた。隣のポルトガという場所との間にある関所が通行禁止になっているらしい。きんのかんむり問題が解決したら通れるようになるのかな。しばらくはこの国での問題を解決するのが優先か。

関所が思ってたより近くにあったので、見に行ってみた。まほうのかぎとか言うのを手に入れないと入れないと言われた。きんのかんむり返してもらったら手に入るのかな。

というか本当に水がきれいすぎる。光の反射の表現マジで良すぎる。この世界で好きな場所に住んでいいよって言われたら水辺に住むことにしようかな。

歩いてたら夜になっちゃった。カザーブの村、のどかで雰囲気良さげかな~って思って探索してたら……

墓場にがいこついて驚いた。横たわっている人はもしかして死……!?と思って話しかけてみたら、寝てるだけだった。こんなとこで寝るな。

がいこつに恐る恐る話しかけてみると、彼は偉大な武闘家だという。噂では素手で熊を倒したことになっているらしいけど、その言い方って事実と異なる場合のやつじゃん!?

村の人に話しかけてみると、知らない場所のことめっちゃ教えてくれる。ま、待って、カザーブの北にあるノアニールの西にエルフが住んでいる?南東にあるアッサラームには夜にしか営業していない店がある?

ちょっと、まだそこまで進んでないから!ちょっとずつ教えてくれる?そういうのはさあ!忘れちゃうからさあ!

一方酒場では、お父さんと過去に話したことのある人がいた。

15 年も前のことを覚えてるって、よっぽど印象に残ってたんだなぁ。お父さん、帰ってきたいと思ってくれてたのか。嬉しいな。会いたかったな。敵側に寝返ったりしてないといいんだけど……。

いざ、カンダタ

情報収集と装備の更新もそこそこに、カンダタがいるというシャンパーニの塔へやってきた。けっこうでかいな。また到着が夜になっちまった……。昼と夜と入れ替えるみたいな魔法ないの?

途中、盗賊らいかがとうぞくのはなという特技を覚えてくれた。今いる場所に宝があと何個あるかが分かるらしい。便利~!

夜の塔探索、暗すぎて無理だったのでフィールドでレベル上げしつつ朝を待つことにした。昼間になると見やすくて良い……!

そしてやっとカンダタとご対面!!

落とし穴で下の階に落とされたりもしたけど、なんとか逃げ出すカンダタに追いついて戦うことに……!!

ウオオーーーッ!!!!!

オリャアーーーッ!!!!!!!

戦闘中のスクショ一枚も撮ってなかった。必死過ぎて……。手下が 3 人いたけど、全員別グループでしんどかった。同じグループであれ。

懲らしめてやったあと、きんのかんむりは返すから見逃してくれと懇願された。わたしの依頼はかんむりを取り返す事だから、見逃してやろう。強くなって再びこのセクシー勇者いちこの前に現れるもよし、恩を返しに来るもよし。今後が楽しみじゃ!ワッハッハ!

兵士たちもやっとたどり着いたけど、カンダタには逃げられてしまっていた。あと一歩遅かったね。

きんのかんむりは自分の手で王様に返すがよいと言われ、関所の話になったがやはりまほうのかぎを手に入れないと先に進めないらしい。

お礼に貰えるのかと思ったら、それは南の砂漠のピラミッドに祀られているらしい。今度はそっちへ行くのね。とりあえずかんむりは取り戻したし、王様に返しに行こう。

王からの褒美は王座!?

王様にかんむりを返すと、なんか国王の座を譲ってくれるという話になった。はぁ~?何を言っている?

いや……いいです……と断ったら、なんかめっちゃ食い下がってくる。王になるチャンスは今だけだよ?いいの?みたいなことを言われた。ええ……じゃあ……なろっかな……王ってやつ……。

いや本当に王になるとは思わんじゃん……!?服も変わっちゃって!?みんな歓迎ムードなのなんで!?おかしいのはわたし!?

大臣はなんか慣れた感じで、旅に戻りたかったらバトルロードにいる王を探してみてねと言ってきた。なんだ?この国……こわ……。

それはそれとして、女王になったからには行くべき場所がある。

こら―!開けなさーい!女王ぞ!我、女王ぞー!!

宝物庫も開けなさーい!!女王ぞー!!そこに宝があるのは分かっている!!観念して開けなさーい!!

鍵一つ開けられない女王の身分なんてもういらぬ……。

辞めさせてもらうわ!!女王、満を持して退位!!

やっと勇者に戻れた……。大臣も、5 回くらい王様をやらされているらしい。だからあんなに落ち着いていたのね……。最初にだれかが王にさせられたとき、どういう感じだったんだろう。もうこの国王の提案にはぜったいに乗らないぞ。

さいごに

時系列が前後しちゃうんだけど、カザーブついてすぐに北の方歩いてたらメチャクチャ敵が強くなっててこわかった。1 撃 45 ダメージやばすぎる。一瞬でゆずじんが死にそうになってしまった。次はまほうのかぎを探しに行く前に、北の村へ行こうかな。

つづく

この記事を書いた人

Ichico

ゲームが好き。熱しやすく冷めやすい、くだらない事で笑ってしまうタイプ。精神年齢が 5 歳。